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2023年4月

2023年4月30日 (日)

2023.4月の総括

 4月の総括。記録的に暖かかった3月に続いて4月もわりあい気温は高く、札幌の月平均気温は約9.2 ℃で、ここ20年間では2008年の9.4 ℃に次ぐ値だ。この暖かさで桜の開花は4月15日と、平年より8日も早かった昨年(4/23)よりさらに8日も早い記録だった。ちなみに満開日は4月21日でこれも平年より15日早かった昨年(4/25)より4日早い。この分では大型連休を待たずに散り始めてしまうのではと心配したが、連休開始の昨日今日はうちの近所の桜はまだ十分見頃だ。今日(30日)は最高気温が21.1 ℃と今年初めて20 ℃を越え、朝方の雨も上がって日中は絶好のお花見日和だった。

 暖かさにつられて今日は今季初めて半袖短パンでホームコースのあいの里公園をジョギング。これからカラスが巣をかける6月までが一番気持ちよく走れる季節だ。外を走り始めて1ヶ月がたち、なんとかコンスタントに10キロ以上走れるようになった。まだまだフルマラソンにはおぼつかないが、ここへきて体重や体脂肪率も落ちてきたし、いくらか光が見えてきたかな。

 4月の記録 (3月比)
  エクササイズ日数 29 (-2)
  走行距離 (換算km) 215.1 (+65.5)
  総エクササイズ (Ex) 249.4 (+50.5)
  体重 (kg) 66.3(-1.1)
  体脂肪率 (%) 15.5 (-0.8)

 

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咲き始めたオオバナノエンレイソウ 

2023年4月29日 (土)

大型連休初日

 大型連休の初日。新型コロナも下火になって3年ぶりににぎわっている各地のようすが報道されている。ぼくは毎日が連休の暇爺であり、この日しか休めない大方の皆様の邪魔になっては申し訳ないので、大型連休といっても通常運転だ。家で本を読み、パズルを解き、庭いじりをし、公園を走り、あ、そうそう、訪ねてくる孫と遊ぶ。

 先日は、懸案だったフロックスの苗を裏庭に植えた。フロックスはいろいろ品種があり、本当は背の高いやつがほしかったのだが、どこにも売ってなかったので、聞いたことのない名前の中くらいのハイブリッド品種。あとは、花が終わったコモチランの鉢の植替え。連続して花をつけた親株は巨大化して、周りの子株が大きくなってきたので、思い切って世代交代し、子株のみを植え付けた。ついでに元気のないグリーンネックレスも植え替える。

 これからの時期は気温も上がって、草花の種まきや植え付けの適期になる。というのに、当地では5月恒例の中島公園「さっぽろ園芸市」が今年も中止とのお知らせにがっくり。これで4年連続だ。ぼくも含め楽しみにしている人も多いだろうに。もともと戸外の公園内での催しで、さほど密になることもないのに、なんでやらないのだろう。

 

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フロックス

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コモチランとグリーンネックレス 

2023年4月27日 (木)

新幹線函館乗り入れ案

 構想としては以前からあったものが、にわかに現実性をおびてきた北海道新幹線函館駅乗り入れ計画。函館市の活性化のために実現に向けた調査を開始することを選挙公約に挙げた大泉潤氏が、新市長に当選したためだ。新人の大泉氏が現職候補の4倍もの得票を得て圧勝できたのは、タレント大泉洋さんの実兄という抜群の知名度が大きく与ってのものであり、新幹線の公約のためではないにしても、ひとつの目玉としていたのは間違いないので、ぜひとも前向きに取り組んでほしいものだ。

 北海道新幹線の新函館北斗駅は函館駅から18キロも離れており、接続する快速はこだてライナーで20分ほどかかる。何より乗り換えが必要という心理的バリアーが大きい。今後、新幹線が札幌まで延伸開業したとしても、札幌から函館へ行くにはこの新函館北斗乗り換えをしなければならない。現行の在来線特急よりもはるかに時間短縮されるとはいえ、乗り換えは面倒だ。もし、新函館北斗~函館間の線路を改軌あるいは三線化して新在直通が可能になれば、この乗り換えが不要になる。これは大きい。

