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2023年6月

2023年6月30日 (金)

2023.6月の総括

 6月の総括。ん、もう6月、半分が過ぎた、なんにもしないうちに、と毎年同じことをいっている気がする。今年はもう少し動けるつもりでいたけれど、ずるずると同じ日々が過ぎていくだけ、まったくコロナ惚けだ。

 当日のエントリに書いたように、コロナ明け初レースのつもりのマラソン大会がDNSとなってしまって、一気にモチベーションがダダ下がり。おまけにそれまでの走り込みのせいで、持病の鵞足炎とアキレス腱付着部炎が再発して、休み休みじゃないと走れなくなった。というわけでエクササイズ量は大きく低下。そのわりに体重や体脂肪率は変わってないが、たぶんリバウンドするのは来月だろう。

 6月の記録 (5月比)
  エクササイズ日数 26 (-1)
  走行距離 (換算km) 168.1 (-100.8)
  総エクササイズ (Ex) 239.0 (-95.1)
  体重 (kg) 64.8(-0.7)
  体脂肪率 (%) 13.9 (0.0)

 

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花だけはちゃんと咲く(フロックス・ハイブリッド)

2023年6月29日 (木)

著者検印

 今月も終わりに近づいて、また読んだ本のレビューのブクログ投稿がたまってきた。本を読んだらすぐに感想を書いてそのつどアップすればいいのだが、うーんこれはどう書こうかなと考えているうちに、次の本を読み始めてしまい、ずるずるとたまってしまうことになる。ただ、読んですぐの感慨が新たなうちに書けばいいかというとそういうものでもないのは、ラブレターと一緒で、どんな文章でも一晩寝かせて見直せというのは一理も二理もあるのは確かだ。時間がたつと、いやそれほどでもないか、とか思い直すことも多々あるし。

 ただしとまたひっくり返すと、文句なしの★5個とかめったにないが★1個とかの場合に、矢も楯もたまらずペンをとって、ではなくキーボードを叩いて、一気呵成に感想を書き上げることもまれにある。さすがにそのままアップはしないでちゃんと寝かせて読みなおすのだが、そういうのはたいていこれだこれしかないとそのまま公開してしまうことになる。落ち着いて考えても評価がぶれないというのは、自信をもって推せる(推せない)本だということだろう。そういう作品に出会えるというのは幸せなことだ。

 ところで、最近図書館で借りた古い本で、奥付に著者検印を捺したシールが貼られているのをみつけた。いや懐かしいな。昔はずいぶんこういうのがあった。刷られた分に一冊一冊著者が検印を捺していた時代があったのだ。印影が移らないように丁寧にパラフィン紙をはさんでいるものもあった。そのうち検印省略と書かれるようになり、その表記すら今ではなくなってしまった。というか、最近の本は奥付そのものすらどこにあるのかわかりにくいものもある。手間やコストを考えたら今の本にそんなことできないだろうけど、なんとなく著者(訳者)とつながっているようで、こういうのもいいものだな。

 

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著者検印のある奥付 

2023年6月27日 (火)

駅のトイレ

 どうもトイレのニュースには反応してしまう。JR東日本の外房線永田駅(千葉県大網白里市)で、JRが経費削減を理由に駅トイレを市に公衆トイレとして譲渡することを提案し、市がこれを断ったため、2月から閉鎖される事態になったとのこと。永田駅は1日乗客数が775人でトイレ利用者数は日に10人未満、トイレの維持管理費は年間34万円(清掃費・消耗品含めず)だそうだ。

 たかだか年34万円で1日乗客数が700人もいる駅のトイレを閉鎖するというのも、JR東は大人げないように思える。同規模の駅のトイレを閉鎖したら、北海道なんて駅のトイレはほとんどなくなってしまうだろう。電車のトイレを利用してくださいといっても、混雑時や乗り合わせ車両によっては利用しづらい場合もあるし、お年寄りや子どもなど乗車前に済ませたい人だっているだろう。たしかにJRは民間企業であり経費削減が重要なのはわかるが、公共交通を担う公共性ももちあわせているのも事実だ。駅施設とはいっても、電車利用者以外の一般の利用者もいるのだから、公衆トイレとして自治体が管理すべきだというのも一理あるけれど、電車に直接乗る乗らないにかかわらず、周辺住民あってこそ交通機関は成りたっているのでもあり、もうちょっと太っ腹に考えてもいいのでは。

