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2022年1月

2022年1月31日 (月)

2022.1月の総括

 1月の総括。もう雪の話しか書くことがない。コロナも困るけどとにかくこの雪をどうにかしてほしい。

 今朝9時時点のあいの里観測点の積雪深は121 cmで、平均値(60 cm)、昨年値(61 cm)のほぼ2倍。累計降雪量は368 cmで、平均値(308 cm)、昨年値(319 cm)を大きく超えている。なんといっても1月中に250センチ以上降っている。1月の札幌の降雪量は昨日は11年ぶりの多さといっていたのに、今日は14年ぶりに更新された。今日日中もどかどか降っていたし、どっちみち明日にならないと公式記録は出ないのだが。

 ところで、昨年から積雪期はまったく外を走っていない。夏はマスクなしでも人との距離がとれるが、冬は公園は走れないし歩道は極端に狭くなるのでどうしても歩行者と接近してしまう。さりとてマスクすると眼鏡が曇って滑りやすい雪道は危険だ。なので走行距離はすべてエアロバイクを漕いだカロリーから換算したものだ。だいたい1日45分で4 kmくらいの計算になる。走行距離が減ったのにエクササイズが増えたのは、連日の雪かきのたまものだ。雪のメリット、まあなあ...。


 1月の記録 (12月比)
  エクササイズ日数 30 (+2)
  走行距離 (換算km) 124.3 (-15.2)
  総エクササイズ (Ex) 178.9 (+17.9)
  体重 (kg) 67.2(+0.2)
  体脂肪率 (%) 16.8 (+0.5)

 

220131 
定点観測(家の裏)

 

2022年1月29日 (土)

アイスキャンドル2022

 今夜は毎年恒例の町内会のアイスキャンドルナイト。
 昨日、今日と気温が低かったので透明できれいな氷ができた。しかし昨年の記事写真と比べてみると、今年の雪の多さがわかる。もう雪洞というくらいだが、これくらい雪が積もっていたほうがアイスキャンドルも映えるというものだ。

 今日のブログのネタは何かないかなとさがしたが、北海道の新型コロナ陽性者数3002人と初の3000人超え、JR根室線富良野~新得間バス転換に沿線自治体同意、陸上女子短距離の日本記録保持者福島千里さん引退表明、などなど明るいニュースがまるでない。それぞれ言いたいことはあるけれど、今夜はささやかにキャンドルを灯していくらかでも世の中が明るくなるように祈るとしよう。

 

220129 
せめてもの明るさを

2022年1月28日 (金)

試験監督受難

 う~ん、しかしこれは全国の試験監督を震撼させる事件だな。
 一部で天候の影響があったものの、大きな混乱もなく無事に終わったと思われていた共通テスト。世界史の問題の画像が試験中に複数の大学生に解答依頼で送られていたというからびっくり。画像の角度や解像度などから、発覚しにくいスマートグラスなどのウエアラブル端末では、すわ組織的犯行か、などと憶測を呼んでいたが、わかってみれば単独犯で、単に上着の袖の下からスマホで撮った動画から静止画を切り出して送信していたのだという。

 となるとこんどは、撮影だけならともかくこれら一連の動作を試験時間内に行って、なんで見つからなかったのだろう、という疑問がわく。試験監督は何をしていたのかと。いやいや、それほど簡単な話ではないんだなこれは。試験会場や座席配置にもよるけれど、試験監督は何でも見えるかというとそんなことはない。受験生が顔を伏せて屈みこむように机に向かっていたら、手元なんかほとんど見えやしない。ただでさえ集中を乱すとかいって机間巡視を制限されているのに、近づいて手元をのぞき込むわけにもいかない。

 あやしいと思っても個別注意はできないことになっていて、全体に向けて注意喚起をすることしかできない。よほど物証とか自信をもって現行犯と確定できないと、個別に摘発するのは難しいだろう。なにより勇気がいる。今回、容疑者が名乗り出たことで試験会場が特定されるから、当然そこの試験監督が事情聴取されるのだろうな。もう気の毒としか思えない。別にさぼっていたわけではないだろうに。まさか懲戒処分なんてことはないだろうけれど、寛大な処置をお願いしたい。

 ぼくも現役時代は何度も試験監督をやったが、あれほどいやなものはない。何より緊張するし、無事に終わってあたりまえ、何か問題が起きたら大変だ。分厚い事例集なんて渡されたって覚えきれるものではないし、とっさの対応を迫られることもある。たいていは何事もなく終わるけれど、何回か試験時間内に問題が起きたこともある。今思い出してもぞっとする。ほんと受験するほうがよほど楽だと思った。試験監督に駆り出される全国の先生方、本当にごくろうさまです。

