花畔・銭函間運河
今日の札幌は快晴、最高気温27.0 ℃という夏のような好天で、家にいるのがもったいない。たまたま石狩市民図書館で先週借りた本を返さなければならないこともあり、ウォーキングを兼ねて歩いて行くことにした。わが家から道のりで7.5 kmほど。車なら15分かからないが、歩くと往復3時間かかる。何度か歩いたこともあり、自転車で走ったこともあるので、道中特に目新しさはないが、途中にはちょうど「興産社」、「砂山」という三角点もあり、ついでに立ち寄ったりしてのんびり歩いてきた。
ところで、図書館には何度も来ているのに、そのすぐ裏の茨戸川寄りのところに運河跡を記念した石碑があるのに初めて気づいた。花畔・銭函間運河というのが明治中期に開削されて舟運に使われていたということだ。花畔から札幌へは現在の創成川にあたる札幌・茨戸間運河があるので、銭函からの荷は両運河を経由して札幌へと運ばれていた。その花畔・銭函間運河は新川から東側はここの茨戸合流点近く以外ほとんど痕跡が残っていないが、西側の手稲山口地区は山口排水川・ポンナイ川として現存している(新旧地図参照)。
そんな運河があったとは知らなかった。車で来ては気づかない。自転車でも速度がありすぎて見落としてしまう。歩いてみてちょっと脇道にそれるといろいろな発見がある。
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