 ただ、ここで気になるのはJR東管内の他の同規模駅の扱いはどうなのかという点だ。ニュースではそういうことには一切触れられていないので、同様のケースはないのだろうか。なら、なんで永田駅だけがという疑問がわく。何か裏に特殊事情があるのではと勘ぐってしまう。他の駅についても今後同様の方針がとられるのか、ニュースとしてはその辺の掘り下げが足りないのが不満だ。

 われらがJR北海道では利用者数1日3人以下の駅の維持管理費を自治体負担とするよう要請を始めている。年間100-200万円くらいだったと思う。これはトイレだけではなく駅全体であり、特に北海道は冬季の除雪費がかかるから金額も大きくなる。複数の駅をかかえる過疎自治体ではおいそれとは払えないだろうが、トイレの閉鎖だけならともかく、駅自体が廃止されてしまう方向性が示されているので、問題はより深刻だ。たしかに駅は町の顔でもあるから、鉄道会社まかせにせずに行政も含めて今後こういう議論をきちんとしていくべきだとは思うな。

 

2023年6月25日 (日)

三等三角点「野津幌」

 今年の三角点歩き第2回、平岡公園の「笹平」に続いては、道央道に並行する札幌新道(下道)に沿って北上し「野津幌」へ。探訪日は同じく2023年6月8日。

 「野津幌」は道央自動車道に並行する札幌新道と厚別滝野公園通が交差するインターチェンジ内の島にある。大谷地にある地下鉄東西線車両基地のすぐ南であり、大谷地駅からだと駅前通から厚別滝野公園通に出てを左折し(K地点)、すぐに札幌新道南方向から来るバイパス路入口を右折すると(J地点)、歩いて15分くらいだ。

 ぼくは「笹平」から歩いたので、平岡公園内を北上して厚別中央通に出て左折し(E地点)、道央道を越えた先の信号を右折して札幌新道北行線にはいった(F地点)。そのまま札幌新道の歩道を進んで、厚別滝野公園通西行きへの分岐路へはいる(G地点)。分岐のすぐ先で右手の厚別滝野公園通西行線から札幌新道北行線へのバイパス(以下バイパス)との間の高い土手上が三角点位置だが、急な斜面は登りにくいので、分岐路をさらに進んで土手の比高が下がったあたりで土手をバイパス側へ越える(H地点)。そこからバイパス沿いに逆方向(東方)へ進み、道央道を乗り越す手前の登りやすそうなところを土手へ登る(I地点)。這い上るほどの傾斜だがそれほど高度差はないのですぐに尾根上に出られる。尾根上は木が茂って歩きにくいが、左手すぐの道央道側の突端近くの木の間に、保護石4個に囲まれた標石がみえる。倒木があって近づきにくいが、標石自体は露出していて見えやすい。「笹平」から歩いても30分くらいだ。

 点の記によれば設置は1985年で、履歴に旧設置1980年で1985年移転となっている。しかし「笹平」同様ここも三等三角点であり、標石は摩耗して丸みを帯びており、三等表記も右書きなので、当然最初の設置は大正年代だと思われる。古い地図をみると1916年には原位置の南200 mくらいの場所に三角点表記がある(新旧地図マーカー位置)。点名の「野津幌(のづほろ」は、もちろんこのあたりの地名に由来するが、野津幌の読みは普通は「のっぽろ」であり、付近の野津幌川ものっぽろがわと読む。地名としてはその後は野幌の字があてられるようになっている。大正時代に起源をもつ点名が野津幌表記なのは納得できるが、読みが他に例を見ない「のづほろ」となっているのは奇異だ。野幌森林公園内にある二等三角点「野幌(のっぽろ)」との混乱を避けたものだろうか。

