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2022年6月

2022年6月30日 (木)

2022.6月の総括

 6月も終わり、ということは今年も半分が終わったのか。ボーナスもでたし(ぼくはないけど)、夏本番を迎えてこれからだ、というときに残り半分というのもなんか水を差された感があるな。まあ、まだ半分もあると考える人になればいいのだが。
 出だしにつまずいた5月に比べて6月は無事に過ごせたのでいろいろと例年並みになった。エクササイズ記録もまずまずで、走行距離も200キロを越えている。本来ならもっと増えてもいいのだけれど後半雨模様の日が多かったこともあり、こんなところだろう。なにより、昨年は最後の日にランニング中転倒して骨折というアクシデントがあったけれど、今日は同じコースを無事に走り終えられた。よしとせねば。
 昨年はこのケガと記録的な暑さで7月は運動量ががくっと落ちたけど、今年はどうなることか。

 6月の記録 (5月比)
  エクササイズ日数 28 (+2)
  走行距離 (換算km) 201.9 (+21.1)
  総エクササイズ (Ex) 257.8 (+27.6)
  体重 (kg) 64.4(-0.2)
  体脂肪率 (%) 15.1 (+0.2)

 

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父の日第2弾(左端のコリアンダーがこわい...)

 

2022年6月28日 (火)

お庭カメラ220628

 本州方面はもう梅雨明けだそうで、猛暑が続いている。まだ6月、ついこの間梅雨入りしたんじゃなかったっけ。記録的な短さだとか。その余波でふだんなら梅雨のない北海道が梅雨前線の北上による周期的な雨空が続いている。今日も昼から雨。

 そんななか庭のバラが咲き出したので、久々に写真を撮ってきた。上から順に、満開のゴールデンボーダーとバレリーナ、八分咲きのサマースノー、咲き始めのローブリッター、蕾のポンポネッラ。もう一本あったガーデンオブローゼズはこの冬の大雪で壊滅してしまったのが残念。

 

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2022年6月27日 (月)

新幹線で修学旅行

 JR北海道のニュースリリースを見ていて驚きの発見。「東京都内の公立中学校で初実施 北海道新幹線を利用した修学旅行」というもの。パッと見意味が分からなかった。なんでこれがニュースなの。

 都内の公立中学校は京都や奈良などの関西方面への修学旅行が一般的だそうで、その中でこのたび狛江市立狛江第四中が都内の公立中学校で初めて北海道新幹線を利用した修学旅行を道南で実施する。これまで東北や北関東からの修学旅行はあったが、今後は東京からの誘致も加速させたいとのこと。

 東京から北海道は高校ならともかく中学校には遠いこともあるのだろうか。それにしても開業6年にして初めてというのも驚きだ。狛江市というのは小田急線の多摩川の手前だったと思うが、新幹線に乗るまでがけっこう遠そうだ。よくぞ利用することにしてくれたと関係者の喜びが伝わってくるような文面だ。札幌延伸までまだちょっとあるけれど、それまでこういう地道な営業努力が続くのか。JR北海道も大変だな。

 

 

2022年6月25日 (土)

ディズニープレミアアクセス

 この話はどこかで聞いていた気がするが、あらためて記事を読んでみると、なんだかなあと暗澹たる気になった。

 東京ディズニーランドとディズニーシーで、追加料金2000円を支払うと行列に並ばなくても優先的にアトラクションに入れるというプレミアアクセスというサービスだ。ぼくは行列に並んで待つのが大嫌いな人間なので、よくある有名な飲食店などで並んで待つ人の気が知れない。正確に言うと待つのが嫌いなのではなく、それほどまでして何かを得ようとするこだわりがないのだ。並んで待つくらいなら待たなくてもいい店で済ませるので十分だ。どうせ違いがわからない三流人間なもので。

 なので行列に並ぶことはあまりないのだが、20年ほど前に一度だけ行ったことのある東京ディズニーランドでは別だった。どのアトラクションも並んだ並んだ。入場している時間のうちほとんどは行列にいたといっていいと思う。しかし、不思議とそれが苦にならなかった。ディズニーランドは夢の国で、中にはいればそこは別世界。まわりがあまりに非日常なだけに時間の流れが気にならないうえに、列で待っている間も客を退屈させないような工夫が凝らされていたためだ。さすがディズニーランド、すごいな、他の遊園地とは全然違う、と感心したものだ。