 もちろん実現は簡単ではないだろう。札幌延伸時には新函館北斗~函館間は並行在来線としてJRから経営分離されることが決まっており、鉄道を存続するならば3セク化することになる。そこにJR北海道の新幹線が乗り入れる形になる。札幌~函館間の区間列車はいいとしても、JR東日本直通列車は東京~札幌と東京~函館を別建てで運行するほど需要はないだろうから、新函館北斗で札幌方面と函館方面と分離・併合することになる。それ用の車両が必要になるし、運行面でも煩雑になる。これはなかなかやっかいだ。JRがうんというかどうか。

 なので、数年前にこの案がでてきたときに、ぼくはかなり否定的だった。これは函館だけの問題ではなく、横浜や大阪など中心駅まで乗り換えを強いられている大都市は他にもある。わざわざ枝線を引っ張らずとも、同じお金をかけるなら、新函館北斗駅を改良して新幹線ホームを抱き込む形に在来線を引き込んで、同一ホーム乗り換えできるようにするくらいが現実的ではないか、と思っていた。しかし今はちょっと考えが変わった。秋田新幹線、山形新幹線などのミニ新幹線がどんどん作られて、もはや新幹線が特別のものではなく、昔の幹線特急を置き換えたローカル新幹線もありなんだという時代だ。線形の関係で市中心部に乗り入れできなかった部分ををミニ新幹線で補う、という柔軟な未来図があってもいいんじゃないだろうかと。

 

 

2023年4月25日 (火)

鉄道・バス共通時刻表

 交通新聞社の北海道時刻表5月号を買った。昔は弘済会や交通公社からも出ていた道内時刻表、いまはこれだけだ。5月号は5月20日からの室蘭線への737系電車投入による時刻変更が掲載されているというのもあるが、もうひとつの目玉は宗谷線と石北線のJR・バス共通時刻表の掲載だ。

 JR北海道が、地元負担を前提に存続を目指す赤字8区間で、列車に加え、並行して運行するバスのダイヤも掲載した共通時刻表を作成することにしたもので、まずこの2線について北海道時刻表の5, 6月号に掲載されると発表されていた。JRの本数の少ない線区で並行するバス時刻と併載することによって利用者の利便をはかるねらいだ。こういうことが今までやられていなかったのが不思議なくらいだ。

 ただ、実際の誌面をみるとお世辞にも見やすいとはいえないのがちょっと残念。見慣れていないというのもあるが、並行するといっても発着区間がJRとバスとでは違っているので、そういう情報を詰め込むと誌面がごちゃごちゃしてしまう。少なくとも特急列車・高速バスと普通列車・ローカルバスとで掲載面を分けるとかしたほうがよい気がする。でも、そうすると特急からローカルバス乗継ぎ等が見にくくなるか。

 初の試みだからこれから少しずつ改良してゆけばよいと思う。高速バスのほうが安いけどやっぱりJR特急は速いんだな、とか再認識してもらえるかもしれないし。

 

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交通新聞社北海道時刻表5月号より

 

2023年4月24日 (月)

あれから1年(その2)

 昨日は知床半島沖観光船沈没事故から丸1年という日で、現地での追悼式のようすなどがしきりに報道されていた。1年経ったとはいえ、まだ乗客6人の行方がわかっておらず、沿岸での捜索も継続されていることもあり、被害者や関係する方々はまだまだ悲しみのさなかであろうとお察しする。

 あれから1年とタイトルに書いて、これ最近書いたようなと見返してみたら、2月にロシアのウクライナ進攻から丸1年というエントリを書いてあった。あれもこれも1年前なのだ。このような大きな事件や災害などから丸何年という日が最近頻繁にあるような気がする。ついこの間は熊本の地震から何年といっていたし、その前にはもちろん東日本大震災の日があって、さらには阪神淡路大震災の日もあった。集中豪雨被害から何年というのもいろいろあるし、災害以外でも京アニ放火事件だとか尼崎脱線事故だとか、古くは日航機墜落事故だとかもそうだ。

 さいわいぼくはそれらの大事件の重大な当事者になったことはないが、あの年はあれがあった年というように過去の指標として記憶を新たにし、あのときは何してたんだったかななどと思いをはせることになる。しかしそういう過去の指標がみんな悲しい災害や事件というのはなんなんだろう。そういう負の記録ではなく、おめでたい楽しいイベントから丸何年というのはないものか。考えてみても思いつかない。ノーベル賞がどうしたとか金メダルがどうしたとかはあるけれど、あれから何年というほどのインパクトはない。長く語り継がれるイベントとしてのニュースというのはほとんどが悲劇なのか。