〇三等三角点「野津幌」
 北緯 43°01′13″.7759
 東経 141°27′32″.5311
 標高 (m) 38.87

 

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平岡公園から出た厚別中央通西方向(E地点)

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札幌新道から厚別滝野公園通への分岐(G地点)

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分岐してすぐ右の土手上に三角点(急で登りにくい)

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少し進んで土手が低くなったところ(H地点)

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土手から振り返り、左の道沿いに進む(H地点)

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高速道のオーバーパス手前で右の土手に登る(I地点)

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登った土手上を高速道側の突端近くへ進むと標石が見える
(左上に見えるのは道央道)

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全景

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標石

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大谷地駅前通からアクセスした分岐(ここを右へ、J地点)

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位置図(国土地理院地図(電子国土web)に一部記入)

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新旧地図比較(今昔マップ on the web)

2023年6月23日 (金)

三等三角点「笹平」

 今年の三角点歩き第2回は前回の終着点JR上野幌駅からスタート。まず平岡公園にある「笹平」へ。探訪日は2023年6月8日。この日も快晴で暑い。

 千歳線の普通電車を上野幌駅で降りる。駅の取り付け道から右手の厚別東通に出て右折し、駅の下をくぐって南方向に進む(A地点)。ゆるやかな上り坂を千歳線旧線跡のサイクリングロードをくぐって進むと、左手には道路沿いに東部緑地があり、その南端部分に自然観察展望台がある。ちょうどそこの信号を右折する(B地点)。展望台からは大曲川の谷を経て一面の原野が望める。右折した先は平岡公園東の瀟洒な住宅街が広がる。まっすぐ歩いていくと平岡公園に突き当たる(C地点)。そこを左折し、公園に沿って右手に曲がり道なりに進む(D地点)。D地点をはいって2つ目のT字路の右手の斜面が開けている部分があり、ちょうど電柱の真上の方へ斜面をのぼる。傾斜は立って歩けるほどで、難なく尾根上にのぼると左手の林内に標石があり、下生えはほとんどかぶってないので、左方向へ数歩歩くと見つけられる。標柱や保護石はない。ここまで上野幌駅から歩いて30分ほど。

 点の記によれば設置は1990年で、履歴に旧設置1972年で1990年移転となっている。しかし三等三角点であり、標石は摩耗して丸みを帯びており、三等表記も右書きなので、たぶん最初の設置は大正年代だと思われる。1990年の移転は34 mと近いが、古い地図をみると1916年には原位置の南南東200 mくらいの場所に三角点表記がある(新旧地図マーカー位置)。点名の「笹平(ささひら」の由来はよくわからない。平岡の笹原かとも思うが、古くはこのあたりは三里塚であり、平岡という地名は戦後についたのではないか。単に笹原の開けた丘の意だろうか。

〇三等三角点「笹平」
 北緯 43°00′13″.4806
 東経 141°28′10″.1554
 標高 (m) 56.54

 

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JR上野幌駅

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厚別東通を右にとる(A地点)

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左側に展望台のある右折点(B地点)

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展望台からは一面の原野(B地点)

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右折して平岡公園東の住宅街へ(B地点)

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平岡公園に突き当たる(C地点)

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公園沿いに右に入る(D地点)

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三角点直下のT字路

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公園の斜面(電柱の裏へのぼる)

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登りきった林内左手に標石が見える(矢印)

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全景

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標石

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位置図(国土地理院地図(電子国土web)に一部記入)

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新旧地図比較(今昔マップ on the web)

 

2023年6月22日 (木)

さとらんど

 今日は孫娘のお供で久しぶりにさとらんどへ。

 さとらんどは札幌市農業体験交流施設(都市と農業をつなぐ田園テーマパーク)というふれこみの広大な公園で、うちからは車で10分と近い。子どもを遊ばせるにはもってこいの場所だ。 

 戸外の広場や遊具に加えて、センターには各種の木のおもちゃで遊べる木育ルームなどもある。3歳以上になるとアイスクリーム手づくり講座に参加できるとあって、7月の誕生日を楽しみにしているところだ。