 そんな入園料さえ払ってはいれば、中はすべて無料でみんなが平等だった夢の国。お金持ちもそうでない人も同じ列に並んで待っていた。そこに、2000円払えば裏口からこっそりはいれますよというサービスができたのだ。家族5人で1万円プラス、それくらいなら払ったって痛くもかゆくもない、もちろんそういうニーズがあるのだろう。金さえあればなんでもできる、夢がかなう夢の国というわけだ。拝金主義、堕落、といわずしてなんといおう。夢の国も地に落ちたものだ。ぼくはどうせ二度と行かないからいいけれど。

 

2022年6月23日 (木)

四等三角点「博文」

 さて、「田中」さんを探訪したあとはその足で市境を越えて江別市大麻にある「博文」を訪ねた。探訪日は同じ2022年6月14日。

 場所は大麻の住宅地の西の端にあり、ぼくは「田中」から直行したので、厚別水再生プラザからさらの奥へ歩いて野津幌川の左岸堤防に上り(F地点)、1キロほど下流にかかる9号橋を渡って大麻側に出た。F地点から対岸の「博文」はすぐなのだが、橋がないので大きく迂回しなければならないのだ。
 直接行くにはJR森林公園駅か大麻駅で、どちらからも同じくらいの距離だ。森林公園駅からだと、正面北口に出て駅前通を直進し、厚別通との大きな交差点を右折する(B地点)。次の信号交差点が市境で、江別市大麻地区にはいる。その先すぐ左手にスーパーアークス大麻店があるので、その建物の先を左に抜ける(C地点)。抜けて裏の道路に出ると左が大麻高校で、右手の鉄塔との間に踏み分け道があるのでまっすぐのぼる(D地点)。抜けた先を道なりに突き当たりまで行って右折する(E地点)。曲って次の右角に調整池の大きな草地がある。三角点はその手前角にある。ここまで森林公園駅から1.7 km。鉄柵の角から3本目と4本目の柱のちょうど真ん中あたり、柵と歩道の中間部だ。草がかぶっているのでかきわけると標石上面が顔を出す。

 近隣の四等点と同じ2005年8月の設置。博文(ひろふみ)という点名はいかにも人の名前だが、点の記によると選点者が飯島博文という人なのでその名が由来だろう。なんという安易というかいいかげんな。大麻西とか大麻調整池とかなんとかつけようがあるだろうに。それで思い出すのが昨秋探訪した野幌の「晃司」だ。あのときもどうみても人名だと首をひねったが、点の記には該当する名前がなかったのでわからずじまいだった。このあたりにはほかにも人名由来らしき三角点があるので、なにかそういう慣習みたいなものがあるのだろうか。

〇四等三角点「博文」
 北緯 43°04′10″.7999
 東経 141°28′38″.7784
 標高(m) 8.25

 

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森林公園駅北口

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駅を背に北西方向への駅前通り(A地点)

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厚別通との大きな交差点に出る(B地点)

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右折して少し行くと左にアークス(スーパー)

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アークスの建物の横を左折して抜ける(C地点)

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先の道路を渡ると右手鉄塔脇に踏み分け道(左が大麻高校、D地点)

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踏み分け道をのぼってその先を突き当りへ(E地点)

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右折して次の右角が調整池(草地)

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角の鉄柵の3本目と4本目の柱の間の草地に三角点

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標石

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位置図(国土地理院地図(電子国土web)に一部記入)

2022年6月22日 (水)

三等三角点「田中」

 今期2回目の踏査行はまた厚別から大麻方面へ。昨秋からずっと似たようなところばかり歩いている気もするが、近くには手ごろな三角点がまだまだあるので、もう少し続きそうだ。まずは厚別町山本にある「田中」、探訪日は2022年6月14日。

 場所はJR厚別駅のほぼ真北2キロの位置なので、厚別駅から歩く。厚別駅は「厚別」を探訪した日に利用したが、今回は正面の南口ではなく西口に降りる。後からつくられた西口は跨線橋上にあり、並行する南北自由通路の橋の上に抜けられるようになっていて、ここから駅の線路の北側へも南側へも出られる。つまり本来の南側の地上駅があるうえにさらに橋上駅が併設されているといった按配だ。おもしろいつくりだ。