 そういえば、そんな悲しいニュースばかりを載せる新聞の購読料が値上げになるというお知らせがきていたな。もう新聞とるのやめようかな。

 

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 NHK NEWS WEBより

2023年4月22日 (土)

@Frontier終了

 北大の卒業生登録システム@Frontierが終了した。それとともに、付随していた@frontier.hokudai.ac.jpのメールアドレスが突然使用できなくなった。このアドレスはもともとgmailのシステムを用いて機能していたものだが、昨日gmailのメール画面からログインしようとしたところ、そもそもアカウントが消えていて、管理者に問い合わせてくださいと出る。なるほどね、そうなったか。

 実は、ひょっとしたらと予想はしていた。今月初めに大学の後輩からメールがあって、そのときに@frontierは廃止になるそうですよという話をきいていた。そんな話は知らないぞと思って、webページをみてみたらなんと3月末で廃止と書かれていてびっくり。Web上での告知は以前からされていたようだが、そんなものはふだんチェックしていないし、メール等での直接連絡はまったくなかったからだ。でもその時すでに4月になっていたし、まだメールは使えていたので、そのうち連絡があるのかなと思って放っておいた結果がこうなった。

 HP上の告知だけで直接連絡なしに廃止というのも乱暴な話だ。ぼくは@frontierメールそのものはすべて別アドレスに転送してあるので、過去のメールがなくなったわけではなく、@frontierのメールボックス独自のラベルでのフォルダ分けがなくなってしまったのが多少面倒だというていどで、あとはここを連絡先にしてあるところにアドレス変更のお知らせをしなければならないくらいだが、突然アカウントが廃止されてしまって困っている人もいるのではないだろうか。

 というわけでjunkchem@frontier.hokudai.ac.jpは使用不可ですので、ぼくへの連絡は右下ブログパーツの「メール送信」のアドレスへお願いします。

 

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終了した@Frontierページ

2023年4月20日 (木)

石狩ロープウェー計画

 何度も浮かんでは消えた石狩市と札幌を結ぶ軌道系交通機関計画がまた浮上してきた。こんどはロープウェーだそうだ。人口5万8千人の石狩市の大半が住む花川地区は札幌のベッドタウンで通勤通学人口が多いにもかかわらず、交通機関はバスしかない。雪の多いところでもあり、冬場の定時運行など問題も多い。そのため、以前から鉄道敷設案がたびたびでているが、500億円という高額の建設費がネックで実現していない。

 単純に考えれば、札幌市営地下鉄の麻生か栄町から北へ路線を延伸するのがベストだろうが、札幌市に慢性赤字の地下鉄を延伸する気はまったくなく、さりとて民営あるいは3セクで延伸部分を作ろうにも、そもそも地下鉄の仕様が珍妙なゴムタイヤ方式という相互乗入れに適さない構造なので、無理がある。話は逸れるが、地下鉄がもし普通の鉄道方式で作ってあれば、麻生から新琴似あるいは栄町から百合が原に接続線を作って学園都市線と相互乗り入れするとかできたのに。拡張性がゼロなのはほんとうに残念だ。

 さて今回は、国土交通省の「先導的官民連携支援事業」に採択されて補助金1394万円を得たことで、今年度から調査に着手する。国交省は、「全国初の小規模な地方公共団体での都市型ロープウェイ事業」と位置づけ、「再生可能エネルギーの地産地消と連携した付帯事業を検討する点」などが「先導的」であり、また「他の地方公共団体への汎用性」についても評価しているそうだ。タビリスの記事で紹介されている次世代ロープウェーシステム「Zippar」が採用されれば、10キロ100億円程度で建設できるそうで、これまで高額で頓挫した鉄道計画に比べてはるかに低コストに抑えられるという。

 ん~しかし、実現性となるとどうだろうな。何より、人口が増加し経済が右上がりの時代でもできなかった事業が、今の低成長かつ人口減少の時代に成り立つのかという気がする。また、都市型の地域交通としてのロープウェーで、しかも全長が10キロを超す長大区間というのは国内では前例がないのも気になる。例として挙げられている横浜エアキャビンは規模の点で比較にならないだろう。