 

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問題の画像(東大生提供)(読売新聞

 

2022年1月26日 (水)

ヨーロッパトラムの旅

 最近はまっているのがNHKの「ヨーロッパトラムの旅」。ヨーロッパの各都市のトラムの車窓風景をただひたすら流し続けるだけの1時間番組だ。本来はBS8K放送なのだが、地上波の深夜(というか未明)帯にも再放送(?)があり、ぼくはそっちを録画しておいて、冬季の日課のエアロバイクを漕ぎながらぼーっと見ている。なによりその大部分が前面展望なのがうれしい。線路が交差点ごとに分岐しまた合流し、ときに狭いところでは単線になって通り抜け、ロータリーでは一方通行の単線になって周回し、車庫への引き込み線が分岐していき、見ていてほんとに飽きない。最小限のテロップだけでよけいなナレーションがはいらないのもいい。

 それにしても、アムステルダム、ソフィア、ヘルシンキ、ベルリン、プラハ、ウイーン、ベオグラードなどなど、収録されている多くの都市でトラムが現役でバリバリ活躍しているのがうらやましい。日本も昔は東京、京都をはじめ多くの大都市で路面電車が走っていたものだが、そのほとんどは廃止されてしまって、今では広島、長崎、松山といった地方都市でわずかに気を吐いているのみだ。ヨーロッパの町でけっして広いとはいえない旧市街の通りを車と共存してトラムが走り、お客さんがたくさん乗り降りしているのをみると、うらやましい気がしてならない。衰退していったことにはいろいろ理由はあるだろうが、なんで日本では同じことができなかったのだろう。

 

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チェコ・プラハ編より(FRIDAY DIGITAL

 

2022年1月24日 (月)

恐怖の広告

 エミレーツ航空の新動画広告の紹介記事。「世界一の高さ(828m)をもつ建物『ブルジュ・ハリファ』に頂上に立つエミレーツのCAのすぐ近くを、総2階建ての超大型機『エアバスA380』が飛び回る」。なんとCGではなく実写で、プロの女性スタントマンがCA役を務めているそうだ。

 ぼくはかなりの高所恐怖症で、こういうのは写真を見るだけで背筋が凍る。こういうことができる人は神経のどこかに欠陥があるのではないかとすら思う。

 それで思い出すのは、赤瀬川原平の「超芸術トマソン」にある「馬鹿と紙一重の冒険」、あの高い煙突のてっぺんに立つやつだ。あれは超絶恐い。ぼくにはどんな怪談より恐い。蔵書を一括処分したときも祟りが恐ろしくて捨てられなかったので、まだ手元にある。

 この動画もそれに匹敵するな。誰が考えたのか知らないが、お願いだからもうこういうなんとかと紙一重の冒険はやらないでほしい。

 

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これが実写!(乗りものニュースより) 

2022年1月23日 (日)

ラフレシア

 ナショナルジオグラフィックの記事に、ラフレシアの栽培に初めて成功したインドネシア・ボゴール植物園のソフィ・ムルシダワティさんの話が載っていておもしろかった。

 世界最大の花といわれるラフレシアは子どもの頃に図鑑で見て以来あこがれの花だ。花以外の器官をほとんどもたない寄生植物で、開くと1 mにも達する巨大な花は強烈な腐臭を放って受粉を助けるクロバエを誘引する。東南アジアの熱帯雨林にしか自生せず、人工栽培できないのでいまや絶滅の危機に瀕している。というあたりまでは知っていたが、その花には雌雄があり、雄花と雌花を同時期にクロバエが花粉を受け渡せる距離内に咲かせなければ種子を残せない、とはこの記事で初めて知った。あの途方もない花をひとつ咲かせるだけでも大変だろうに、これでは人工授粉など困難極まりないことは容易に想像できる。ムルシダワティさんは、「そんなことは不可能だ」とみんなに言われながらも試行錯誤を重ね、10年のうちに16花を咲かせることができたが、種子を得ることには成功していないそうだ。

 数年前にインドネシアに行ったときに、ボゴール植物園を見学したことがある。ラフレシアがあることは知っていたのでわくわくして見に行ったが、残念ながらそこには看板しかなかった。さもあろう。そんなに栽培の難しいものがいつ行っても見られるはずもない。
 そういえばそれより以前、たしか大阪花博だったかで展示されていたと思う。ガラスケースに封じ込められていたような記憶がある。そのときは行けなかったが、今思えば無理してでも見に行けばよかった。もう二度とチャンスはないかもしれない、そう後から気づくことは人生に多い。幸運の女神には後ろ髪はない、まさにその通りだな。