 北出口(A地点)から線路沿いに東方へ300 m歩き、まちづくりセンターの標識がある交差点を左折する(B地点)。そこから道なりにどんどん北へ進むと、厚別西公園、厚別通小学校を経て1 kmほどでT字路へ突き当たる(C地点)。T字路のすぐ左手に斜めに通る山本川という人工水路があり、その両岸に平行する道路があるので、その右岸沿いにさらに北へ進む。住宅地がきれて両側は造成された小産業地や老人施設などが点在している。また1 kmほどで一時停止標識のある大きめの交差点に出る(D地点)。そこを右折すると正面に厚別水再生プラザの入口がみえる。三角点はその入口をはいってすぐの右手にある。右側の門柱の裏手に鉄柵で囲われた区域があり、右側がシダーの植え込みになっている。鉄柵の右角のシダーの枝越しに先が赤い背の高い表示杭が立っているのが見え、その根元をのぞきこむと標石が見える。

 点の記によると1983年6月14日設置となっているが、履歴には同年6月15日移転、旧設置1980年7月4日とあり、備考に旧位置より南西方向に約314 m移転となっている。三等三角点なので最初の設置はおそらくずっと古く大正時代なのだと思うが、1980年に新たに設置し直したものを1983年に現在地に移転したということだろうか。今昔地図には1975年の図に下水処理場と記載のある現在地より北に1キロくらいの山本公園の横あたりと、南に1キロくらいの厚別北中学校あたりに2ヶ所三角点表示がある(マーカー位置)。このうち南側の三角点はさらに古い1916年の地図にも表示があるので、おそらくこちら側が「田中」の前身ではないかと思う。
 それともうひとつ、この点名の由来が分らない。田中という地名は近在にはないし人名のように思える。しかし同じ人名ならこのあたりの地名にもなっている山本とすればいいのに、田中とはどこからきたのか(ちなみに山本某はこのあたりの開拓者)。平成になって新設されたこのあたりの四等三角点には明らかに関係者の人名とおぼしき点名がみられるが、ここは来歴の古い三等点だからそれなりの名前のはずだ。気になる。

〇三等三角点「田中」
 北緯 43°03′55″.1287
 東経 141°27′52″.8960
 標高(m) 6.78

 

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厚別駅北出口(左側の跨線橋を上ったところに西口改札がある、A地点)

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線路沿いからの左折点(B地点)

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T字路へ突き当たる(左手に山本川沿いの道路、C地点)

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山本川沿いの道路からの右折点(D地点)

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正面に厚別水再生プラザがある

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右側の門柱の裏、正面に鉄柵が見える

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鉄柵の右角のシダーの枝越しに表示杭が見える

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枝を分けて根元にはいると標石がある

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三角点標石、表記は右書き

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位置図(国土地理院地図(電子国土web)に一部記入)

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新旧地図比較(今昔マップ on the web)

 

2022年6月20日 (月)

周年記念入場券

 ん~、JR北海道からまたわかりにくいというか地味な企画が。題して「「宗谷本線」で迎える周年を記念した各駅の取り組みについて」というもの。いくつかあるうちの目玉が記念入場券発売で、次の3駅で今年の7月2日から来年7月1日まで1000枚限定で販売される(音威子府と天塩中川分はセットで音威子府駅で発売)。

 音威子府駅開駅110周年(1912.11.5開駅)
 天塩中川駅開駅100周年(1922.11.8開駅)
 南稚内駅開駅100周年(1922.11.1開駅)

 周年を記念というあいまいな表現なのは、駅によって100年だったり110年だったりするからだろう。同じ100周年でも微妙に開駅日がずれているのは宗谷本線の特有の事情による。宗谷本線はもともと旭川方から建設され、音威子府に到達したのが1912.11.5で、そのあと廃止になった天北線経由で稚内に達したのが1922.11.1。一方、音威子府から現宗谷本線ルートがつくられて天塩中川に達したのが1922.11.8というわけだ。ちなみにこちら側の全通は1926.9.25で、それと同時に宗谷本線の名称がこちらに移った。