 敷設区間をどうするかについてはまったく資料に触れられていないが、道路上の空間に敷設可能といっても制約があるだろう。図の右側案の藤女子大あたりから広い屯田三番通を経てそのまま東豊線栄町につなぐのが無難かなあ。イオンのビルを駅ビルにすればよさそうだ。接着点は南北線麻生の方が利便性が高いだろうが、麻生界隈はスペースがなさそうだ。JR新琴似駅につなぐのは実現性があるが、麻生駅までちょっと距離があるし、JRに乗り換えるなら、栄町につなぐ経路の途中で百合が原駅と接続を取ればいい。距離的には似たようなものだろう。

 北海道の市の中で昭和初期の馬鉄を除けば鉄道が通ったことのない市は石狩だけだ。紋別、歌志内、三笠、留萌はみんなかつては国鉄が通じていた。まだまだ夢のような話ではあるが、先行きを注視したい。

 

 

2023年4月18日 (火)

気になる設問

 先月10日発売のニコリ182号の懸賞応募はがきの〆切が4月20日消印有効なので、そろそろ書き始めねば。正確にいうと、懸賞パズル3題のうち1と2は4/20〆切で、3のみ5/1が〆切なのだが、巻末についている応募はがきには懸賞パズル1,2,3の解答欄が並んでついているので、結局どれも4/20までに出すことになる。なぜ懸賞3だけ〆切が遅いのか謎だが、あまり意味がないと思う。

 それはともかく、応募はがきには解答以外にも記入欄があって、編集の参考にすると思われる設問が3つある。毎号同じ設問は、「面白かったページは?」とか「好きなパズルは?」といった定番のものであり、その他1問毎号違う設問がある。その今号の設問が次のようだ。

 「数独についての感想(好みの度合い、解く頻度など何でも)を教えてください。」

 数独といえばニコリを代表するペンシルパズルであり、ペンパの代名詞ともいえるパズルだ。先年亡くなったニコリ創始者の鍜治真起さんが名付け親で、それをSUDOKUとして世界中に広めたというのは有名な話だ。季刊ニコリには毎号欠かさず載っているし、問題集も各種発売されている。書店のパズル本コーナーでも同じパズルであるナンバープレースの問題集が山積みになっており、百均にすら各種難易度のものが売っている。朝日、毎日、読売新聞はもとより赤旗にまで定期掲載されているほどだ。人気のほどがわかる。

 そのペンパ・オブ・ペンパたる数独の感想を本家のニコリ誌が気にしている...。好みの度合い、解く頻度、ときた。これは、好みじゃない人もいる、解かない人もいる、という前提の設問だよね。何を隠そう(別に隠してないが)、ぼくは数独が嫌いで、毎号購読しているニコリ誌のなかでも数独は解いていない。単なるしらみつぶしの数字探しが延々と続くだけ。どこがおもしろいのかさっぱりわからない。こういう設問がでるということは、ニコリストの中にもアンチ数独派が結構いるのではないか、それにニコリが危機感を抱いているのではないか、などと邪推してしまう。ぜひ集計結果を公表してほしいものだ。

 

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応募はがき

 

2023年4月17日 (月)

今年のファイターズ

 開幕して2週間ちょっとが過ぎた今年のプロ野球。各チームちょうど最初の1巡目の対戦が終わったところだ。今年は優勝を目指している(はずの)われらが北海道日本ハムファイターズはというと、ここまで14試合消化して4勝10敗と6つの負け越しでパリーグの6位に位置している。まあまだ始まったばかりなので、これから快進撃に転じるのだろう。

 んー、それにしてももう10敗かいという気がしないでもない。1年間トライアウトと称して勝敗は度外視していた昨年はどうだったかなと調べてみると、同時期1巡14試合終了時点で3勝11敗だった。お、昨年よりはやはりいいじゃんと見るか、ほとんど変わらないじゃんと見るかは人それぞれだろうが、たぶん前者のほうが心穏やかな人生を送れるタイプのような気がする。

