峰延駅
函館本線で札幌から旭川方面に進むと岩見沢の次の駅が峰延(みねのぶ)駅。札幌近郊といってもいい位置で、昔からある駅だし名前はよく知っているが、先日初めて利用した。こういうことも三角点歩きの余禄だ。岩見沢市だとばかり思っていたら駅の所在地は美唄市峰延町だと初めて知った。近くにある「峰延町」という三角点は岩見沢市のはずなのにと思って調べてみたら、峰延町には岩見沢市峰延町と美唄市峰延町があって、峰延駅の南西1キロほどのところに市境があるのだった。峰延駅は明治時代に北海道炭礦鉄道の駅として開業した由緒ある駅だから、もともとこのあたりは峰延(峯延)という地名で、その後周囲に岩見沢市と美唄市が成立したときに分断されてしまったのだろう。ついでにいえば三笠市も近くて、峰延駅前を通る国道12号の1キロほど札幌寄りに岩見沢市・美唄市・三笠市の三市境界点がある。
峰延駅は可愛らしい駅舎のある無人駅で、駅乗降人員は2014年で1日79人だそうだから現在ではもっと減っているだろう。駅舎内は待合スペースがあるだけで自動券売機すらない。ホームは2面2線で跨線橋で結ばれている。ホームでは下り列車は岩見沢駅、上り列車は美唄駅を発車すると自動案内放送が流れる。駅前は商店が1軒あるだけで何もなく、100メートル先の国道に出たところにJAみねのぶのAコープ店があるくらいで、近くにはコンビニもない。もっとも国道を2.5キロ南にいくと大きなイオンスーパーセンター三笠店があるので不自由はしないのだろう。駅の正面(南東)側は丘陵で、裏の北西側は水田地帯が広がる。そのうち歩いてみるつもりだ。
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