詰将棋パラダイス2022.4月号
詰将棋パラダイス4月号、到着日は4月4日。結果稿は1月号分。あれまた幼稚園に名前がないぞと思ってよく見たら、なんと3番で手順前後の間違いをしてた。誤解者17名にはいってしまった。このトリッキーな作品は最後に紹介するとして、そうなると先月号に名前がなかったのももしやと思ってよくよく見なおしたら、なんと先月号も幼稚園で誤解していたのだった。なんで名前がないんだろう、ミスじゃないの、などとあらぬ疑いをかけて申し訳ありませんでした(先月号のエントリに追記済)。まったく自分の粗相を棚に上げて恥ずかしい。しかし幼稚園で連続つまずくとは...、はあ。
あとは小中学校は大丈夫。短大はもともとできてなかったし、あれ高校はどこ行った。結果稿が休載だった。これは来月のお楽しみだ。短大はやはり短1斎藤慎太郎八段作が解けそうで解けなかったのが残念だったな。こういう桂馬が成ったり成らなかったりというのはやはり苦手だ。まあ苦手なものはいっぱいあるけれど。あとは短5、筋に入った感はあるのにどうしても詰まない。15手目の32龍がなぜか見えなかったのだ、もう一息。あとは、新人コンクールとか短期段位認定とか多彩なコーナーはほとんどパス。1月号からこれでは先が思いやられるが、どうも今年はいまひとつ気合が足りないな。なんでだろう。まあ、フェアリーランドの全題正解はうれしいし、推理将棋も2題解けたから満足だ。今年はこっち系で生きのびるかな。
その他のページでは、今月は2021年下期の半期賞発表がある。受賞作でぼくが解けたのは高校までだけど、納得のラインアップというところだ。中学の三輪勝昭氏作とか高校の山路大輔氏作とかさすがにうまいなあ。解くのは苦労したけれど解けたときの達成感は抜群だ。ところで、その山路氏の受賞の言葉に「最近の創作では変化まで創り込むことを意識しています」と恐ろしいことが書いてある。変化が簡明に割り切れているとよしよしこれが作意順なのだと安心するが、変化が難解だとこの手順で合っているのだろうか、ひょっとして紛れ順ではと不安になる。同氏くらいになると自由自在なのだろうが、変化を創り込むのもほどほどにしてほしいものだよ。
今月の1作は問題の幼稚園3番西村章氏作。作意は52金43玉45香以下の9手詰なのだが、手順前後して45香からはいって間違えた。45香には31玉と逃げられて以下52金41桂合で詰まないのだ。41の地点には香のほかに龍と金が利いているので詰むと即断したのだろう。当然ながら合駒を同金なら21玉だし、同龍なら同馬と取られてしまう。初級コーナーだからと甘く見たわけではないと思うが、不注意としかいいようがない。
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