 開幕14試合の勝敗は以下の通り
2023 ●〇●●●●●〇〇●●〇●●
2022 ●●●●●〇●●●●〇●●〇

 ちなみに、昨年度の2巡目14試合は以下のようだった(-は中止)。今年はどうかな。
2022 〇●-〇〇〇●●〇●●●●〇

 

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今日時点の順位表(日刊スポーツwebより) 

2023年4月15日 (土)

詰将棋パラダイス2023.4月号

 詰将棋パラダイス4月号、到着は4月4日。結果稿は1月分で、今年からは詰棋校の点取りゲームややめて少しのんびり解くことにしたそのスタートの月。なので、結果的に短大まで全題正解だったのはたまたまで、新年号だったので易しかったのだろう。そのかわりというのも変だが、ヤン詰が4題中2題も不正解だった。解答を見直しせずにそのまま送ってしまったこともあるだろうけど、3番の手拍子はさすがに恥ずかしいか。まあいいや。どうでもいいことだけど、学校の正解者氏名に鈴木茂(山形)さんというのがあって、はてと思っていたら、表紙詰将棋の当選者名をみて納得。こういうこともあるのだね。

 本線の詰将棋とは別に少し力を入れたいと思っていたのがフェアリーランド。こちらは10題中9題正解とまずまずだった。まあこちらも新年特集で易しかったのだろう。そのなかで残念だったのがどうしても解けなかった4番。手駒が少なくて手が限られているなかでどうやって自玉を詰めるか。68龍67角合としてその角を成らせる展開だろうとは思ったのだけど、その後が全然予想外だった。限られた範囲でも手はあるものだ。脱帽。もうひとつ、力を入れたい推理将棋だが、こちらは最近全然不調だ。今回も1題のみ。それも52金右と52金左の区別は元の金位置が41/61か42/62じゃないとだめなのを知らずに、42/61の組み合わせで解答を送ってしまった。担当子から指摘されてあわてて修正解を送ったものだが、もうこれは0題正解でも文句言えないところだった。

 今月は昨年下半期の半期賞の発表がある。小中高短はまあ文句のないところだろう。いずれも、そうこれこれと思い出した作品ばかりだ。大学は...、意見の分かれるところかもしれないと思うが、まあ推す人がいても不思議ではない。問題は大学院だ。「幻日環」が文句なしの傑作なので自信をもって対象外としますとある。自信をもって選びますならわかるが対象外って...。担当者の意図を推測すると、ここで半期賞なんぞに選ばなくても、当然もっと権威も価値もある別の賞を後日受賞するだろうから、重複を避けて受賞枠を別の優秀作に回した、ということだろうか。優秀作がたくさんあるので、できるだけ多くの作を受賞させたいという苦心の配慮なのかも。その結果選ばれたのが本来1作のところを2作となっているのもその推測を裏付けている。だけどこれでは、ナンバーワンは別なのであなたの作は2位以下だけど救済しました、とあからさまにいわれているようで、受賞者に失礼なのではという気もする。そもそも大学院は半期10作しかないのに3位までが受賞というのは価値が大いに下がるといわざるを得ない。どうせ担当者個人の主観なのだし、えいっと1作選んでしまえばいいのにね。

 さて今月の1作。ヤング・デ・詰将棋から、3番坪倉光誠氏作15手詰。作者は中学生とか。きわめて簡単でリズムを楽しむべき小品。こういうのは好きだ。と思いきや最後に落とし穴が。何もなく終わってしまうとさすがに簡単すぎるので、ちょっとひねりを入れたというところだろうか。まさに注意度を測るリトマス紙。それに見事嵌ったのは前述のとおり。

 

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詰将棋パラダイス2023年1月号ヤング・デ・詰将棋3番坪倉光誠氏作

2023年4月13日 (木)

室蘭線5/20改正

 JR北海道から5月20日からの室蘭本線への新型ワンマン電車737系投入にともなう新ダイヤのニュースリリースが発表になった。これにより、苫小牧~室蘭間の気動車列車66本のうち約8割が電車での運転となる。また、電車化により同区間で平均9分(最大17分)の所要時間短縮がなされ、あわせて若干の列車で行先延長などの変更が行われている。

