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2022年11月27日 (日)

札幌市未来へつなぐ町内会ささえあい条例

 なんともはやな名前。そういえば最近どこかで、町内会費を払わない人はゴミステーションの使用を禁止するという話が物議をかもしていた。時代が変わって町内会の加入率が低下し、さらに高齢化していろいろと問題になっているということで、札幌市は来年春に町内会の維持や活性化を目指す条例を施行するのだそうだ。記事についているグラフでは、札幌市の町内会の加入率は2022年には70%を切っていて、どんどん右下がりに低下しているようにみえる。が、よくみると20年前の2000年だって76%程度だから20年で6%しか下がっていないともいえる。急減しているようにみえるのは縦軸の切り取りのトリックだ。

 うちの町内会はほぼ100%加入しているので、たしかに70%てのは低いなとは思う。でもそれが問題かというとどうなんだろう。市が音頭とってまで増やそうというのもなんだかなという気がする。昔と違って近所付き合いなどべたべたした人間関係をきらう人が増えているのが原因なら、行政が旗を振っても効果はないし。ぼくも役員をやったことがあるが、町内会活動はなかなか大変で、共働きの若い世帯などで時間に余裕がない人には難しいだろう。

 うちの町内会では、会長、副会長、会計、会計監査、総務正副部長、環境防災正副部長、文化体育正副部長、女性部正副部長、班長等と21もの役職がある。それを180軒ほどの会員で分担するので9年に1回くらいは回ってくる計算だ。よその町内会の事情は知らないが、PTA役員と同じでこういうのを回避する人が多くても不思議ではない。これらすべての役職が必要かというと、中にはほとんど有名無実なのもあって単に昔からの枠組みが残っているだけというふしもある。

 もちろんゴミステーション管理とかパートナーシップ排雪とか、札幌市では町内会単位での協力が前提になっているものがあるから、なくしてしまうことはできないだろうけれど、もう必要最低限の業務だけに縮小して、イベントだの行事だの回覧だのは廃止してしまえばいいと思う。それをまた昔みたいに活性化しましょうというのは時代錯誤じゃないのかなあ。中身もだけど、こういう条例の名称を考えた人の頭の中を見てみたいものだ。

 

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