キハ281系ラストラン
おおっとびっくり、本日発表のJR北海道ニュースリリース。札幌~函館間の特急「北斗」で使用されているキハ281系が10月から261系に置き換えられる。これで28年間走り続けた281系は引退ということになり、10月に記念のラストランが企画されているとのこと。10月22, 23日の2日間、途中東室蘭のみ停車の「スーパー北斗」として運転。どうせなら最速記録の2時間59分で走ってほしかったけどそりゃ無理か。
今年度で置き換えという話だったから来年3月改正だと思っていたら半年早かった。あともう2ヶ月半しか走らないんだ。北海道で初めての振り子車両だったし、デビュー当時初めて乗ったときはさすがに感動したものだ。そのグレードアップバージョンである283系もすでに活躍の場を狭め、さらに画期的な次世代形式となるはずだった285系は試作車のまま廃車されてしまった。そして現在の主力は性能を抑えて安定化をとった261系。社会全体が右肩上がりの成長期はとっくに終わっていまやSDGsの時代、まさにそれを反映しているといえる。それにしても公式引退が183系より早いとはね。
ところで同日のニュースリリースにやっと来春ダイヤ改正で引退するキハ183系「オホーツク・大雪」の後継車も発表になった。公式の発表がなかったのでいろいろ憶測を呼んでいたけれど、大方の予想通り今春「おおぞら」から運用離脱した283系が転用されるということだ。いまや標準の261系の増備は終了したのでどうするんだろうと言われていたが、新幹線札幌延伸時には余剰となる261系を転配するまでのつなぎということなんだろう。というわけで弟分の283系はもう少し活躍がみられることになった。
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