 せっかくだから宗谷本線全線開通100周年と大がかりにやりたいところだが、ルートが違うので悩ましいところだ(現ルートだと2026年だから4年後)。そういえば、廃止問題で揺れている抜海駅は1924.6.25開駅だから再来年に100周年を迎える。なんとかそれまで持ちこたえたいところだろうが、稚内市が来年度以降の維持費支出をしないことを決めたので、にわかに存続に暗雲が立ちこめてきた。どうなるんだろう。

 それはともかく、この種の記念入場券は簡単にできるからかいろいろと企画されているが、いつも思うのだけど現地販売だけで郵送での受付はしないというのは当然にしても、列車利用者だけに販売を限定すればいいのに。宗谷本線はとりわけ不便なので、車で買いに来る人が多いだろう。少しでも利用促進につなげるために、有効な乗車券を提示するとか乗車証明書を提示するとかを販売条件にすればいいと思うけどな。

 

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券面イメージ(JR北海道webページより) 

2022年6月19日 (日)

父の日

 今日6月第3日曜日は父の日。ということで娘たちからプレゼントが届いた。もちろん父親の嗜好はよく知っているので届くのはどれもこれもビールばかり。今年もあちこちのクラフトビールが届いたので、しばらくは居ながらにしてご当地の味を楽しむことができる。毎年毎年ありがたいことだ。
 母の日、父の日があるのなら祖母の日祖父の日もあるのだろうかと調べてみたら、祖母の日は8月8日、祖父の日は2月2日という説があった。それぞれ、ばあば、じいじからきているのだとか。語呂なら母の日、夫婦の日の方が近い気がするが...。もちろん孫の日というのもあって、そちらは10月第3日曜日、敬老の日の1か月後ということだった。
 父の日のお祝いのお返しはもう孫の日にするしかないなあと考えて、いやまてよ、そんなこといったら1年中毎日が孫の日みたいなものだしなと思い直す(笑)。

 

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第一弾。赤味噌って...。

2022年6月17日 (金)

10増10減案

 いわゆる10増10減を含む衆議院小選挙区の区割り見直しの審議会案から総理大臣に勧告された。今回は北海道は増減には関係しないが、札幌市のかかわる3,4,5区で線引きの変更がされることになる。

 それによると、「3区」の白石区・豊平区・清田区のうち白石区北東白石連合町内会区域(北郷の一部と川北、川下)が「5区」へ移り、「5区」の厚別区・石狩管内から石狩市が「4区」へ移る、とのこと。「5区」の厚別区はもともと白石区から分区した区だから隣接する北東白石町内会が移っても違和感は少ない気もするし、石狩市は石狩管内で隣接する当別町などよりも「4区」の手稲区とつながっているからこちらもわからないでもない。考えに考えたすえの案なのだろう。だけど、全体の10増10減案ではできるだけ市や区の分割を避けるようにするという建前のはずなのに、ここでは逆に白石区の新たな分割が起こっている。なんのかんのと理屈をつけて帳尻を合わせただけというのが見え見えだ。

 これで一票の格差が1.999倍に収まると威張っているのだからあきれる。またすぐに2倍を超えるのは目に見えている。選挙のたびに線引き変更するのだろうか。一票の格差を基準にとるかぎり、人口の集中・過疎化が加速する時代に定数1の小選挙区制はどうみても無理がある。といって抜本的な選挙制度変革など実現しようもない。なんたって利害関係者が法案審議しているのだから。そもそもこの案だってこのまま通るとは限らないのだからため息しか出ない。

 

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NHK NEWS WEBより

2022年6月15日 (水)

四等三角点「文京台」

 前回の「図書館」に続いて同じ文京台地区の「文京台」へ。探訪日は同じく2022年6月9日。
 JR大麻駅近くの「図書館」から国道を先に進むとすぐに文京通との交差点がある(A地点)。右折して左手にとわの森三愛高校、右手に道立図書館をみながら文京通のゆるやかな坂道を上ってゆく。ゆっくり15分くらい歩いて文京通西のバス停の先の交差点(B地点)を左折すると、すぐ突き当りがきつつき公園で、その南西角の入口に出る。ここまで大麻駅から1.5 kmくらい。公園に上がってまっすぐ右側の鎖柵に沿っていくと、奥の隅(南東角)に三角点標石が見える。ちょうど角の鎖の柱が折れて倒れている。