 

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影も形もないラフレシア(ボゴール植物園にて、2015)

 

2022年1月21日 (金)

留萌線再開

 先週全道を襲った冬の嵐によって運休が続いていた留萌線深川~留萌間が、ようやく明日土曜日の午後から運転再開となるようだ(JR北webページの列車運行情報より)。報道によれば、留萌線の終日運休は14日から続いていて今日で8日間となる。こんなに長く運休が続いているのはここだけだ。とにかく再開が決まってよかった。

 1月11日からの大雪によってJRの各線は連日大幅に運休やら遅れが出ていて、札幌圏の大動脈千歳線ですら終日運休した日があった。それも週明けには収まって、他の各線区はとっくにほぼ平常運転にもどっている。やっと開通する留萌線は、雪の多い山間部路線であることを考慮しても、他線区より1週間近く遅れるとはちょっと解せない。路線延長は50キロほどだし、人力除雪を必要とする分岐器も留萌駅と途中の峠下駅にあるだけだ。もちろん路線の安全確認や沿線各駅の駅施設の除雪もあるだろうが、今週はほとんど雪が降っていないし、そんなに時間がかかるとも思えない。やろうと思えばだ。つまり、優先度が低いんだろうなと勘ぐってしまう。

 それで思い出すのが一足早く2016年末に廃止になった同線の留萌~増毛間だ。この区間は末期には春先の雪解け期に沿線斜面の雪崩の危険性があるとして、1ヶ月以上も運転休止されていた。重要な路線なら対策のしようもあるだろうし、長期運休など考えられないところだ。廃止予定の路線に余分なお金はかけられないという経営判断なのだなと考えてしまう。同じように今回の復旧後回しをみても、もう留萌線残存区間の命運は尽きていると思わざるを得ない。

 

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JR北webページの列車運行情報

 

2022年1月20日 (木)

夜明け前?

 新型コロナウイルス感染の第6波。全国で急拡大しているが、北海道でもここ一週間に急増して、新規陽性患者数が昨日は1047人、今日は1437人と連日これまでの最多を更新している。しかもその大半が感染力の強いオミクロン株ということで、急速に置き換わりが進んでいることがわかる。幸い、この株は重症化率が低いらしく、最近の陽性者も軽症か無症状の若年者の割合が高く、6割くらいが20代以下という。ということは、おそらく潜在的な市中感染者数はこの何倍もいるのだろう。これまでの波とは異なるピークの立ち上がりの早さと、感染持続期間の短さという特徴を考えれば、近いうちに集団免疫が獲得されて、ピークアウトするのではないか。もちろん重症化者がいないわけではないので、感染者数が急増すれば病床数がひっ迫する恐れがあるから、特に高齢者や基礎疾患者などのハイリスクグループはきちんとモニターしていかなけれがならないだろうが、それ以外の一般の人は今まで通りの感染防御対策をとってさえいれば、ことさら大騒ぎする必要はないだろう。治療薬もようやく出回ってきたし、さしもの新型コロナ禍も先が見えてきたような気がする。というのは甘いかな。

 

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北海道の新規陽性者数(道内の最新感染動向ページより)

 

2022年1月18日 (火)

14分の3

 今年のお年玉付き年賀はがきの当選番号が発表になった。どれどれと手元に届いた年賀状を1枚ずつ確認する。などといっぱしのことを書いているが、ぼくは退職した2018年を最後に年賀状仕舞いをしたので、今は個人的には1枚も年賀状を出していない。当然、ほとんど年賀状は来ない。しかし、こちらから出さないにもかかわらず、それ以後も毎年きちんと年賀状を送ってくださる奇特な方がおられる。まことにありがたいことだ。

 その届いた数少ないお年玉付き年賀はがきが今年は14通。なんとそのうち3枚が末等の切手シートに当選していた。下2ケタで当たる末等の切手シートは、以前は100枚に2本だったのが今は3本に増えている。いつから3本になったのだろうと思って調べたら(暇人)、2019年からということだった。ぼくが年賀状を止めた年だ。それはともかく、今年の確率は100分の3のところを14分の3なのだから、これは驚きの高率だ。

