新型ラッセル気動車導入
数日前のJR北海道ニュースリリースに載っていた記事。社長会見の内容にあったことで、新型除雪車両キヤ291型ラッセル気動車をこの冬石北線に導入するという話。へえ、そういえば事業計画にそんなことがあったような気もする。現在使用しているDE15形機関車12両が老朽化しているので、その置き換えとのことだ。たしかにDE15は車齢40年を越えているから更新が必要なんだろう。それが機関車じゃなくてキヤだから事業用気動車になるのか。
といわれて思い出した。そういえば3年前に仕事で大阪に行ったときについでに城崎まで足を延ばしたことがあった。そのときにたしか豊岡で見なれない細長い箱型のディーゼル車両を目撃して、なんだろうと調べてみたらキヤ143という除雪気動車だとわかった。北陸や山陰などJR西の豪雪地帯に投入されているものだ。今回のキヤ291も写真を見るとちょうどあんな感じだ。国鉄分割で貨物列車は別会社になり、ブルトレをはじめ客車列車も姿を消してしまったので、機関車の必要性はほとんどなくなっているし、気動車登録したほうが取り回しが便利なのだろう。
今回は1両なので試験導入ということだろうが、今後どれくらい増備されるのだろう。資料によればDE15の運転区間は長万部~旭川~稚内・北見だけど、函館山線は今後経営分離が決まっているから、残るは稚内・北見方面だけだ。そっちの先行きがどうなるか次第ということか。しかし石北線はお客を乗せる特急気動車は一向に更新されず、一番ポンコツなのに除雪車は真っ先に新車投入なんだ。なんだかな。
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