 点の記によるとここも近隣の四等点と同じ2005年8月の設置。地下となっているが標石上面は周囲の舗装面から少し突き出ている。点名はこのあたり一帯の地名からとられている。

〇四等三角点「文京台」
 北緯 43°03′45″.0045
 東経 141°30′13″.0232
 標高(m) 62.26

 

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大麻駅南口から東方へ歩いて文京通との交差点(A地点)

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A地点を右折した文京通

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文京通西のバス停の先を左折する(B地点)

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左折した正面がきつつき公園の南西角

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柵沿いに進んだ南東角に標石がみえる

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三角点標石

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きつつき公園正面(左隅が三角点位置)

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位置図(国土地理院地図(電子国土web)に一部記入)

2022年6月14日 (火)

四等三角点「図書館」

 今シーズン最初の三角点探訪は昨年秋に回った江別市野幌地区の少し手前、大麻近辺に行った。まずはJR大麻駅のすぐ近く、道立図書館の手前にあるその名も「図書館」。探訪日は2022年6月9日。

 大麻駅はもともと正面の北口しかなかったが、その後国道12号線に面する南口がつくられた。南口から出たところの信号で国道を渡るか、北口からすぐ左手にある歩道橋でJR線と国道を一度に越えて国道の南側へ出る(A地点)。国道沿いに東方の江別方面へ歩くと200 mほどで立体交差している道路を越えた右手に緑地が広がる(B地点)。「とわの森三愛高校屋外運動用地」という大きな看板が立っている。きれいに草が刈られている用地の歩道から下ったところに、先端が赤い表示杭が2本立っているのがすぐ見える。その奥の方が三角点標識で、手前のは別の境界標石だ。歩道からすぐに下りて近づくことができる。あっけないくらい簡単だ。

 点の記によると他の江別市内の四等三角点と同様2005年8月の設置。設置区分も「地下(保護石‐個)上面舗装」と同じだ。高校用地なのに図書館という点名なのは、ストリートビューで2010年の写真を見ると上記看板が「北海道立図書館」となっていることから、もとは図書館の敷地だったのだろう。

〇四等三角点「図書館」
 北緯 43°04′21″.5152
 東経 141°30′01″.1091
 標高(m) 38.93

 

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大麻駅南口(A地点)

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A地点から東方江別方面へ進む

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立体交差を越えた右側(B地点)

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運動用地に目立つ2本の表示杭(奥が三角点)

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三角点標石

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前面の四等表記

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位置図(国土地理院地図(電子国土web)に一部記入)

 

2022年6月12日 (日)

詰将棋パラダイス2022.6月号

 詰将棋パラダイス6月号、到着日は6月1日。結果稿は3月号分。先月号では3ヶ月ぶりに幼稚園を全題正解してよしよしと思ったばかりなのに、なんとまた今月も1題間違えた。直近4ヶ月で全題正解が1回しかないという惨状。問題の間違えた作品はまた末尾に。

 あとは小中と3ヶ月分まとめて掲載された高校までは無事通過。短大は難しかったうえに短11でずっと桂馬の位置を間違えて並べていたというおそまつ。解けるわけがないわ。短12はさすがの井上さんでスラスラ解けたと思いきや間違えたし、いいところなかった。ほんと最近ミス多いな。気をつけないと。

 推理将棋はなんとか全題解けていた。難問501が解けたのはちょっとうれしい。フェアリーは5/8だったけど、難しいQばか詰が2題あったのでしようがない。短評にQばか詰が克服できるようにと書いている人がいて、みんなそうなんだなと苦笑してしまった。今月の問題は「濃い」神無一族の氾濫なので簡単には手が出ない感じだけど、久々登場の天使詰だけはさらさら解けた。天使詰おもしろいのでぜひおすすめ。