 発表されたダイヤをみると、札幌を6:21に出る東室蘭行きで送り込まれた2両1編成が、6日後の東室蘭発20:27(札幌23:11着)で帰区する運用のように見える。すでに落成して試運転を行っている車両は7編成あるそうだからちょうど足りるが、これでは余裕がないので運行開始までにあと何編成か増えるのかもしれない。しかし当初予定では13編成全26両落成予定となっていたので、これでは余裕がありすぎる。となると函館本線岩見沢以北しかないのだけど、そっちの話は全然出てこないのが謎だ。

 

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5月20日からの新時刻表(一部、JR北海道ニュースリリースより)

2023年4月12日 (水)

2034年問題

 「なんとしても冬のオリンピックを開催したい」(山下泰裕JOC会長)

 いやいやいや、そうなんだ。2030年札幌冬季五輪開催はどうも無理そうな雲行きになってきて、いいあんばいだと思っていたら、今度は2034年も視野に入れるという話がでてきた。そういえばもともとは2026年を目指していたのが、2030年に繰り下げられたのではなかったかな。そしてさらに2034年に延期だという。なにがなんでもやるんだという意気込みがひしひしと伝わってくる。地元民としては、なにもそうまでしてやらなくてもとしか思えないのだが。

 冬季五輪招致がひとつの争点になった今回の市長選は、推進派の秋元市長が三選を果たしたものの前回より17万票以上票を減らし、招致反対の対立候補の票が40%にも達した。これをうけて、秋元市長も拙速に進めることはせず、タイミングを見極めるというようなことを言っているから、そういう合意ができつつあるのだろう。東京五輪をめぐる大きな不祥事は、そのときの個別の問題ではなく、この国がかかえる構造的な問題なので、こういう大きなイベントとなると必ず似たようなことになる、としか思えないのだが、推進する立場のお偉いさんはそうは考えず、ほとぼりが冷めてみそぎが済めば問題ない、とお考えのようだ。おめでたいのか、狡猾なのか。

 

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NHK NEWS WEBより 

2023年4月10日 (月)

惜敗率99.96%

 統一地方選挙前半戦が終わった。当地は4年に一度のクォードラプル選挙で、昨日の投票日には北海道知事、道議会議員、札幌市長、市議会議員の4つの投票をしてきた。いつもの投票所に投票用紙交付、記載台、投票箱のセットが4組配置されているので狭く、間違える人がいないんだろうかと心配になる。それはともかく、一夜明けて開票結果が出そろったところで、いつもながらぼくの投票した人は4人すべて落選した。もうしばらく投票者が当選したことがない気がする。毎回毎回律義に出かけては死に票ばかり投じているわけで、さすがにむなしい。

 しかし、だからといってやめてしまってはダメなのだ。そんな心構えを新たにさせられることがお隣の選挙区で起こった。道議会議員の札幌市東区選挙区、ここは定数4に5党5人の候補者が立候補していたが、4位の最下位当選者の得票が15,863票に対し、次点の5位の得票が15,857票と、その差はたったの6票だった。1万5千票あまり得票しての6票差、なんと惜敗率99.96%だ。道の投票結果総括によれば、選挙区の有権者数は221,078人、投票率は46.5%、棄権者は115,950人だそうだ。この11万余もの棄権者の中に落選候補者の潜在支持者がどれくらいいるかわからないが、6人以下ということはなかろう。猛省してほしいものだ。

 

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北海道議会議員選挙札幌市東区選挙区結果(北海道新聞webより)

2023年4月 8日 (土)

明日萌・悲別・幌舞

 JR留萌本線石狩沼田・留萌間が廃止になって1週間。廃止区間にある留萌本線の駅のうち、恵比島駅横に設置されていたテレビドラマのロケ用の明日萌駅舎が、廃線後も観光スポットとして残るといううわさを耳にした。元々鉄道の営業とは何の関係もない建物だから、路線が廃線になったといっても、そもそも鉄道利用で訪れる人などほとんどいなかっただろうし、地元としては数少ない集客が見込めるランドマークだから残したいのだろう。

 しかし、こんなではいまにここが恵比島駅という歴史ある駅(1910年開駅)だったことなど忘れられて、明日萌駅というエセ名前が一人歩きするようになってしまいそうだ。鉄道の駅はドラマや映画のためにあるのではないのに、本業の鉄道が斜陽化して知名度を失っていくにつれ、大々的に宣伝されたニセ物の方が有名になり、主客転倒してしまう。まさに、庇を貸して母屋を取られるそのものだ。嘆かわしいことだと思う。