 幼稚園の可愛い団体さんが来合せて、SLバスには乗りそこなったが、園内では一面のネモフィラが見頃で半日のんびりしてきた。

 

 

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広い園内

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さとらんどセンター

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お目当てのプレイルーム

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SLバスは団体貸切中

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ネモフィラ

2023年6月20日 (火)

カラスに注意

 今シーズン初めてカラスの威嚇に遭遇。毎年この時期のランニングは要注意で、コース取りに細心の注意を払っているのだが、それでも思わぬところでこういうことになる。

 カラスは例年同じ場所に営巣するという話なので、過去に襲撃された場所は当然避けて走る。いつも走るコースでは、あいの里公園の北東角や、児童遊具広場のすぐ南側あたりがそうだ。今年は先週から注意喚起看板が設置されていたし、当然そういうところは避けて通る。

 今日の威嚇個所は、JR学園都市線あいの里公園駅からあいの里東通を石狩川方向に進んで道道112号のアンダーパスをくぐったすぐ先の左側歩道。まるでノーマークだったのでびっくりした。ここはあいの里公園駅利用者がよく通る場所なので、近くの方はご注意を。

 

 
位置図

2023年6月19日 (月)

42無人駅廃止検討

 地方紙の記事に「JR北海道、42無人駅の廃止検討 道内全駅の1割強、4駅は来春にも」というのが出て、タビリスでも話題になっているが、これはJR北海道から新たに方針が示されたわけではなく、新聞社の煽り記事の類だろう。JRでは以前から1日の乗車人員3名以下の50駅について、自治体に経費負担を要請し、それができなければ廃止する意向で協議をすすめている。そのときの50駅のうち、その後廃止になった留萌線一部区間などを除いた現在の対象駅が42駅あるというだけの話だ。

 それにしても危機的状況にあるのは間違いなく、特に宗谷北線(名寄以北)では、仮に候補駅がすべて廃止されると、特急停車駅(稚内、南稚内、豊富、幌延、天塩中川、音威子府、美深)以外に残るのは勇知と智恵文の2駅のみということになる。残ったといってもこの2駅も乗車人員3~10名の範囲だから五十歩百歩というところだろう。特急停車駅でも天塩中川はその範囲なので、特急が止まるといっても安心できないといえるかもしれない。

 これほど極端でなくても、花咲線、釧網線、石北線などは似たような状況だろうから、いずれ主要駅以外はなくなってしまうことになりそうだ。ただ、それが問題だからなんとかすればというのも難しい気がする。もう日本の地方はみんなそういう状況に向かっているので、この北海道の状況は、いずれ東北、山陰、四国、南九州へと及んでいくだろう。鉄道だけでなくバスだって、都市間高速バス以外のローカルバスはどんどん撤退して、地域自治体のコミュニティバス化されて細々と存続しているのが現状だ。なくなってしまった「ローカル路線バスの旅」でも、末期はもうコミュニティバスの乗り継ぎばかりという状況だった。

 時代の流れは止められない。昭和の高度成長時代が忘れられずに、夢よもう一度みたいにあがいている向きもあるみたいだけど、オリンピック誘致しかり、少子化問題しかり、もうそういう流れなのだと現実を直視して、できることを模索するしかないのだと思うな。

 

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宗谷北線の惨状(JR北海道・駅別乗車人員を編集)

2023年6月17日 (土)

先手必勝

 先手必勝が世の習い。囲碁将棋などのゲームでもしかり。さすがに先手が必ず勝つわけではないにせよ、ハンディをつけないと明らかに先手が有利だとしたら、これは問題だ。詰将棋パラダイス6月号のおもちゃ箱だよりに、コンピュータ将棋ソフトが角換わり腰掛銀定跡の基本図では先手が100戦100勝だという驚くべき話が載っていた。これではゲームにならないのでは。

 周知のように囲碁では先手番の優位性を補正するためにコミがある。現在は6目半となっていて、先手番は7目余分に陣地をとらないと勝てない。コミの大きさは時代とともに変遷し、1930年代には4目半だったのが1960年代に5目半に、さらに2002年から6目半となった。戦術の高等化とともに先手番の優位性が高まってきたということだろうか。今後AIの進化によってはさらに差が大きくなるのかもしれない。