 さて、今月は解答順位戦七條賞の結果発表。ぼくは506点で34位だった。自己採点では502点だったので、やはり大12の変別解が救われていたようだ。申し訳ない感じ。しかし502点でも順位は変わらないから大勢に影響はないのか。ところで今回は700点満点者が4人もいた。たしか七條賞には賞金がでるはずだけど、こういう場合賞金配分はどうなるんだろう(下世話ですみません)。今年はというと、半期が終わったところで自己採点219点と、これではトータル450点もおぼつかない。幼稚園のミスといいもう脳の劣化が進行しているのかも。

 その脳の劣化のせいかどうかわからないが、今月号の順位戦問題には苦戦しきり。もともと難問が多い順位戦は毎年苦労させられているが、今年は特に駒配りを見ただけでゲンナリして解く意欲が起こらない。手数は15手以内だしふだんの高校レベルだから解けてもおかしくないのだけれど。解答者の評点を競う順位戦で悪形の難問ばかりそろうというのは、形よりも手順の難しさが高評価につながるという理由なんだろうな。ぼくは難問には評価を下げる変人なので理解できないが。

 今月の1作は幼稚園の板倉強氏作。12桂成同玉13銀同玉24角23玉32飛成34玉35金迄9手で詰めたつもりの愚か者はぼくです。はあ。

 

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詰将棋パラダイス2022年3月号幼稚園5 板倉強氏作

2022年6月10日 (金)

サブスク

 ニコリ179号が届いた。ニコリは街中の大きな本屋へ行かないとおいていないので、買いに行くのが面倒で、今号から定期購読することにして申し込んであったのだ。税込み1100円が年4冊で年間購読料が4400円だから得になるわけではないし、わずかでもポイントがつくネット通販で毎回買ったほうが得ではあるけれど、詰将棋パラダイスもそうだがだまっていても送ってくれる雑誌の定期購読というのは独特の魅力がある。

 定期購読定期購読と書いているが、いまどきはサブスクというのだそうだ。ニコリのwebページから申し込んだときもサブスクとなっていた。誰が言い出したのだろう。なんでも横文字略称にしてしまうのだな。雑誌の定期購読どころか、定額サービスはみんなサブスクだ。音楽、飲食からおむつなんてのまであるから驚く。ぼくは昭和の爺なので定期購読と言わないと感じが出ない。小学生のときに学校で買っていた学研の学習と科学もそうだったし、中学生になってとり始めた中一コースもそうだった。中一コースの定期購読は近所の本屋さんに申し込むと毎月配達してくれたのじゃなかったろうか。そんな時代もあったのだ。懐かしい。

 

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サブスクはじめた

2022年6月 9日 (木)

記念塔再訪

 やっと気温が上がってきて、6月にはいって札幌では最高気温が初めて20 ℃を越えた。ここ2年間自粛してきたよさこいソーラン祭りが始まり、来週は北海道神宮例祭も行われる。ぼくも陽気に誘われて今年の三角点めぐりを開始することにした。今日は大麻から森林公園あたりをうろついてきたのだが、そちらの話はまた別に立てるとして、ついでにこの秋にも解体工事が始まる予定という北海道百年記念塔を見物してきた。

 記念塔を含む野幌森林公園に来たのは、たぶん2009年に1年生のクラスレクの引率で開拓の村にきたとき以来だと思う。そのときは横眼で眺めただけだし、それ以前に森林公園自体に来たときもとりたてて記念塔をしげしげと観察した記憶はない。以前、中の展望台まで上れたときに上った記憶があるけれど、それはずいぶん昔の話だ。開道100年記念の壮大なモニュメントとはいっても、大多数の札幌市民にとっての接点はそんなものだろう。

 改めて近くから眺め、周囲をぐるりと回ってみる。いやあよくつくったなこんなものと感心してしまう。なんというエネルギーだろう。これが建造された50年前は高度成長期の終わりころだし、札幌でオリンピックをやり、地下鉄ができ、地下街ができ、みんながイケイケで活気にあふれていたのだろう。それがいいとか悪いとかではなく、時代が違うとしかいえない。それが時が移り、いまやSDGs真っ盛りだ。威容を誇った100 mの鋼鉄の塔も醜悪な負の遺産となり果て、解体される運命となった。すでに命脈は尽きてしまったかのように、周囲はロープが巡らされて近づけず、説明板の一枚もなく、立入禁止の立て札があるだけだ。

 

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往時の栄光はすでに無く... 