 昔のブログに同様の話題があるに違いないとさがしたら、2010年に108枚のうち3枚当たったと喜んでいる記事があった。当時は100分の2の確率だったからたかだか約1.5倍の当選だった。今年の当選は100枚あたりに換算すると21.4だから7倍以上の当選確率になる。こんなに高い確率は記憶にないな。生涯一番ではないか。今年は春から縁起がいいぞ、宝くじでも買うかな。いやいや宝くじが当たるほどツキがあるのなら、そもそも切手シートなんぞじゃなくて30万円が当たっているはずか(笑)。

 

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今年の当選

 

2022年1月16日 (日)

空振津波

 朝起きたら津波警報のニュース。あれ地震かと思ったらそうではなくトンガの海底火山の噴火によるものだという。ああそういえば昨夜そんな記事を見かけたな。でも津波などの影響はないということだったはずだけどな。また噴火したのだろうかとも思ったがどうもそうでもないみたいだ。しかも潮位変化は大きなところでは1メートルを超えていて、結構な津波がきている。トンガの正確な位置はうろおぼえだけど南太平洋だろうから、相当離れているのにすごい影響だな。

 後ほどニュース記事をみたら、噴火に伴う地殻振動による地震が原因なのではなく、大気中の空振によって潮位の変化が引き起こされるというこれまでにないタイプの津波だそうだ。それで予測に手間どったのだ。そもそも津波と言ってよいかちょっとわからない、と気象庁でも首をかしげているとか。へえ~。図を見ると噴火の勢いで大気が圧縮されてその波が海面を押し下げ、その反動が津波となって潮位変化を引き起こすように描かれている。実際、国内各地で20時頃に2ヘクトパスカルの気圧上昇が観測されていて、それが噴火によるものだと考えられているそうだ。おもしろいな、といっては被害にあった方に申し訳ないけれど、地球規模の気圧上昇なんてすごすぎる。そんなことあるのか。

 日本では一部で港の船が転覆したりしたほかは大きな被害がなかったようだが、沿岸の交通機関が止まった影響で共通テストが中止になったところもあった。大雪だ新型コロナだと騒いでいたけれど、こんなことが起こるとはほんとに何が起こるかわからない。

 

2022年1月15日 (土)

嵐の終わり

 やれやれ。動きの遅い低気圧のおかげで異例の長期にわたった今季一番の嵐もようやく収まった。当地では火曜日午後からのドカ雪が始まりだったので丸4日間も続いたことになる。その間、自宅周りやらゴミステーションの除雪に追われたのは個人的なことだが、交通機関に大きな影響が出て、札幌圏では近所の学園都市線はもとより、函館本線、千歳線ともにこの4日間はまともに動いていない。今日の共通テストに支障が出ないようにと、昨夜は21時以降札幌駅を発着する全列車を運休して、手作業での構内除雪を徹夜で行ったものの、それでも追いつかず今朝はまだかなりの運休列車が出ていた。幸い悪天候も峠を越し、テストの実施に大きな影響がなかったのが不幸中の幸いだ。明日までなんとか無事に終わることを祈りたい。

 この冬は12月中旬まで雪らしい雪が降らなかったのが、それから遅れを取り戻そうかという勢いで降り続き、この1ヶ月のあいの里地区の累計降雪量は250センチを超え、ゼロだった積雪深は一時95センチに達した。昨年値や平均値のグラフと比較すると今年の急増が際立っている。この勢いでさらに増え続けるということはさすがにないだろうが、冬はまだまだこれからが本番なので、ここ数年にない大雪の年になることは間違いなさそうだ。

 

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札幌市あいの里の積雪深(札幌市webページより)

2022年1月13日 (木)

山線の命運

 数日前に今年は新線開業の当たり年と書いたが、開業する路線があれば廃止される路線もある。ここ北海道ではすでに協議に入っている留萌本線の廃止が決まりそうだし、2030年度開業予定の新幹線延伸に伴って経営分離される函館本線函館~小樽間についても、特に議論が先行している後志ブロックの長万部~小樽間(通称山線)の結論が出そうだ。山線の処遇については、年末の12月27日に行われた対策協議会で沿線9市町の意見をとりまとめる予定だったが、小樽市、ニセコ町、蘭越町、黒松内町が議論に必要な資料が出そろっていない等で保留となったため、とりまとめは先送りされた。残りの町では余市町が小樽~余市間の鉄道維持を望んでいるほかは、仁木町、共和町、倶知安町、長万部町はバス転換に同意となっている。