 目数で勝負をつける囲碁ではこういうことが可能だが、将棋ではそういうわけにはいかないのが難しいところだ。先手必勝が古くから知られている連珠では、黒番だけに三三禁などの制約を課しているほか、打ち始めの石の配置を規定して均衡を保っている。それなら将棋でもということで、パイルールというおもしろい方法が最近のコンピュータ将棋大会で採用されたと上記記事に載っていた。これは先手がある手を指したときに、後手がその手が有利と判断したら、そこから手番を交代して指す権利があるという方法だ。

 たとえば先手が普通に76歩と指す。後手がこれは有利だなと思えば、手番を交代してそこから76歩側をもって指すことができる。先手番有利といっても初手の30通りの可能性のどれを指しても有利というわけではないだろうから、先手が初手18香みたいな手だと後手は交代しないでそのまま指せばよい。なるほどね。ということは初手の30種類の可能性についてすべてAIに徹底的に対戦させて勝率を算出し、先手の勝率が有意に高い数手?を禁手としてしまうというのも可能なのでは。戦術の幅が限られるとか異論が出そうではあるな。

 そういえば、超名人同士の対局で、先手が初手を指したのを見て、後手が負けましたと投了するという笑い話があったが、もうそれが笑い話ではなくなるかもしれない。そのとき将棋連盟はどう対処するのだろうか。

 

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未来の投了図 

2023年6月15日 (木)

詰将棋パラダイス2023.6月号

 詰将棋パラダイス6月号、到着は6月1日だったかな。結果稿は3月分で、今月はえらく低調だった。だいたい高15が解けなかった。というか見るなりげんなり。76玉ともぐりこまれたら絶望的なのに43角とは打てない。しかたなく54角とすると56玉とかわされて、開き王手してもこれ詰むのという形。26とや47歩があるからたぶん詰むんだろうけど、ぼくには詰ませられなかった。さらに今月は短大も全滅だ。短11は解いたけど最後の逃げ方を間違えるというおそまつ。まあ実力と言えばそれまでだけど。もどって中11が秀逸。これは今月の1作で。実は次の中12藤井氏作に感心して、ぜひ今月の1作に取り上げようと思っていたのだけれど、まさかの2020年7月出題済みというのにびっくり。全然覚えてなくて詰ますのにえらく難儀したのだ。自分の記憶力がほんとに心配になる。

 さて今月号では昨年の解答順位戦結果が発表になっていた。昨年は435点で38位と前年に比べて点数で71点順位で4位の低下だった。点数が大幅に下がったのに順位はさほど変わらないのは、昨年が難しかったというよりは、400点台後半はもともと人数が少ないせいだろう。低空飛行ではあるけれど、とりあえず三段格とされる420点はクリアしたからよしとしよう。今年は大丈夫かな。

 今月は門脇芳雄賞の発表というのもあって、昨年に続いて該当者なしとのこと。前にも書いたかもしれないが、今一つ意義がわからない賞だ。詰将棋の普及に功績のあった人を顕彰するものらしく、歴代受賞者もそんな顔ぶれではある。スマホ詰パラの管理者とか、詰将棋を孫に伝える会?の世話役とか、良質な詰棋書を制作販売している人、とか候補者はいろいろいそうだけどな。その第一回受賞者である加藤徹さんのおもちゃ箱だよりに、コンピュータ将棋選手権の話が載っていた。ふーむと思ったのは将棋は先手必勝かという話。これはぼくも常々気になっていたのだが、長くなりそうなので日を改めて。

 今月は詰棋校はお休みで年に1度の順位戦がある。力作ぞろいなので、頑張ってうんうんいいながら解いたこともあったけど、根が続かないのでちょっと今年はパスだな。そのかわりにいつも力の抜けた解きやすい作が多い同人室の方が楽しみ。今回は邪魔駒消去2枚以上という課題で、いかにもというのからこれが邪魔駒?というのまで多彩でおもしろい。それからこれも半年に1度の神無一族の氾濫。毎回びっくりの独自ルールだが、今回は多玉なるものが登場。杏玉多玉協力自玉詰11手(受先)とか、えーこれ何をどうやって詰めるの? 毎回苦労するけれど、ちょっと今月はついていけないかもしれない。

