« 2023年9月 | トップページ | 2023年11月 »

2023年10月

2023年10月29日 (日)

四等三角点「外宮前」

 新篠津編が「大沼橋」までしかいってないが、先にこちらを書いてしまう。お伊勢参りのついでにどこか寄れるところはないかなと国土地理院基準点成果等閲覧サービスで検索したところ、外宮の真ん前にその名も「外宮前」があるのを見つけたので見てきた。探訪日は2023年10月25日。

 JR伊勢市駅を出て正面の鳥居から外宮の参道が続いている(A地点)。土産物屋や旅館などが立ち並ぶ道を5分歩くと通りに出て、渡った左が小公園になっている(B地点)。道路に面した生け垣のすぐ裏に三角点があり、公園の舗装面と同一平面に上面舗装と中心の標石がある。

 点の記によれば、ここは2002年10月の設置。伊勢市内にはこの周囲に何か所か四等三角点があるが、すべて同時期の設置で地下埋設上面舗装という形態も同じだ。北海道外の三角点を見るのは初めてなので興味津々だったが、これまで見てきた四等三角点と同じような形式だ。それもそうか。点名の「外宮前(げぐうまえ)」はその名の通り、この先すぐに伊勢神宮外宮があることによる。正式には「げくう」と濁らないという話だが、点名は人口に膾炙している通り「げぐう」だ。

〇四等三角点「外宮前」
 北緯 34°29′16″.4998
 東経 136°42′25″.6521
 標高 (m) 3.27

 

 231029a
伊勢市駅からの参道

231029b
交差点の先の公園(B地点)

231029c
生垣を内側から見る(手前に三角点)

231029d
全景

231029e
標石

231029z
位置図(国土地理院地図(電子国土web)に一部記入)

2023年10月28日 (土)

伊勢神宮

 お伊勢参りに行ってきた。いなかの無住の末社と並べるのは畏れ多いが、どちらが主かはともかく三角点めぐりに付随する神社訪問のひとつでもある。三角点の話はまた後ほどとして、まずは伊勢神宮の方を。

 旅の出発は丘珠空港。今年3月からFDAの札幌丘珠~名古屋小牧便が就航したので、格段に便利になった。なんせわが家から丘珠までは車で15分だ。これが遠い千歳空港だと空港にたどり着くまでが一仕事だから大違いだ。機材が小さくて乗り降りに時間がかからず、手荷物もすぐに出てくるのもいい。札幌と名古屋という日本第5位と第4位の大都市を結ぶ便でありながら、両空港とも地平を歩いてタラップで乗り込むというのも、まるで昭和の中頃の風景のようだ。丘珠はともかく、名古屋小牧はセントレア開港前は名古屋の主要空港だったのだが、出発到着がすべて一階に集約されて搭乗口も一ヶ所のみと、往時の面影はまるでない。

 そんなこんなで伊勢に到着。一夜明けて身を浄めて神域へ向かう。外宮も内宮も、いくつもの鳥居をくぐりぬけてたどりついた正殿は、最後の鳥居のすぐ先で門が閉じられていて、え、ここで行き止まり?と拍子抜けする。森閑とした杉の巨木の間を歩いて、どんなに荘厳な神殿が現れるのだろうと期待してきた結果がこれだ。大きな賽銭入れだけはちゃんとあって、立ちはだかる門扉に向かってお参りをするものの、どうも釈然としない。日本を代表する神社の総元締めがこれではなあ。外国人もたくさんくるだろうにまるでそっけない。

 そもそもどこの神社でもご神体というのは外には現れないものなのだろうが、こうもあからさまに目の前でピシャリと扉を閉てられていては、遠路はるばるお参りにきた意気も阻喪しようというものだ。いくら想像をたくましくして願をかけてもこれではすべて扉板にはね返されてとうてい通じるとは思えない。これが仏寺ならご本尊がだいたい目前に居られているからわかりやすい。あちらは悩める衆生をあまねく救うために千本もの手をもったお姿を顕される観音様すらおられるというのに、こちらは戸板一枚、えらい違いだ。