 北海道には明日萌駅(←留萌本線恵比島駅)ばかりでなく、他にも悲別駅(←函館本線支線上砂川駅)、幌舞駅(←根室本線幾寅駅)などの悪例がある。悲別なんて名前がまたひどすぎる。日本全国でこんな例はあるのだろうか。恵比島駅が今回廃止になり、上砂川駅はとっくの昔に廃止されているし、幾寅駅も来年3月末での廃止が決まった。廃止と映画・テレビロケとは関係ないだろうが、ニセ物の看板の方が有名になるくらいなら、いっそ廃止になったほうがよかった気がするか。

 

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セットの明日萌駅舎(北海道沼田町webページより) 

2023年4月 7日 (金)

おびんずる様

 ありがたいおびんずる様が、こともあろうに善光寺の本堂から盗まれたというニュースには驚いた。盗んだやつもやつだが、朝の8時に本堂の正面から堂々と盗まれるって、誰も気づかなかったのか。通りがかった人とかいただろうに、あまりに大っぴらだったので不審に思わなかったのかも。一人で作業服着て毛布をかぶせて車に積んで、松本まで運んだところを見つかったそうだ。犯人はおびんずる様に恨みがあったとか、わけのわからないことを供述しているそうだし、組織的な背景などがあるわけではないようだが、どこかで積み替えてうまく立ち回れば見つからなかったかもしれない。

 おびんずる様を盗み出すなんてなんと不届きなやつだ、と書きたいところだが、実はぼくはおびんずる様がどんな方か、そのえらさがまったくわかっていなかった。ぼくの知っているおびんずる様というのは、だいたいどこの札所の片隅にもいて、赤く塗られて不気味な貌をした得体のしれないじいさん、というものだった。そんなだから四国遍路を周ったときに見かけても、手を合わせるどころか、できるだけ近づかないようにしていたものだ。聞けば、お釈迦様の一番弟子である賓頭盧尊者のことだというからたまげた。ならお大師様より偉いお方ではないか。無知とはおそろしいものだ。大変失礼をばいたしました。こんど四国を周るときはきちんとお参りします。お許しください。

 

2023年4月 5日 (水)

パズル通信ニコリ182号

 先月10日に届いたパズル通信ニコリ182号。今号でサブスクの誌代切れとなり、継続案内の紙切れがはいっていた。2022年12月からの新料金は、前にも書いたように本誌年4冊で6500円もするのでサブスクは中止することにした。うちから徒歩5分のツタヤが店内改装してニコリをおくようになったので、入手が楽になったし。

 さてその182号、ほぼ一月かかってやっとだいたい解き終わった(全部ではない)。自分でもずいぶん遅いとは思うが、ぼくはいつもこれくらいのペース。季刊誌なのだから急いで解いても次の号は3ヶ月後にならないと来ないのだ。

 今号の大盛りは、のりのり。単純なルールだけど結構奥が深い。10,12などなるほどねえと考えさせられた。今号は着順発表問題ものりのりで、これもおもしろかった。定番パズルでは、ダブルチョコ3、フィルオミノ2,5,6、ナンバーリンク7、ペンシルズ4といったところに〇がついている(解いて感心したやつに〇をつける)。懸賞パズルのヤジリン7は顔マークほど難しくないが、なんといっても輪の中の黒マスを数えるのが難儀。ジャイアントサイズはマス目が小さいし、輪が入り組んでいるので、目がチラチラして年寄りには酷だ。懸賞にするならせめてある列の個数とかにしてくれないかな。

 あとスーパージャイアントのペンシルズは結構面白かった。ニコリブログによればこのサイズのペンシルズは2回目だそうだ。前回のは確か鉛筆の図柄のやつで、サクサク解けた記憶があるが、今回のはちょっと勝手が違った。いつも通り端から手を付けていくと、なかなか決まらない。よくよく全体を見渡すと、超長尺鉛筆が随所にあってそれが画面を仕切っていることに気づいた。なるほど、そうしておいて局所戦にもちこむわけだ。広い枠面を生かしてペンシルズではこういうことができるのだ。

