2034年問題
「なんとしても冬のオリンピックを開催したい」(山下泰裕JOC会長)
いやいやいや、そうなんだ。2030年札幌冬季五輪開催はどうも無理そうな雲行きになってきて、いいあんばいだと思っていたら、今度は2034年も視野に入れるという話がでてきた。そういえばもともとは2026年を目指していたのが、2030年に繰り下げられたのではなかったかな。そしてさらに2034年に延期だという。なにがなんでもやるんだという意気込みがひしひしと伝わってくる。地元民としては、なにもそうまでしてやらなくてもとしか思えないのだが。
冬季五輪招致がひとつの争点になった今回の市長選は、推進派の秋元市長が三選を果たしたものの前回より17万票以上票を減らし、招致反対の対立候補の票が40%にも達した。これをうけて、秋元市長も拙速に進めることはせず、タイミングを見極めるというようなことを言っているから、そういう合意ができつつあるのだろう。東京五輪をめぐる大きな不祥事は、そのときの個別の問題ではなく、この国がかかえる構造的な問題なので、こういう大きなイベントとなると必ず似たようなことになる、としか思えないのだが、推進する立場のお偉いさんはそうは考えず、ほとぼりが冷めてみそぎが済めば問題ない、とお考えのようだ。おめでたいのか、狡猾なのか。
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