気になる設問
先月10日発売のニコリ182号の懸賞応募はがきの〆切が4月20日消印有効なので、そろそろ書き始めねば。正確にいうと、懸賞パズル3題のうち1と2は4/20〆切で、3のみ5/1が〆切なのだが、巻末についている応募はがきには懸賞パズル1,2,3の解答欄が並んでついているので、結局どれも4/20までに出すことになる。なぜ懸賞3だけ〆切が遅いのか謎だが、あまり意味がないと思う。
それはともかく、応募はがきには解答以外にも記入欄があって、編集の参考にすると思われる設問が3つある。毎号同じ設問は、「面白かったページは?」とか「好きなパズルは?」といった定番のものであり、その他1問毎号違う設問がある。その今号の設問が次のようだ。
「数独についての感想(好みの度合い、解く頻度など何でも)を教えてください。」
数独といえばニコリを代表するペンシルパズルであり、ペンパの代名詞ともいえるパズルだ。先年亡くなったニコリ創始者の鍜治真起さんが名付け親で、それをSUDOKUとして世界中に広めたというのは有名な話だ。季刊ニコリには毎号欠かさず載っているし、問題集も各種発売されている。書店のパズル本コーナーでも同じパズルであるナンバープレースの問題集が山積みになっており、百均にすら各種難易度のものが売っている。朝日、毎日、読売新聞はもとより赤旗にまで定期掲載されているほどだ。人気のほどがわかる。
そのペンパ・オブ・ペンパたる数独の感想を本家のニコリ誌が気にしている...。好みの度合い、解く頻度、ときた。これは、好みじゃない人もいる、解かない人もいる、という前提の設問だよね。何を隠そう(別に隠してないが)、ぼくは数独が嫌いで、毎号購読しているニコリ誌のなかでも数独は解いていない。単なるしらみつぶしの数字探しが延々と続くだけ。どこがおもしろいのかさっぱりわからない。こういう設問がでるということは、ニコリストの中にもアンチ数独派が結構いるのではないか、それにニコリが危機感を抱いているのではないか、などと邪推してしまう。ぜひ集計結果を公表してほしいものだ。
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