二等三角点「大願」
まだまだ続く岩見沢シリーズ、次は5回目。名前に惹かれて「大願(おおねがい)」に行き、ついでに大願神社(紹介済み)をお参りしてきた。探訪日は2022年8月29日。
岩見沢北東部の稔町のさらに先に大願町がある。どういう由来なのか知らないが、大望を秘めて開拓者が入植したかのような大きな名前だ。付近には大願を冠した三角点がいくつかあるが、駅からは遠いので今回はその名も「大願」ひとつだけ。
岩見沢駅北口を出て駅前通を北三条通交差点まで進んで右折、北盛橋で幾春別川を渡ってその先の信号を左折して道道6号線にはいり、その先を右折して「稔ヶ丘」に至るところまでは同じ道をたどる。その「稔ヶ丘」を過ぎてさらに道なりに進むと、「稔町」のエントリの位置図AのF地点からG地点へと至る。このG地点が稔神社(これも紹介済み)のある交差点で、ここは「東川向」から「稔町」へ移動したときに横切ったところでもある。ここがこのエントリの位置図のA地点になる。
A地点を北方へ直進し斜めに道路に突き当たったところがB地点で、ここを鋭角に左折してすぐ次の農道を右に入る(C地点)。北西方向へ直進し、D地点からは農家の間の庭先のような細道を進むとT字路に突き当たる(E地点)。そこを右折して200 mほど進んだ農地の角を左折する(F地点)。地図に道の表記はないが水田の横の土道をいくとすぐに右に用水路の水門があってその角に三角点がある。保護石4個に囲まれた標石が露出しているのですぐにわかる。ここまで岩見沢駅から約6 km。峰延駅の方が約5.5 kmと近いが、岩見沢以遠は列車本数がぐっと少なく不便になるのでぼくは岩見沢から歩いた。
ここは二等三角点で、設置は明治時代(1911年9月)と古い。ただし2003年に再設置されていて、そのときに更新されたようで標石は新しく、二等表記も左書きだ。標石は地上に露出しているので四面の記載がよく見える。「大願」という点名の三角点はこの北の方にももうひとつあるせいか、点の記のこちらの点名は「大願 I」となっている。
〇二等三角点「大願」
北緯 43°14′49″.4513
東経 141°45′52″.0850
標高 (m) 17.70
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