ワンマン電車導入計画
乗りものニュースに、JR北海道の客車改造気動車はどうなるかという記事が載っていた。もともと学園都市線用だったのが、電化後に室蘭本線に転用されたキハ143系の行方の話だ。学園都市線時代は毎日お世話になった懐かしい車両だけど、客車改造という際物であり、2両固定という閑散線区では使いづらい仕様なので、投入線区が限られるし、先行き長いことはないだろうなと思っていた。まあ記事もそういう内容なのだが、そのなかで4月1日に公表されたJR北海道の令和4年度事業計画にある「地方電化区間での列車運行の省力化・省人化を進めるため、2両編成のワンマン電車を導入する」という記載が紹介されていて、おおっと思ってしまった。そういう計画があったんだ。
JR北海道の普通電車(721系、731~5系)はすべて3両ユニットであり、札幌圏はともかく、それ以外の電化線区では輸送力過剰になる。なので現状では苫小牧~室蘭ではすべて、岩見沢~旭川でも一部の列車は架線下気動車で運用されている。長らくキハ40が主力だった普通気動車はいまH100形に置き換えが進行しており、いずれすべてがH100化されるだろう。ということで現在の架線下気動車も共通化でそうなるんだろうなと思っていたら、ワンマン電車新製投入とは。記事をよく見るとすでに2019年に出された中期計画2023にそれが載っていたようだ。知らなかった。札幌圏以外の電化区間は先細りだし、ひょっとして苫小牧~室蘭など電化廃止もありうるのかなと思っていただけにびっくりだ。
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