2022年6月 8日 (水)

リュウグウのアミノ酸

 はやぶさ2が小惑星リュウグウから持ち帰った砂から20種以上のアミノ酸が検出されたという数日前のニュース。これにはびっくり。わくわくして続報を待っていたけれど、それ以来なんの音沙汰もない。いろいろなニュースサイトを見てみたがいずれも大同小異で詳しいことがまったくわからない。単に生命活動に関係が深い有機物であるアミノ酸が20種類以上検出されたというだけだ。文部科学省への取材で分かったもので、生命の誕生に必要な材料がどのように供給されたか考えるうえで重要な成果とニュースでは持ち上げているが、しかしこれはちょっとフライングじゃないかな。

 アミノ酸は生体を構成する重要なパーツであるのは間違いないが、仮に地球外で生成したとしてそれだけが特異的に検出されたとは考えずらい。アミノ酸が20種以上も見つかったのならば、他の生体成分である有機化合物がたくさん検出されてもおかしくないし、逆になければおかしいだろう。そもそもそのアミノ酸がどういう分析手段で確認されたのかも明らかではない。20種というのがどういう分子種なのか、タンパク質構成アミノ酸は含まれているのか、D体かL体かとか知りたいことがいっぱいある。

 取材するにしてももうちょっと突っ込んで訊いてほしいものだよ。サイエンスコミュニケーターいなかったのだろうか。文科省の担当者も詳細は分かってないのかもしれないけれど。分析を行っている8チームが結果をまとめる段階に入っており、今後詳細データが論文で公表される見込みとのことなので、それを待つしかないのだろうな。

 

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NHK NEWS WEBより

 

2022年6月 6日 (月)

篠路駅西通

 走ってばかりでは足に負荷がかかってよくないのでときどきは歩くことにしている。今日はそのウォーキングの日。ついでに三角点探訪でもしたいところだが、歩いて行ける手近なところは行きつくしてしまったので、特に目的なく学園都市線の線路沿いをぶらぶらしてきた。鉄道好きにもいろいろなジャンルがあり、昨今では乗り鉄だの撮り鉄だのというセンスのない略称がメディアで頻出している。ぼくは国内の鉄道を全部乗った変人なのでりっぱな乗り鉄に分類されるのだろうが、それ以上に好きなのは線路だ。だから列車が来ようが来まいが関係なく二条のレールが敷かれているのを眺めているだけでわくわくする。なので線路沿い歩きは退屈しないのだ。

 家から線路沿いに1時間弱歩くと篠路駅に到達した。西口広場から先を見ると篠路駅西通が開通していた。篠路駅西口と東8丁目篠路通の間の住宅地には直通道路がなく、篠路駅周辺地区整備事業の一環として直通道路を整備していたもので、先日東8丁目通を通ったときにあれ開通したんだなと気づいていた。札幌市のお知らせによると2021年12月17日の開通とあるから、もう半年近く前に完成していたのだ。ここはJR篠路駅から三等三角点「茨戸」へ行くときに通る道で、ぼくが2年前に行ったときには直通道路が未完成で工事区間を歩いた話は以前書いた。

 篠路駅周辺地区整備事業ではこのほかに駅東側の北区役所篠路出張所の増築移設が昨年秋に完了している。となると残るは大工事の篠路駅改築と学園都市線高架化事業だ。そろそろ工事に着手してもいいころだが今のところ一向に始まる気配がない。複線区間をどういう順序で高架化するのかとか、桑園~当別間で唯一の保守用車用側線をどうするのか、など興味津々なのだが。

 

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篠路駅西口広場から西通方向

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東8丁目篠路通交差点から篠路駅西通(正面が篠路駅)

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たまたま篠路駅側線にいたマルチプルタイタンパ

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篠路駅西通位置図(札幌市お知らせより)

 

2022年6月 4日 (土)

