高知横断特急
JR四国と土佐くろしお鉄道がタイアップしての特別列車「新型特急2700系で行く高知横断特急」が運行されるというニュース。ツアーなので2日間だけの運行で、コースは初日が土佐くろしお鉄道の東端奈半利をスタートして後免からJR土讃線にはいり、高知を経て窪川に達し、そこからまた土佐くろしお鉄道で中村を通って西端の宿毛に至り、翌日がその逆コースとなっている。2700系3両編成を使い、両日とも始発駅を10時台に発車して到着が16時台と所要約6時間だ。四国は小さいけど高知は東西に長いから、それを横断するとなるとなかなか乗りでがあっておもしろそうだ。といいたいところだけれど、奈半利から宿毛までは実は営業キロで191.8キロしかない。四国はほんとに小さいので、北海道の感覚で地図を見ると判断を誤る。とても6時間かかる距離ではないので、ツアーでもあるし途中でいろいろなイベントをやるようだ。
と書いていて思い出したけど、ぼくは一昨年の四国別格めぐりのときに、ほぼ同じルートを1日で走破したことがあった。あのときは、徳島県の阿南を朝出発してJR牟岐線で鯖瀬に途中下車したあと、海部から阿佐海岸鉄道で甲浦、そこからバスで室戸岬をまわって奈半利を過ぎて安芸まで乗って、そこから土佐くろしお鉄道で後免経由高知、JRに乗換えて土讃線で須崎にちょっと寄って窪川まで。そこからは予土線で宇和島に夜到着、という徳島県から高知県を横断して愛媛県に至るルートだった。安芸~窪川間が今回のツアーと重なっている部分だ。あの日はたしかにずいぶん乗ったなあという感想だった。それよりかなり短いし、乗り換えなしで乗っていればいいのだから、6時間とはいえツアーなら楽なもんだろう。ニュース記事によれば片道利用だと四国各地発で日帰りできるのでそっちはもう満席で、往復を乗る1泊2日コースはまだ余席があるとのこと。さすがに同じコースの往復はしんどいかもね。
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