七冠八起では
今年の最優秀創作四字熟語は「七菌八起」に決まったそうだ。と言われてなんのことだかわからなかった。七転八起のもじりだということはわかるけれど、しちきんばっき、てなんだろう。そうではなく、ななころなやおき、と読むのだそうだ。何度コロナの波がきても負けずに起き上がる、という意味なのだ。フリガナ振ってよ、読めないよ。
しかし。ななころびをななころなと読み替えるセンスはさておくとしても、そこに「菌」を当てるかい。もう絶望しかない。コロナ(ウイルス)が菌でないのはコロナが人でないのと同じようなものだ。応募した人はともかく、選んだ審査員は誰も違和感を感じなかったのだろうか。教育的にもきわめてよろしくないと思うがな。コロナは冠だから、せめて「七冠八起」にすりゃいいのに。字面もいいし韻も踏んでいる。
菌で思い出したけど、先日発表になった今年の漢字というのもあって、それはまた「金」になった。前に書いたようにオリンピックの年はいつも金だ。よほど金メダルが好きな人が多いと見える。メダルに届かなくても健闘した選手はいっぱいいるのだし、こちらもせめて「輪」にしてはどうかね。
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