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2021年10月 7日 (木)

野幌駅

 今日は久しぶりにJRに乗ってお隣の江別市へ。野幌駅で下車して付近をうろついてきた。もちろん目的は三角点なのでそれはまた後ほど。
 札幌から近いのに野幌駅に下車したのはなんと初めてだ。近年住宅地が増え、商業施設なども多く、江別市の事実上の中心はこちらに移っているかのようだ。JRの乗車人員(約6400)も江別(約3600)より2倍近く多い。駅付近は高架化され、高架駅が2011年に開業、北口、南口ともきれいに整備されている。駅に降り立ってみると想像以上にりっぱできれいなのに驚いた。若々しいこれからの街というイメージで、江別市の軸足がこちらへ移りつつあるというのもうなずける。駅の正面は古くからの街でバスも発着する北口だが、今回は南口をメインに歩いてみた。

 野幌といえば、その昔はここから栗山を経て夕張本町までをつなぐ夕張鉄道の起点だった。その夕張鉄道が廃止になってもう50年近くになるが、廃止後もしばらく函館本線の車窓から野幌を出てすぐの右手に夕鉄時代の腕木式信号機が立っているのが見えたものだ。そのシンボルともいうべき信号機が現在は旧線路跡を道路化したきらら街道沿いに移設して保存されている。そしてこの近辺に見るべきものがもうひとつ。野幌駅から北東にすすみそのきらら街道の分岐点のところに何やらブルーシートに覆われた怪しげな物体が線路に乗っている。Googleマップには雄別炭鉱茂尻鉱業所102号機と書かれている。夕鉄ではなく雄鉄の蒸機がなんでこんなところにあるのだろう。移設されてからずっとシートで覆われたままらしいが、貴重な保存車両だろうしきちんと展示するなりしてほしいと思うけど。

 

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高架下の近代的な改札口

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バスが発着する駅北口の威容

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特産のレンガのモニュメント(北口)

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駅南口、大時計下が南北連絡通路

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きらら街道(旧夕張鉄道跡)沿いの腕木式信号機

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同上説明板

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きらら街道分岐にある謎の保存機
(旧雄別炭鉱茂尻鉱業所102号機という)

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