 一生に一度はお伊勢参りと、古くから多くの人々が参詣に押し寄せた。もちろん全国から参集する人々はみな十日も二十日もかけて歩いてやってきたのだ。やっとのことでたどりついたありがたい神の社がこれでは、さぞがっくりした人も多かろう。いやそんなことは百も承知で、お伊勢参りは方便で道中や伊勢での旅の楽しみが主目的だったのだろう、などと罰当たりなことを考えてしまう。まあ他人のことは言えないか。

 

231028
内宮正殿前

2023年10月23日 (月)

四等三角点「大沼橋」

 新篠津界隈の三角点めぐり、「幌達布」の次に向かったのは「大沼橋」。新篠津界隈といいながらここまではまだ岩見沢市内。探訪日は同じく2023年9月25日。

 「幌達布」まで来た道路を北東方向に引き返す。G地点を過ぎて直進すると道道に行き当たるのでそこを左折してもよいが、ひとつ手前の道を左にはいることにする(H地点)。この道は幌達布集落内の道で、左手に旧幌達布小学校跡が広がり、記念碑、二宮尊徳像などが立ち並ぶ。その先には多目的体育館が威容を誇っている。立派な寺の前を右に折れるとすぐに道道に行き当たる(I地点)。左折して道なりに進み、幾春別川にかかる北幌橋を渡った先を右に折れる(J地点)。ゆるやかに左カーブした先に左の農地に入る横道があり、入った右手に黄色の三角プレートが横倒しになっているのが道路から見える。その根元にマンホールがあって鉄蓋の中に三角点がある。「幌達布」から2キロくらい。バス利用なら北幌橋手前の北幌橋バス停で降りる。

 点の記によれば、ここは2013年8月の設置だからまだ10年しか経っていない。最も新しい部類だろう。ぼくがこれまで訪れた中では当別町の「二十三線」と2日違いだ。同時期設置のせいか形態もよく似ている。マンホール鉄蓋式の三角点は他にもあるが、実は鉄蓋の意匠は何種類かあり、これより古いものでは日本地図が描かれているが、ここと「二十三線」のは地図がなく中央に三角点と刻字されているタイプだ。点名の「大沼橋(おおぬまばし)」は、幾春別川と石狩川の間にある大沼に架かる道道の橋の名前だ。単に大沼でもよさそうだけど。

〇四等三角点「大沼橋」
 北緯 43°13′03″.0909
 東経 141°40′30″.6494
 標高 (m) 8.38

 

231023a
「幌達布」から来た道をもどる(北東方向)

231023b
道道に突き当る手前を左へ(H地点)

231023c
左折した北西方向(H地点)

231023d
道なりに進んで道道に出る(I地点)

231023e
左折した北西方向(I地点)

231023f
北幌橋の先のT字路(J地点)

231023g
右折した東方向(J地点)

231023h
左への小道の横に三角ポールが倒れている(矢印)

231023i
三角ポールから道路側をみる

231023j
鉄蓋

231023z
位置図(国土地理院地図(電子国土web)に一部記入)

 

2023年10月22日 (日)

三等三角点「幌達布」

 新篠津界隈の三角点めぐり、「鮒沼」の次に向かったのは「幌達布」。探訪日は同じく2023年9月25日。

 「鮒沼」のある交差点(D地点)からさらに北西方向へ2ブロック進んだところの変形十字路を左折する(E地点)。右手にタマネギを満載したコンテナの列をみながら進み、新篠津への往還である道道81号を渡って、さらに1ブロック直進したところを右折する(F地点)。ダートの道を1.5ブロック進んで舗装道路に出たところを左折する(G地点)。右手の先に民家が見え、その手前の畑と藪の境界に三角点がある。G地点から電柱を2本進んで屈曲した紅白のスノーポール(3枚目の写真に写っているやつ)が立っているあたりの道路下だ。草が茂っているが、スノーポールの下を目印にさがすと標石が見つかる。「鮒沼」から3キロちょっとの距離。道道のもよりバス停は拓幌。

 点の記によれば、ここは「鮒沼」と同じ1914年の設置。それ以降移設等の履歴はなく、大正時代のままの姿で今も立っている。保護石はなく柱石のみ。畑地からはずれているせいか、「鮒沼」のような欠損部もなくきれいな柱石が残っている。点名の「幌達布(ほろたっぷ)」はこのあたりの集落の名前だ。ここは岩見沢市に併合される前の旧北村の村域であり、村に何か所かある集落のひとつ。現在も付近の道道沿いに民家が並んでいて、小学校跡もある。ちなみに、大正時代の地図ではこのあたりの石狩川両岸には他に上達布、下達布、袋達布などの地名があり、この一帯が達布とよばれていたことがわかる。新篠津村に至る道道が渡る石狩川の橋は、以前は岩見沢大橋だったが、平成に入ってから立派な斜張橋に架け替えられ、名称もたっぷ大橋となった。