 この結果については年末にメディアでも報じられていたが、この第11回対策協議会の詳細な議事録がこのたび公開されて、それを読んでみると報道とはずいぶん印象が違うのに気づく。協議会において国やJRからの説明のあとの自治体からの質問は、ニセコ町の一つを除いてあとはすべて余市町長によるもので、まさに一人相撲の感がある。ただその余市町にしても、内容や最後のサマリーをみると、強硬に鉄路維持を主張しているというよりは、2030年まではJRで運行することや仮に廃線になった場合に線路等の撤去費用はJRが負担するなどの確認にみられるように、廃止を前提とも思えるふしがみえる。もう落としどころをさぐっているようですらある。

 今回判断保留した市町村も、今回提示された資料を判断材料として持ち帰るといっても鉄道維持についてプラスの内容はなく、もう流れはバス転換容認に傾いてしまっているようだ。その他にも、有珠山噴火等による貨物列車の災害時代替ルートの可能性について、JR貨物から牽引機DF200が走行できない箇所が複数あるので非常に困難との見解が示され、国からの代替ルートを見越した貨物調整金の交付も不可とのことで、鉄道を残す必要性がまたひとつ減らされてしまった。ということで結論がおのずから見えてきたという気がする。

 

2022年1月12日 (水)

冬の嵐

 ひと冬に何回かはある嵐。昨夜はあいの里地区では12時間に34センチの積雪で、積雪深は一気に95センチまで増えた。昨年(62センチ)より30センチ以上も多く、累積降雪量も239センチと昨年(249センチ)に追いついてきた。まだ1月中旬だし、もうこうなるととても少雪などと言ってられない厳しい冬を覚悟せねば。

 しかも気温が高く、昨夜の最低気温は-0.1 ℃とあやうく冬日すら脱出する勢いだったので、積もった雪の重いこと。折悪しく、うちは今週ゴミステーションの当番が当たっているので、自宅の前より先に早朝にゴミステーションまわりの除雪をしなければならない。というわけでまだ薄暗い6時半から汗をかくはめになった。幸い日中は雪は止んでいるけれど、暴風が吹き荒れていて、夜には猛吹雪との予報だ。また明朝が思いやられる。しかもこの雪は明後日まで続くとか。運がよければ1週間ほとんど降らないこともあるのに、今年は大当たりのゴミ当番となった。

 でもゴミ当番くらいで文句言っていてはバチが当たるかな。こんななかを通勤通学する人は大変だ。おりしも今週末は共通テスト(正確な名前忘れた)だ。今日は千歳線が終日運休のほか札幌圏のJRのダイヤも大幅に乱れていたし、こんな日が試験日じゃなくて本当によかった。週末には天気も回復するらしいけど、大学や受験生はさぞやきもきしていることだろう。そういえば、今になって新型コロナのせいで受験できなかった人の救済策が突然持ち出されて物議をかもしているが、自衛のしようがあるコロナより天気の方がよほど始末が悪い。今週が終わってもまだ二次前期・後期と雪の季節は続くんだから、北国のハンディは大きいよ。

 

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定点観測(家の裏)

2022年1月10日 (月)

詰将棋パラダイス2022.1月号

 詰将棋パラダイス1月号、到着日は1月4日。また新たな気持ちで開いた新年号の表紙の作者の前田さん、職業がクロスワードパズル制作とある。職業じゃないのかな。でも2番目の◇はみんな職業を書いてある位置だし。クロスワード作家といえばニコリに毎号高尚晦渋な大作を寄せている遠藤郁夫さんがすぐ浮かぶが、こちらの道も奥が深そうだ。

 気になる結果稿は10月号分で、今回は高校までは無事だった。短大は例の持駒いっぱい特集。10月号の記事の時点でまだ2題しか解けていないと書いてあるが、結局3題しか解けなかった。その中では短16は素敵だったな。初手の角打ちに下辺へ逃げ込まれると厄介だが、そっちは本線ではないだろうし、詰むと分かればあとはきびきびと進む。短17の短評には竹中さんの「大量に持駒があるときは詰み形をどう想像するかが重要」というのがあった。そうなのか。普通の作品でも詰み形を考えるのはひとつのポイントだと思うけど、どうもぼくは不得手だ。だから持駒いっぱいが苦手なのか。

