先月10日に届いたパズル通信ニコリ182号。今号でサブスクの誌代切れとなり、継続案内の紙切れがはいっていた。2022年12月からの新料金は、前にも書いたように本誌年4冊で6500円もするのでサブスクは中止することにした。うちから徒歩5分のツタヤが店内改装してニコリをおくようになったので、入手が楽になったし。
さてその182号、ほぼ一月かかってやっとだいたい解き終わった(全部ではない)。自分でもずいぶん遅いとは思うが、ぼくはいつもこれくらいのペース。季刊誌なのだから急いで解いても次の号は3ヶ月後にならないと来ないのだ。
今号の大盛りは、のりのり。単純なルールだけど結構奥が深い。10,12などなるほどねえと考えさせられた。今号は着順発表問題ものりのりで、これもおもしろかった。定番パズルでは、ダブルチョコ3、フィルオミノ2,5,6、ナンバーリンク7、ペンシルズ4といったところに〇がついている(解いて感心したやつに〇をつける)。懸賞パズルのヤジリン7は顔マークほど難しくないが、なんといっても輪の中の黒マスを数えるのが難儀。ジャイアントサイズはマス目が小さいし、輪が入り組んでいるので、目がチラチラして年寄りには酷だ。懸賞にするならせめてある列の個数とかにしてくれないかな。
あとスーパージャイアントのペンシルズは結構面白かった。ニコリブログによればこのサイズのペンシルズは2回目だそうだ。前回のは確か鉛筆の図柄のやつで、サクサク解けた記憶があるが、今回のはちょっと勝手が違った。いつも通り端から手を付けていくと、なかなか決まらない。よくよく全体を見渡すと、超長尺鉛筆が随所にあってそれが画面を仕切っていることに気づいた。なるほど、そうしておいて局所戦にもちこむわけだ。広い枠面を生かしてペンシルズではこういうことができるのだ。
オモロパズルコーナーでは、なんとミッドループが今号で終了だと。ザ・ペンシルパズルやパズル・ザ・ジャイアントにも載って、もうほぼ定番化していると思っていたのに。ぼくはなぜか輪を作る系パズルが好きで、これもそのひとつなので残念だ。それと対照的にボンバーワーズがレギュラーに昇格というのも意外や意外だった。こっちは逆に毎号そろそろ終わりだろうなと思っていた。定番のよみどおりに似ていてそれより劣る気がするけどな。ことば系パズルは希少なので残ったのかも。たしかに新味のあることば系パズルは久しく出てない。いいアイディアはないものか。
スケコンの結果発表。今回からプログラミング部門が別になった。自力で試行錯誤するのとプログラム組んで最適化するのを、同列に競わせるのは不公平ということだ。結果的に応募数は自力部門64、プログラミング部門9だった。結果はプログラミング部門が優れているかというとそうでもなく、全体の1位こそプログラミング部門の方だったが、自力部門の1位はプログラミング部門なら3位、プログラミング部門の5位は自力部門なら12位だ。たいしてプログラミングの優越性はないのだ。これくらいなら分ける必要性もないような。しかも部分的にプログラムを援用したものはどちらの部門になるのかは自己判断に任されているなど、あいまいな部分もあるし。
パズル通信ニコリ182号