こども1000円
今年はこどもが主役だそうだ。
なんのことかというと、JR北海道の「JRで行く富良野・美瑛2022」キャンペーン。例年発売されている「ふらの・びえいフリーきっぷ」が期間限定でこども特別価格1000円になるというニュースリリース。
このフリーきっぷは札幌発で滝川~旭川~富良野・滝川~富良野~幾寅がフリー区間、往復とも特急自由席に乗車できて、おとな料金が7400円、通常はこども料金が3700円だ。それが今年は4/29-10/31の利用期間のうち、4~6月と9~10月に限っておとなと帯同する条件でこども料金が1000円になる。
つまり、最近はやりのこども料金を割引いて負担感を軽減し、家族で旅行してもらおうという狙いだ。おとな1人につきこども2人までOKということなので、夫婦2人とこども4人の家族だとすると、正価で29600円のところが18800円ということになる。コロナ禍で減った客足にもどってきてもらいたいという願いと、こどもに汽車旅の楽しさを体験してリピーターになってもらおうという願いもあるのだろう。ぼくはクルマより汽車旅派なので、そういうこどもたちが1人でも増えてくれたらうれしい。1000円などといわず思い切ってもっと割引いてもいいくらいだ。
そういえば、狙いはちょっと違うけれど小田急電鉄がこども運賃をどこまで乗っても50円にするというニュースにはびっくりした。もともとこども運賃の全体に対する割合は低いので、それなら子育て世代にアピールするようにと実行に踏み切ったという話だが、こういう試みはどんどんやったらいいと思う。小田急はこどもだけで乗っても50円だからうらやましい。ぼくがこども時代に沿線に住んでたら毎日乗り歩いてたろうな(笑)。
« HOKUOパン閉店 | トップページ | 鉄道と道路の差 »
「鉄道」カテゴリの記事
- 南小樽駅(2024.07.07)
- 小樽築港駅(2024.06.21)
- 朝里駅(2024.06.02)
- 銭函駅(2024.05.17)
- 新幹線函館駅乗入れ計画(2024.04.02)
コメント