 大学はやさしい問題特集で久々に全部解けたけれど、大12の変化(ロ)の変別にはまった。作意27玉のところを37玉とよろけて38歩を先に打たせると2手延びる、というのは浅慮で37玉には直接48銀で早いというお粗末。解説に×ですと書かれているのに、なぜか全題正解者に名前が載っている。年間点数集計の方はどうなっているのだろう。これは申告すべきかなあ。ジョージ・ワシントンのように誉められるだろうか。しかし好作ぞろいで3題ともとても楽しく解けた。半期に一度くらいはこういう特集をやってほしいものだ。固定客ばかりでなく間口を広げるのに最適と思う。

 飛んでフェアリーランド。こちらも全題解けたぞと勇躍解答を送付したのに、最後のQばか自殺詰を間違えた。誤解者1名とはぼくのことだ。なんのことはない10手で解けたと喜んでいたら、8手の問題だったというから話にならない。そりゃ簡単に解けるよな。
 そうだそうだ、結果稿ではなんと推理将棋と短大の2コーナーで当選していた。こんなことは珍しい。どっちも一部しか解答していないのに、新年早々ありがとうございます。今年はいいことあるかな。

 ところで、本号で解答の書き方へのお願いがいくつかあって考えさせられた。
 まずヤン詰1番結果稿(p.7)。2手目と6手目に桂合が出てくる。2手目は桂を打つ普通の合駒で、6手目は盤上の桂を跳ねての移動合だ。こういう場合、詰将棋界では順に「12桂合」、「34桂」と記す。つまり打合は「合」と書き、移動合は「合」を書かない。そして、後者のときに移動合できるところに重ねて桂を打つ場合は、「34桂打」と書いて区別する。「34桂打合」と書く場合もあるがふつうは「合」を省略する。ぼくは同じ打合なのに「合」を書かないのは変だからと「34桂打合」と書くが、それは少数派だ。ところで、この「合」の字を入れるのは詰将棋の流儀であって指将棋の棋譜では見たことがない。打合でも移動合でもふつうに「12桂」、「34桂」としか記さない。NHK戦の読み上げでも新聞の棋譜でもそうだ。

 前置きが長くなったが、ヤン詰の解説子はここで「「12桂・34桂」と書いた解答が多数。合駒を打ったのかどうか、差がわかるように記してください」とコメントしている。考えるにこの多数者は指将棋慣れしている人で、それが普通だと思っているのではないか。だいたい合駒には「合」を書きなさいという詰将棋独自ルールは本誌のどこにも書かれていない。ここは初中級者向けコーナーだし、年に1回くらい解答記載の注意を載せてもいいかもしれないと思う。

 関連して、高校結果稿の高18(p.62)に初手「33桂打」の「打」を飛ばした人がいて注意してほしいとの担当者のコメントがあった。これは合駒ではなく単に同種駒の利き位置に重ねて打つ例なので、区別するために指将棋でも「打」は必須だ。高校に解答応募するくらいの人は先刻ご承知だろうから、これはたぶんうっかりミスだろう。

 もうひとつは別の話。大学院の出題稿(p.17)に、「解答時はメール、書面を問わず、10手ごとに改行を入れていただくと採点がしやすいです」との担当者のお願い。
 これはいつもどうしたらいいのか迷っていたことだ。ぼくの場合は書面はB5判縦置き横書きで12手ごとに改行、メールは改行なしにしていたが、たくさんの解答を集計する担当者はまちまちの書式でどっと送られてきて大変だろうなといつも思っていた。こういうふうに指示してくれるのはありがたい。これからはそうしよう。もっとも担当者によってはそれぞれ好みがあるかもしれない。かといってコーナーごとに異なる指示を出されても混乱する。このあたり、編集部で統一した解答テンプレートみたいのを用意してくれるといい気がするけど。

 今月の1作は詰将棋デパート1番小沢卓也氏作9手詰。9手詰なんて簡単でしょ。どっこいそうは問屋が卸さない。開き王手の筋がいっぱいあり、それぞれに受け手もいろいろ。どうやっても逃げられる。いやあ考えた考えた。よくこんな単純な構図でトリッキーな問題を完成させられるものだ。

 

220110  
詰将棋パラダイス2021年10月号 詰将棋デパート1番小沢卓也氏作

2022年1月 8日 (土)

2021年の一冊

 恒例の、といっても3回目だが、前年読んだ本の振り返り(→2020年版2019年版)。

 2021年に読んだ本は計96冊(実数)ですべて紙媒体だ。この数は上下分冊など複数巻をすべてカウントしているので、実タイトル数でいうと69タイトルになる。2020年は111冊で86タイトルだったから、前年比ほぼ20%減となった。年間100冊に届かなかったのは5年ぶりだ。特に理由は思い当たらないが、久しぶりにニコリ熱が復活してそっちに時間を取られたせいかな。内訳は以下の通り(カッコ内は前年比)。

