ボールパークアクセス列車
この時期恒例の、JR各社の来春ダイヤ改正ニュースが出そろった。われらがJR北海道もニュースリリースが出ている。
今回の3月18日ダイヤ改正の目玉は石北線特急の283系化だろうか。ほかにもいろいろあるが例年よりは地味な印象だ。そのなかで注目は北海道ボールパークFビレッジ開業にともなう臨時列車の設定で、別立てのニュースになっている。ファイターズ主催全試合が新設のエスコンフィールドで行われるようになり、そのアクセスとして千歳線北広島駅が使われるようになる。当然既存列車では対応不可能なので、平日のナイター対応として、最大6本の臨時快速を含む輸送計画が公表された。想定では満員観客(35000人)の場合、札幌方面へ11500人が鉄道利用との試算らしい。これを標準的な733系6両編成でさばくとすると、定員900人として12本は必要になる。始発の臨時6本のほかは既存列車で対応だが、この時間に新千歳空港からくる快速エアポートはかなり込んでいるだろうから、それに300人ずつ詰め込んだとして、既存列車が18本必要。20時以降のダイヤでは普通を含め24本の定期列車があるのでそれで間に合うという計算だろうか。
しかし、行きはともかく帰りは試合終了時に集中するから、試合時間が3時間ちょっととしてこれでは21時半以降が激込みになりそうな感じがする。まあ平日は満員になることは少ないだろうから大丈夫なのかな。となると問題は満員になりそうな土日のデーゲームの方だろう。今回、土日の臨時列車計画が出てきてないのが不思議だ。まさか計画してないなんてことはないだろうが、さすがに空の始発列車を用意しないと大変なことになりそうな気がするけど。
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