 オモロパズルコーナーでは、なんとミッドループが今号で終了だと。ザ・ペンシルパズルやパズル・ザ・ジャイアントにも載って、もうほぼ定番化していると思っていたのに。ぼくはなぜか輪を作る系パズルが好きで、これもそのひとつなので残念だ。それと対照的にボンバーワーズがレギュラーに昇格というのも意外や意外だった。こっちは逆に毎号そろそろ終わりだろうなと思っていた。定番のよみどおりに似ていてそれより劣る気がするけどな。ことば系パズルは希少なので残ったのかも。たしかに新味のあることば系パズルは久しく出てない。いいアイディアはないものか。

 スケコンの結果発表。今回からプログラミング部門が別になった。自力で試行錯誤するのとプログラム組んで最適化するのを、同列に競わせるのは不公平ということだ。結果的に応募数は自力部門64、プログラミング部門9だった。結果はプログラミング部門が優れているかというとそうでもなく、全体の1位こそプログラミング部門の方だったが、自力部門の1位はプログラミング部門なら3位、プログラミング部門の5位は自力部門なら12位だ。たいしてプログラミングの優越性はないのだ。これくらいなら分ける必要性もないような。しかも部分的にプログラムを援用したものはどちらの部門になるのかは自己判断に任されているなど、あいまいな部分もあるし。

 

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パズル通信ニコリ182号 

2023年4月 3日 (月)

三ヶ月経過

 進捗状況も3回目(→2回目)。半分が過ぎて794ページまできた。細胞内の膜、構造体と物質輸送などなどへはいる。話が細かくなって、知らないことばかりで、なかなかしんどくなってきた。総論や基礎は理解しやすいが、各論しかもミクロからマクロに話が移ってゆくこれからが胸突き八丁だなと思う。

 細胞が進化の過程でそれらの精緻な仕組みを作り上げてきた。何度も何度も驚かされてきたが、もう今はそれには驚かない。それは神様が設計図を引いているからに違いないからだ。しかし、その教科書に載っている巧妙なからくりは、すべて誰かが明らかにしたわけだ。こうなっているのではと推論して、なによりすごいことはそれをきちんと実験的に証明して発表した。それが一般的に受け入れられているからこそこうして教科書に載っているのだ。もちろん旧来の知見がその後ひっくり返されることはままあるが、それだって一連の研究の成果には違いない。

 たとえば、ER膜上でタンパク質に付加される糖鎖構造の構築。ドリコールリン酸に細胞質側から基底部の数残基が結合した後で、分子全体がフリップして未完成糖鎖がルーメン側を向き、残りの数残基が付加される。なんでそんなことになっているのか。そして誰がそんなことに気がついたのか。どうやって証明したのか、というかそんな重箱の隅みたいなことをなんで証明しようとしたのか。神様もすごいが研究者すごいと思う。そんな細かいことのほとんどがたかだかこの10年か20年の成果なのだ。いやほんとこの本おもしろい。ヘタな小説よりおもしろい。

 最近の主役の一つのER。日本語では小胞体と訳されるのが不思議だった。別にミクロソームという語があって、こっちは直訳すれば小胞体だ。なんで?と思っていたら、ERを実験的に取り出して試験管内で小顆粒状になったものがミクロソームすなわち小胞体なのだと知った。これは紛らわしくないか。ERは語訳して膜内網状体とかしたほうがいいんじゃね。

 

230403 
↑ いまここ(見慣れた図が出てくると安心する)

2023年4月 2日 (日)

お庭カメラ230402

 4月になった。からといって別段生活に変化はないのだが、長年の習慣によってなんとなく気分が改まる気がするから不思議だ。

 何度も書いているように今年は少雪と高温で雪解けが早く、もう春の花が咲き始めている。うちの庭でももうはやクロッカスやチオノドクサの蕾が顔を出している。札幌の桜の開花予想は4月20日前後だそうだから、もう2週間ちょっとだ。

 冬の間閉鎖されていた公園の遊具もいつになく早くすでに開放され、子どもたちが遊んでいる。年によって前後するけれど、北国の春が始まるこの時期はいいなあとつくづく思う。

 

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クロッカス

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チオノドクサ

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ヒヤシンス

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チューリップ

 

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