詰将棋パラダイス2022.5月号
詰将棋パラダイス5月号、到着日は5月2日。結果稿は2月号分。3ヶ月ぶりに幼稚園を全題正解して、ちゃんと上半期1回目のところに名前が載った。これからもミスしないようにがんばろう。それはともかく保育園と幼稚園は解答者が多いので、毎月毎月解答を送っていてもなかなか各3人の当選者に選ばれない。今月は解答者が140名くらいなので倍率は45倍、ということは4年連続応募していれば1回くらいは当選する確率だ。ぼくが解答応募を始めたのは2018年1月号からだから今年が5年目。そろそろ当たってもいいころだ。
小学校、中学校は無事通過、高校はとみると今月も結果稿が休載だ。2ヶ月連続となると担当者はどうしたのだろうと心配になる。毎月の選題はされているのだが、そちらには今月で担当を交代するとの言葉が載っていた。手数順問題でずいぶん消耗されていたみたいだし、毎月毎月の原稿に追われて大変だったのだろうな。お疲れさまでした。
短大の前半は名前を見ただけでぜひ解いてみたくなる作者が並ぶ。斎藤仁士さんは相変わらず軽快で楽しく、青木裕一さんはたくらみのある手順でつい間違えた。初手34飛だと当たり前すぎるよなあ、ストロボ合なんて初めて聞いた。そしてもうひとりのサイトウさん、齋藤光寿さんには脱帽という話はすでに書いた。後半はうって変わって名前を見ただけで敬遠したくなる作者が...(すみません並べてもいません)。
あとの単発コーナーはほとんどパス。どうも今年は気合が入らないな。フェアリーランドはがんばったけど、2題のばか自殺(協力自玉)詰ができなかった。どうも自玉詰は苦手だ。なんで相手玉を王手で追いながら自玉を詰むようにもっていかねばならないのか、論理の倒錯が性に合わないのだよな。トリッキーなキルケは好きなので最後の6番はおもしろかった。
推理将棋と将棋パズル雑談はどちらも全題正解。推理将棋の今月の問題には久しぶりに(3年ぶり?)殿様将棋が出題されてうれしい(王様将棋になってるけど)。いつもながらの独善的手順で楽しめる。ぜひどうぞ。将棋パズルの出題分75番は「先手玉は18に配置する」という条件が脱落というメールが担当者からきた。ご注意を。
今月の1作は短大の齋藤光寿氏作はもう別エントリを立ててしまったしどうするかな。たまにはこんなのはどうですかねということで、谷川浩司九段の光速流双玉ルームの問題を。この連載、3月号が第9回なのだけれど恥ずかしながらこれまで1問も解けていなかった。初めて解けたのがこの問題。時々はこれくらいやさしいのもお願いします。
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