鉄道の町
三角点めぐりも岩見沢に到達した。
岩見沢といえば鉄道の町。かつては函館本線、室蘭本線、幌内線が分岐し、2つの機関区を擁する一大拠点だった。それもとうに過去の話になったが、今でも広い構内はその面影を残している。その町外れにC57のニセプレートをつけたD51の動輪が展示してある話は書いた。とうてい納得がいかないので、三角点探訪のついでに本物を見に行ってきた。
岩見沢駅から歩いて15分ほどの国道12号線沿いにみなみ公園があり、そこにC57 144とD51 47が静態保存されている。屋根はあるものの屋外なので錆が目立つ部分もあるが、わりあいきれいな状態を保っていて実機の迫力を感じるには十分だ。あらためてC57の動輪の大きさに感心する。まったく岩見沢観光バスふざけるなという気になる。C57 144は1976年3月廃車だから135とともに最後に残ったグループだ。D51 47は一足早く1973年の廃車。幌内線、歌志内線、万字線を走ったとある。万字線ってD51入線できたのか。
岩見沢には他にも見るべき鉄道遺産がいろいろあるが、駅北口から出てすぐの北海道炭礦鉄道岩見沢工場も圧巻だ。現在でもレールセンターとして利用されていて立ち入りはできないが、重厚壮大なレンガ造りの建物は外から見るだけでも迫力十分。1899年建造だそうだが、120年以上経った今も現役で使用されているとはすごい。岩見沢の底力を感じる。
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