ヨーロッパトラムの旅
最近はまっているのがNHKの「ヨーロッパトラムの旅」。ヨーロッパの各都市のトラムの車窓風景をただひたすら流し続けるだけの1時間番組だ。本来はBS8K放送なのだが、地上波の深夜(というか未明)帯にも再放送(?)があり、ぼくはそっちを録画しておいて、冬季の日課のエアロバイクを漕ぎながらぼーっと見ている。なによりその大部分が前面展望なのがうれしい。線路が交差点ごとに分岐しまた合流し、ときに狭いところでは単線になって通り抜け、ロータリーでは一方通行の単線になって周回し、車庫への引き込み線が分岐していき、見ていてほんとに飽きない。最小限のテロップだけでよけいなナレーションがはいらないのもいい。
それにしても、アムステルダム、ソフィア、ヘルシンキ、ベルリン、プラハ、ウイーン、ベオグラードなどなど、収録されている多くの都市でトラムが現役でバリバリ活躍しているのがうらやましい。日本も昔は東京、京都をはじめ多くの大都市で路面電車が走っていたものだが、そのほとんどは廃止されてしまって、今では広島、長崎、松山といった地方都市でわずかに気を吐いているのみだ。ヨーロッパの町でけっして広いとはいえない旧市街の通りを車と共存してトラムが走り、お客さんがたくさん乗り降りしているのをみると、うらやましい気がしてならない。衰退していったことにはいろいろ理由はあるだろうが、なんで日本では同じことができなかったのだろう。
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