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2022年8月14日 (日)

三等三角点「上幌向」

 岩見沢市の三角点探訪、幌向地区に続く2回目は一駅先の上幌向へ。探訪日は2022年8月4日。

 函館本線上幌向駅で下車してまず「上幌向」へ向かう。無人化された橋上駅から南口へ降りる(A地点)。並行する国道12号線をそのまま渡って南側歩道へ出られるところは幌向駅と同じつくりだ。国道を700 mほど岩見沢方向へ歩くと右手に岩見沢観光バスの広い構内がある。道路沿いの看板の足元に謎の動輪が置いてある話は以前書いた。
 歩道と構内は柵柱で区切られていて、真ん中へんの歩道のマンホール横の閾石に埋まるように赤い建設省の境界標識がある。そのすぐ横の構内にコンクリートの丸蓋があり、三角点はその中にある。三角点ViewerのGoogleMapの写真位置からは、もう少し構内の内側にみえるが、この丸蓋以外は周囲はすべてコンクリートで覆われていてそれらしい痕跡はまったくない。国土地理院の基準点成果等閲覧サービスの近景写真でも赤い境界標識が隣に写りこんでいるので、ここで間違いないだろう。

 ここは三等三角点なので設置は大正時代の1914年6月と古い。点の記の履歴では1998年に移転されているので、そのときに現在位置に埋設されたのだろう。本体は地下で見えないので残念。それより横にあって目立つ道路敷地境界標が気になる。側面に建設省とあるのでそれなりに古いもののようだが。

〇三等三角点「上幌向」
 北緯 43°11′03″.7076
 東経 141°43′17″.0849
 標高(m) 13.04

 

220814a
上幌向駅南口(A地点)

220814b
JRと並行する国道12号の岩見沢方面(A地点)

220814c
岩見沢観光バスの看板

220814d
歩道と構内を隔てる柵柱(矢印位置に三角点)

220814e
構内側から見たところ

220814f
道路敷地境界標のすぐ前の丸蓋

220814z 
位置図(国土地理院地図(電子国土web)に一部記入)

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