水柱止まる
しかし世の中には驚くようなことがいろいろある。この長万部の水柱現象もそのひとつだ。飯生神社前の木立の中で8月8日の夕方に突然水が噴き出して、高さが30メートルもの水柱になった。1958年頃に地下資源調査のために業者が掘削しその後埋め戻した場所だという。原因が不明でいっこうに止まる気配がないために、町は塩分を含む飛散水の塩害や轟音の対策に追われ、対策費用捻出のためにふるさと納税やクラウドファンディングを募るという事態になっていた。
その水柱、数日前から勢いが時おり弱まっていることがわかり、9月26日未明現地で止まっているのが確認されたそうだ。もともとの原因がわかっていないのでなぜ止まったのかもわからないのだろうが、再噴出に備えてとりかかっている対策工事は予定通り進めるとのことで、神社の敷地内ということもあって安全祈願祭が行われている。
いやあおもしろい、といっては振り回されている地元の人に申し訳ないが、噴出している間にぜひ見に行きたかった。なんで突然吹き出して突然止まったのかとても興味がある。ぜひ調査して解明してもらいたいものだ。水温は21.5 ℃とちょっと低いものの成分は立派な温泉水だというから、りっぱな観光資源になったかもしれないのに、突然止まるんじゃなあ。
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