釜加神社
釜加神社といっても知っている人はほとんどいないだろう、と思うのはぼくが無知なせいで、ひょっとして知る人ぞ知る神社なのかも。千歳神社の末社で無格社という位置づけだが、Wikipediaにも項目がちゃんとある。場所は千歳市の北東のはずれで恵庭市との境に近い田園地帯。周囲は農地で、神社のあたりだけこんもりと木が茂っている。最寄り駅は千歳線サッポロビール庭園駅だが、歩いて1時間くらいかかる。もちろんわざわざ出かけたわけではなく、境内にある二等三角点「長都村」を見学に行ったので自然にお参りしてきたというわけだ。
木々に囲まれた境内に鳥居と本殿があるだけの無人の社で、扁額もなく賽銭箱すらない。およそありがたみのない簡素なつくりだが、立派な狛犬は鎮座していて1953年産だと帰ってから知った。ほぼ同年代なのだ。神社の由来は明治時代にさかのぼり、ご神体の弁財天とともに納められていた厨子は千歳市指定文化財として保管されているそうだ。釜加(かまか)というのはこのあたりの昔からの地名だが、どういう由来なのかはわからなかった。
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