 おっと忘れるところだった。最終ページの編集室に、パズル通信ニコリの取材を受けた話が載っていてびっくり。実は、次ニコというニコリ編集者のブログがあって、そこに取材に大阪に出かけた話が建物の写真とともに載っていて、さてどこ行ったのだろうと考えていたのだった。あれが詰パラ編集部だったのかと得心(右手の幟の立っているビルね)。ニコリと詰パラは結構どっちもコアな雑誌だけど、謎解きという共通性がありぼくのように両方の愛読者もかなりいるらしい。ニコリの当該号は10日に発売済みだけどまだ入手していないので、そっちの記事が楽しみだ。

 さて今月の1作。中学校11番岩村凛太朗氏作9手詰。どこのことばか開き王手(両王手)をする組合せ駒をバッテリーという。何もないところに詰方がバッテリーを組み上げてそれで詰ます作品はよく見るが、本作は逆に玉方がバッテリーを組み上げて、それで詰みを逃れようと画策するというもの。すごい発想だ。しかも9手という短手数。バッテリーを組むのに4手かかるから、5手目の王手にバッテリーを生かした受け、最後の手と3手足して理論上の最短は7手だそうだ。本作はバッテリー駒を出すのにどちらも合駒にしているので、一旦玉を動かす必要があって2手延びている。そのうち7手作が出てくるのだろうな。それはともかく作者は奨励会三段の高校生。いつもおもしろい作品で楽しませてくれる。斎藤光寿三段ともども期待するところ大だ。

 

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詰将棋パラダイス2023年3月号中学校11番岩村凛太朗氏作

2023年6月13日 (火)

カスタマーレビュー

 机の上を片付けていたら、以前さる物をアマゾンで購入したときに添付されていたメッセージカードが出てきた。そのうちネタにしようと思って忘れていたものだ。ネット通販でいろいろと買い物をする機会は多いが、こういう露骨なものをもらったのは初めてだ。あちこちのカスタマーレビューについてはいろいろ言われているから今さら驚かないが、なるほどねという感じ。たしかこのときの商品は4000円くらいの物だったから、ほぼ半額がキックバックされることになる。そういやレビューに動画がついているものがたまにあり、ずいぶん手間ひまかける人がいるものだと思っていたが、こういうウラがあったのか(全部とはいわないが)。ぼくは疑り深い性格なのであまり他人の評価を信用しないのだけど、大手の通販ばかりじゃなく個人のブログなんかでもステマまがいのがあるからな、油断ならない。

 

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名刺大のカード(表・裏) 

2023年6月11日 (日)

上野幌駅

 札幌市で最も南にある駅、JR千歳線上野幌駅に初めて行ってきた。現在の駅はもちろんだが、千歳線付け替え前の旧線にあった駅も行った記憶はないので初めてだと思う。夕張方面へ抜ける国道274号線の横なので場所的にはわかっていたけれど、実際に乗り降りしてみるとまたずいぶん中途半端なところに駅をつくってものだと思う。新札幌駅を出て市街地がとぎれた北広島市との市境のすぐ手前の位置で、直近には何もなく、東側は国道をはさんで北広島市西の里の住宅街、西側は坂を上ると上野幌さらに平岡公園の住宅街が広がるが、ちょっと距離がある。駅に乗り入れるバス路線はなく、300 mほど離れた国道上に上野幌駅通のバス停があって、JRバスと夕鉄バスが通るが、本数は少ない。

