新型ワンマン電車
たまっている三角点めぐり記に追われているうちにも世の中はどんどん進み、せっかくのネタがヒマネタになってしまう。
JR北海道から導入の予告がされていた新型ワンマン電車の概要が先日発表になった。それによるとワンマン対応オールロングシート2ドアの737系(クモハ737-0=クハ737-0)2両編成が13本の計26両がこの冬から来春にかけて順次落成し、2023年春より室蘭線(苫小牧~室蘭間)で運用予定とのことだ。
車両のイメージは予想通りだが、一気に26両には驚いた。室蘭本線苫小牧以西の電化区間でのキハ143系他置き換えだけにはどうみても過剰だ。とすると、当然函館本線岩見沢以北の気動車や721系電車の置き換えも視野に入れていると考えるのが妥当だろう。全部置換えるのに26両では足りない気もするが、少なくとも設備から札幌圏での使用は想定されていないだろうし、他に使えるところもない。なので、春までに全車出そろうのなら、導入予定線区に函館本線が含まれていてもいい気がするが、「など」という含みもない。謎だ。
それはともかく、苫小牧~室蘭を電車にもどしても、東室蘭~長万部間の非電化区間が残るのでH100を送り込まねばならない。ここは新幹線札幌開業以降もそのままだし。ならいっそのこと並行在来線分離で余剰となる山線のH100をこちらへ転用して、苫小牧~室蘭間もH100化してしまったほうがいいような。近いうちに「すずらん」の785系も置き換えが必要となれば、こちらも新幹線延伸で余剰となる261系化してしまえば、この区間の電化設備は不要になる。なんか結局はそういうシナリオになりそうだと思っていたけど、この26両投入でそれはなくなった。どうなるのだろう。
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