 総冊数 96(-15)
 タイトル 69(-17)
  ★5 9(+4)
  ★4 27(-11)
  ★3 33(-9)
  ★2 0(-1)
  ★1 0(0)

 今年は読んだ冊数のわりに★5個が多い。全体比13%というのはちょっと多すぎだ。例年だと5%くらいだから、当たり年だったというよりは評価が甘かったような気がする。その★5個をつけたのは次の9タイトル。毎年書いているように、これは2021年にぼくが読んだというだけで、出版年月とは関係ない。古い作品も新しい作品もまじっているので、客観的な比較の意味はなく、個人的なものだ。

涙香迷宮(竹本健治)
ジュラシック・パーク(マイクル・クライトン)
風神の手(道尾秀介)
草笛物語(葉室麟)
カエルの小指(道尾秀介)
11/22/63(スティーヴン・キング)
ドリームキャッチャー(スティーヴン・キング)
遠巷説百物語(京極夏彦)
宇宙創成 (サイモン・シン)

 昨年同様スティーヴン・キングが2タイトルはいっているのはさすが。というかまあ個人的な好みだな。11/22/63は感動的だった。ドリームキャッチャーは例年なら4個かも。
 道尾秀介が2タイトルか。ちょっとこの辺も甘いかも。
 京極夏彦がはいったのはうれしい。初期のころのような思わず唸らされるような快作(怪作?)をどんどん書いてほしいものだ。
 さてベストワン選び。毎年難しいが、2021年度junkchem大賞は「宇宙創成 (サイモン・シン)」にする。たまにノンフィクションがはいってもいいだろう。これはもう圧倒的。

 

220108 
2021年に読んだ本(ブクログより)

2022年1月 7日 (金)

新線開業予定2022

 新年が始まって、今年度は久々に新しい鉄道路線がいくつか開業予定だ。ちょうどタビリスに「2022年以降に開業する鉄道新線まとめ」という記事があったのでちょっと見てみよう。

 〇西九州新幹線(武雄温泉~長崎、66.0 km)が2022年秋予定
 〇相鉄・東急新横浜線(羽沢横浜国大~新横浜~日吉、10.0 km)が2023年3月予定
 〇福岡市営地下鉄七隈線(天神南~博多、1.4 km)が2023年3月頃予定
 〇宇都宮ライトレール(宇都宮駅東口~芳賀・高根沢工業団地、14.6 km)が2023年3月有力
 〇東海道線支線地下化(豊崎~福島、2.7 km)が2023年3月改正時予定
 〇岡山電気軌道(岡山駅前延伸、0.1 km)が2023年春予定

 2022年度ということで大半は来年春になってしまっているが、けっこうあちこちで開業やら延伸が行われるのだ。ちなみに2020年度、2021年度は新規開業路線はひとつもなく、直近の新路線は2019年度末の富山地方鉄道南北接続線(2020年3月21日開業)までさかのぼる。なので長崎新幹線は2年半ぶりの新線開業ということになる。

 ぼくは国内鉄道全線完乗したと何度も書いているけれど、正確には2002年5月12日に筑波観光鉄道筑波山鋼索鉄道線宮脇駅で国内鉄道全線完乗を達成したのは確かだが、それ以降の新規開業線のすべてに乗っているわけではないので、現状は完乗タイトルは返上したままになっている。ここ1年でさらに6本も未乗線区が増えることになるのか。退職してヒマになったらまたタイトルを取り戻しに行こうとひそかに思っていたのだが、ここへきての新型コロナ禍もあって延び延びになっている。これはますます遠ざかってしまうな。

 

2022年1月 5日 (水)

お寺のケーブルカー

 正月早々の乗り物ニュースに気になる記事が。「紀三井寺にケーブルカー新線3月末開通 バリアフリー化を目的に工事進む」というもので、控えめながら「全線完乗を目指すなら…!」というキャッチコピーがついている。ケーブルカー新線、全線完乗、ときては見逃すわけにはいかない。記事によれば、和歌山市の紀三井寺で参詣時のバリアフリー化のために楼門下と仏殿下の間にケーブルカーを建設中で、2022年3月末開通予定とのこと。

 ふうむ。これだけでは情報が少なすぎて判断がつかないので、お寺のwebページを見てみたら、トピックとして「新設ケーブル工事が進行中」というページがあった。それによれば、ケーブルの線路・客車は日本ケーブルの造営で、完成は2022年3月末予定、運用開始日程は未定であり、施設運用と維持のために乗車料金を徴収するとのこと。スロープカーのような簡素な搬器が1台斜面の線路上を行くイメージ図が付されている。