 駅乗車人員数は2019年で1日2829人と札幌市内の26駅中18位で篠路と平和の間だ。もう少し多くてもいいように思うが、近隣住宅地を通るバスはみんなターミナル機能をもつ隣の新札幌駅へ集約されてしまうので、こんなものなのだろう。狭い駅舎から上がった土手上のホームは2面3線で中線で上下列車の退避が可能になっている。北広島駅との間にある西の里信号場での退避はすでに行われなくなっているので、白石~北広島間で唯一の貴重な追越し可能駅だ。そのぶん優等列車等の通過列車が多く、以前ホームでの接触事故があったりした。高架ホームからの眺めはのどかで、こんなに駅近くに広い原野があるのならボールパークをここに作ったらよかったんじゃないのとか思ってしまった。

 

 

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高架下の駅舎(2023.6.8)

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ホームの駅名標(2023.5.25、以下同じ)

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下り新札幌方面

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上り北広島方面

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国道274号線からの遠景

2023年6月 9日 (金)

三等三角点「椴山」

 今年の三角点歩き第1回、「小野幌」に続いて向かったのは野幌森林公園の反対側にある「椴山」。探訪日は同じく2023年5月25日。

 新札幌駅から「小野幌」へ向かう南郷通をそのまま直進すると、北星学園大附高を経て野幌森林公園瑞穂口に出る。そこから公園内へのびる西三号を道なりに東へ進むと、20分ほどで中央線との交差点に突き当たる。左に折れるとすぐ先の配水池横に「野幌」という三角点があるのだが、立入禁止の藪の中だ。なので交差点を右に折れて南へ進むと20分ほどで南端のトド山口に出る。出たすぐ正面に立命館慶祥高が建つ(A地点)。そこから道なりに南下して市境を越えて北広島市にはいり、西の里地区から延びる道路へ右折する(B地点)。そこから200 mほどいくと右手に赤い屋根のマッチ箱のようなとど山会館があり、道路側のツツジの横に三角点標柱が立っているのが見える。

 ここは北広島市域だが、駅から直接アクセスする場合は、千歳線の上野幌駅の方が近い。上野幌駅から横の厚別東通へ出て左折し(C地点)、国道274号を渡ってすぐに温泉施設を右折する(D地点)。道なりに歩いて、信号のある交差点を右折する(E地点)。あとは直線路をずんずん進むととど山会館の横に出る。駅から3.5キロほどだ。

 点の記によればここは大正時代の1911年6月の設置となっており、1980年に移転されている。旧位置は100 mほど東側だ(新旧地図マーカー位置)。標石の三等表記は当然右書きであり、角は何か所も補修された跡がある。点名の「椴山(とどやま」はこのあたりの古くからの地名で、とどというのはトドマツのことで、このあたりに多く自生していたのだろう。ちなみに点名は漢字表記だが、森林公園入口はトド山、会館名は正式にはとど山とカナ表記になっている。

〇三等三角点「椴山」
 北緯 43°00′33″.5552
 東経 141°31′30″.9402
 標高 (m) 97.04

 

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南郷通を直進した先の瑞穂口

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西三号を直進し中央線との交差点、ここを右折

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トド山口に出る(正面に立命館慶祥高、A地点)

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道なりに南下した右折点(B地点)

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右手のとど山会館横に標柱が見える(矢印)

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全景

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標石

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上野幌駅

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駅から厚別東通を左に進む(C地点)

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信号を渡った先を右折(D地点)

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道なりに進んだ右折点(E地点)

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位置図(国土地理院地図(電子国土web)に一部記入)
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新旧地図比較(今昔マップ on the web)

2023年6月 7日 (水)

竜頭蛇尾

 白旗というタイトルにしようかと思ったが、それではあんまりなので。まあ、どう体裁を取り繕おうと同じことなのだけど。学び直し進捗状況も5回目となった。これが最終回、すなわちめでたく読み終わった。が、タイトルからわかるようにというか前回の報告で容易に予想されるように、ちっともめでたくない結末となった。

 全1400ページ余の最後までたどりついたとはいうものの、ぼくがまともな学習者でありえたのはどうひいき目に見ても半分までで、残りの半分はほぼ落ちこぼれの生徒のようだった。字面を追っていても全然内容が頭にはいっていかないのだ。ページをめくると前のことは全然覚えていないし、だから知識がつながらない。あ、こりゃ時間の無駄だわと気がついて、終わりの方はほぼ文章は斜め読みで図を眺めただけで終わった。