8年連続

 JR北海道の2021年度線区別収支と利用状況が発表になった。ニュースでは前年度より改善されたものの8年連続全区間赤字といっていて、え、9年前は赤字じゃなかったのかと一瞬驚いたが、この種の数字が発表されるようになったのが8年前からというだけで、それ以前が黒字だったわけではないのだった。まあそうだろう。だいたいが国鉄時代に営業係数で収支を表していたときだって、全国の線区で100以下の黒字だったのは山手線とか数線区しかなく他はすべて赤字だったのだから、北海道の線区が黒字だったことは...、あるとすれば石炭全盛時の運炭線区くらいだろう。

 例によって見やすいタビリスの書き直した表でみてみると、確かに2020年度よりは赤字額は減っているとはいえ惨憺たる数字が並んでいることには変わらない。バス転換に向けて協議が進んでいる根室線・富良野~新得(輸送密度50)、留萌線・深川~留萌(90)は別格としても、宗谷線・名寄~稚内(174)、根室線・釧路~根室(174)というのは幹線にしてはひどすぎる。沿線人口がほとんどない区間なのでどうしようもないが、宗谷線など特急以外の普通列車利用客はほとんどいないのだろうし、根室線も優等列車が運行していないだけで事情は同じだろう。よもや廃止にはならないとは思っていたけれど、3往復の特急だけのために線路を残すのかといわれるとどうなんだろうと思ってしまう。

 

2022年6月 3日 (金)

御誕生1250年

 6月になった。お遍路の季節だ(意味不明)。弘法大師は774年6月15日に屏風ヶ浦善通寺で誕生した。来年2023年は御誕生1250年とのことで、四国八十八ヶ所霊場会では2022年6月15日から2024年12月31日まで弘法大師御誕生記念事業を開催する。各札所では「88大師メッセージ」お言葉の記念印押印や「88記念カード」彩色カードの贈呈などが行われるそうだ。この間に札所めぐりをすると普段の記帳のほかに特別の押印やらカードがもらえるということで、期間限定アイテムをインセンティブとして少しでも八十八か所巡拝者を増やそうという狙いだろう。

 こういう企画はこれまでにもいくつもあって、たとえばこれに先立って、2020年が醍醐天皇から弘法大師号を授与されて1100年の記念の年であることを記念して、賜弘法大師号1100年記念事業が行われ、そのうちの各札所での御詠歌札の配布が期間延長の上この5月31日に終了したばかりだ。それ以前、ぼくが八十八ヶ所を回っていたときにも、2014年は何の記念だか忘れたが特別の御影を配布していたし、2016年にはうるう年記念散華の配布をしていた。いずれも期間内に回り終えれば88枚コンプリートできるのだが、ぼくは4年がかりで回ったのでどれも中途半端にしかもらっていない。そういえば持って回った納経帳は2015年の高野山開創1200年に先立って頒布された特別仕様の青いやつだ。

 というわけで、これからも年によっていろいろな企画が出てくるのだろう。今年から回り始めるもよし、そう急がずともまた何かの折に出かけるもよし。さてぼくの次回はいつになるかな。

 

2022年6月 1日 (水)

2022.5月の総括

 5月は出だしにちょっとつまずいたけれど、連休明けには持ち直してなんとか無事に一ヶ月が過ぎた。とはいうものの今年は諸事情あって、せっかく新型コロナも収まりつつあって行動制限も解除されているというのに、いろいろと出遅れている感が否めない。そうはいってもやっと今日はほぼ半年ぶりの飲み会で、いつもの店へ行ってきた。まだ今年は半分以上あるしこれから取り戻さねば。
 エクササイズ量も持ち直した感じだが、例年と比べると体重や体脂肪率の低下が早いのが気になる。夏場は運動量増加とともに体重は落ちるのが常だが、そもそも底を打つのは8月くらいだし、この時期に64キロ台というのはずいぶん低く、調べてみたら2017年以来5年ぶりだ。特に体調に変化は感じないけれどなんかあったかな。例年と比べて違うのはスタチンを飲み始めたことくらいだが、これは関係ないだろうし。

 5月の記録 (4月比)
  エクササイズ日数 26 (-2)
  走行距離 (換算km) 180.8 (+18.1)
  総エクササイズ (Ex) 230.2 (+29.2)
  体重 (kg) 64.6 (-0.8)
  体脂肪率 (%) 14.9 (-1.2)

 

220601 
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