 なかなかおもしろそうなものであることは間違いないが、しかしこれはぼくの全線完乗の対象なのだろうか。全線完乗にもいろいろなカテゴリーがあるが、ぼくの場合は日本国内の鉄道・軌道(鋼索鉄道を含む)としていて、鉄道要覧に収載されていることが基準だ。なので、一般の鉄道やモノレール、ケーブルカーは含むけれど、索道に分類されるロープウェーやリフトは含まない。また、スロープカーや斜行エレベータのような小規模な乗り物も対象外だ。これらはできるだけ乗りたいとは思うが、数が多くて追いつかないのであくまで希望枠としている(webページ「鉄道のある風景」を参照ください)。

 お寺のケーブルカーというと鞍馬寺の鞍馬山鋼索鉄道が有名だ。日本唯一のお寺が運営しているケーブルカーで、これは鉄道事業法によるれっきとした鉄道として鉄道要覧にも載っている。もちろんぼくの全線完乗対象なので、わざわざ乗りに行った。それ以外にも山上にあって長い階段をもつことの多い寺には、四国別格第5番札所大善寺のように簡易モノレールというかケーブルカーみたいなスロープカーをもつところがある。ほかにもあるだろう。これらは希望枠だ。こんどの紀三井寺はどっちなんだろう。鞍馬寺式なら乗らねばならないし、大善寺式ならできれば乗りたい。あれ、まあ結局乗りに行くのか。

 

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イメージ図(紀三井寺webページより)

2022年1月 3日 (月)

寅のつく駅

 今年は寅年ということで、寅のつく駅名をさがしてみた。ちょっと考えて思いついたのが、北海道はJR根室本線の幾寅(いくとら)駅。残念ながら2016年8月の台風によってこの駅を含む東鹿越~新得間は大きな被害を受け、その復旧工事が行われないまま当該区間は現在も鉄道は休止中で、代行バスが運行されている。復旧工事には多額の費用がかかるうえ、この区間を含む富良野~新得間はもともと大幅な赤字区間でもあり、昨年から地元自治体と廃止へ向けた協議が始まっている。残念ながらどうみてもこのまま廃線になる公算が高いだろう。

 ちょっと古いけれど、手元の資料「日本の鉄道全駅駅名漢字辞典(1995年「旅」4月号付録)」によると、「寅」のつく駅はこの他にない。「虎」まで広げると、虎ノ門(東京メトロ)、虎姫(JR北陸線)、虎杖浜(JR室蘭線)、古虎渓(JR中央線)とわりあいなじみのある駅が4駅見つかった。といってもぼくはすべて停車列車に乗ったことはあるものの、実際に乗降したことがあるのは虎ノ門だけだ。そもそも幾寅駅も普通列車で通ったことはあっても降り立ったことはないのだった。上記の事情なので、今年はともかく次の寅年には幾寅駅は確実に消滅していることだろう。もう列車で訪れることはできなさそうだな。

 

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幾寅駅(東京特許許可局, CC BY-SA 4.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0>, via Wikimedia Commons)

2022年1月 2日 (日)

区間新記録

 年明けの1月2日といえば、まいど芸がないが箱根駅伝。でも今年はちょっとつまらなかった。往路優勝は青学大。なんだまたかという感じ。昨年はまさかの(すみません)創価大が往路優勝で、復路も最終10区にはいるまでは首位でぶっちぎりの総合優勝かとだれもが思ったところが...、思わぬ結果だった。今年は選手層の厚さを誇る青学大に対して、2位の帝京大は2分37秒、3位の駒沢大は3分28秒、4位の国学院大は3分43秒と差が開き、ニュースによれば追う立場の各大学はもうなかばあきらめムードだとか。そういわれると明日の観戦も力が入らないな。

 今日唯一あっぱれといいたいのが1区をトップで走った中央大の吉居大和選手。記録は1時間0分40秒。2007年にあの佐藤悠基選手(当時東海大2年)が樹立した記録を15年ぶりに破る新記録。テレビ解説の席上にいつもの中央大OB碓井哲雄さんがおられないのが本当に残念だった。このところ成績が振るわない古豪中央大にあって、これは昨年9月に亡くなった天国の碓井さんに捧げる堂々の区間新記録だ。

 

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1区公式記録(箱根駅伝webページより)

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