 分子生物学は身近な分野とはいっても、体系立てて勉強したことはなかったので、この本読みをはじめたのではあるが、さすがに原書講読は無謀だったか。最新版じゃなくてもいいから和訳本で始めた方がよかったかな。そう思って、大きな本屋へ出向いて日本語の類書をパラパラめくってみた。だがしかし。驚いたことに日本語で読んでもちっとも理解できないのだ。全然頭に残らないのは同じ。これは原書とか訳本という問題ではなく、そもそも理解に必要な生物学の基礎が身に着いていないのが原因だと思い当たった。前半は生化学っぽい内容だからついていけたけど、後半の生物学っぽい部分は、発ガンとか免疫とか断片的な知識がある一部を除くとほぼ全滅だ。必要な基礎知識がないからだ。

 もともと一回読みで理解できるつもりじゃなかったから、通読後は再読する予定ではあったが、これでは前半はともかく後半は同じことだ。というわけで予定変更してこの本はここで一旦終了とすることにした。気力が復活したら大学初級レベルの生物学から勉強のやり直しだな。なんかいい本ないかな。

 

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1400ページ到達はしたものの... 

2023年6月 6日 (火)

お庭カメラ230606

 ネタ切れのときの庭カメラ。

 6月にはいって今一つ不安定な天気が続いている。週末の悪天のせいで、土曜日の予定だった近所の小学校の運動会も2回順延され、昨日の月曜日にやっと行われたくらいだ。先週の大きな台風はこちらには直接影響はなかったが、大陸からの寒気でまさにリラ冷えという低温が続き、それが解消されてやっと今日は気温が20 ℃台にもどったものの、日中はにわか雨が降る。

 庭では春の花がそろそろ終わり、夏の花はまだまだ準備中で、畑の方もこれからというところ。

 

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フタリシズカ

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バターカップ

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ヒメウツギ

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シレネ

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フロックス3種とヒマワリの芽

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ヒマワリ(ジュニア)とメークイン

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インゲンその他

 

2023年6月 4日 (日)

DNS

 うーん、残念。勇者になり損ねた。

 今日は4年ぶりにマラソンを走る予定だったが、コンディション不良のためにDNSとなった。昨夜、寝つかれずに輾転反側して朝までまんじりともしなかった。もともと寝つきは悪い方なので、これまでも寝不足でレースを走ったことは何度もあるが、こんなに極端なことは初めてだ。どこか特定部位の不調ということではないので、走って走れないことはない気もしたが、まあトシでもあるしやめておいた。ヘタをすると勇者どころか蛮勇となりかねない。撤退する勇気という言葉もあるし。

 というわけでコロナ明けの復帰レースはお預けとなった。この先の予定は白紙だ。さてどうするかな。

 

230604 
残念賞

 

2023年6月 2日 (金)

上岡龍太郎氏の訃報

 上岡龍太郎さんがが亡くなった。しばらく名前を見かけなかったのですっかり忘れていたが、2000年に芸能界を引退して公の場からは消えていたのだそうだ。ぼくはテレビのバラエティ番組は見ないし、お笑い芸人についてはまるで無知だ。今回ネットの訃報の経歴を見て、横山ノックらと漫画トリオの一員だったと初めて知ったくらいだ。

 ぼくにとっての上岡龍太郎さんは、ウルトラマラソンも走ったランナーであり、昔ランナーズ誌に載っていた連載記事「上岡龍太郎のマラソンは愛と勇気と練習量」だ。マラソンへの愛情と軽妙洒脱な文章がとてもおもしろかった。数ある名言のなかで今でもおぼえているのは、「マラソンを走る者は、42.195キロを走ろうと決意してスタートラインに立った時点ですでに勇者である」。細部は違っているかもしれないけど大略そういう意味のことばだ。

 本当にその通りだと思う。マラソンを走りたいという人と走る人の間には大きな隔たりがある。当時のランナーズ誌はとっくに散逸してしまったが、同名の単行本が出ているらしい。さがして読んでみたい。ご冥福をお祈りします。合掌。

 

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