〇三等三角点「幌達布」
 北緯 43°12′20″.8179
 東経 141°40′14″.1751
 標高 (m) 9.19

 

231022a
「鮒沼」の先の交差点(D地点)

231022b
さらに2ブロック進んだ変形交差点(E地点)

231022c
左折した南西方向(E地点)

231022d
2ブロック進んだ交差点(F地点)

231022e
右折した北西方向(F地点)

231022f
舗装道路に突き当る(G地点)

231022g
左折した南西方向(G地点、矢印が三角点位置)

231022h
スノーポール根元あたりの道路脇

231022i
全景

231022j
標石

231022z
位置図(国土地理院地図(電子国土web)に一部記入)

 

2023年10月21日 (土)

三等三角点「鮒沼」

 函館本線下り方面の三角点めぐりは美唄へ到達して一段落。次に、岩見沢から鉄道路線を離れて未踏の新篠津村方面へと向かうことにした。まず岩見沢市の上幌向駅から新篠津村中心部まで歩くこととして、途中の「鮒沼」へ。探訪日は2023年9月25日。

 上幌向駅は昨年「上幌向」から岩見沢市内へ歩いたときに降りた駅だ。そのときは駅正面の南口へ出たが、今回は新篠津をめざすので裏側の北口からスタートする。上幌向駅は橋上駅で、ホームから跨線橋を上って無人の改札口を出ると左右に通路が分れ、右側に進むと北口へ出られる。出た先は線路と平行する道路でそこを左折して南西方向に進む(A地点)。すぐにT字路に突き当るので右折する(B地点)。その先へ少し行ってクランク状に道が食い違っているところ(C地点)を通過すればあとはずっと直進だ。駅から30分ほどで三角点のある交差点に着く(D地点)。交差点の手前に水路に架かる橋があり、その手前右手の畑の角に三角点があって、ちょうど紅白の長いポールが目印に刺してある。標石はその根元にある。

 新篠津村には鉄道が通っていないが、岩見沢と新篠津の間は新篠津交通バスが1日10往復走っている。バスは歩いてきた道の一本南西の道道81号(岩見沢石狩線)を通っており、「鮒沼」の交差点を南西に1ブロック歩いたところに四線橋バス停があるので、そこから歩けばすぐだ。バスは上幌向駅(南口の前、A'地点)を通るので、札幌方面から向かう場合は岩見沢まで行かずともそこから乗れば早い。

 点の記によれば、ここは1914年に旧設置、1982年に再設置となっている。古い地図では現在地よりも少し南側に三角点記号があるので(新旧地図十字線位置)、大正時代に設置したものを昭和に入って移転したものだろう。保護石はなく柱石のみ。柱石は白くてきれいだが、農機に削られたか周囲が欠けているのが残念。点名の「鮒沼(ふなぬま)」はすぐ南側にある河跡湖とおぼしき沼の名前だ。近くには「猫沼」など似たような沼がいくつもあるが、いまでは干上がっているものも多い。

〇三等三角点「鮒沼」
 北緯 43°11′50″.8490
 東経 141°41′50″.3051
 標高 (m) 9.01

 

231021a
上幌向駅北口(A地点)

231021b
駅を出た道から南西方向(A地点)

231021c
突き当たった右折点(B地点)

231021d
右折した北西方向(B地点)

231021e
途中のクランクを直進(C地点)

231021f
三角点のある水路の橋手前

231021g
右手の畑手前にポール(矢印)

231021h
ポール位置を反対側から見る

231021i
全景

231021j
標石

231021z
位置図(国土地理院地図(電子国土web)に一部記入)

231021zz
新旧地図比較(HINATA GISより, 左が1916年)

2023年10月15日 (日)

詰将棋パラダイス2023.10月号

 詰将棋パラダイス10月号、到着は10月2日。結果稿は7月分。この月は出来が悪かったのであまり書くことがない。小中はなんとか無事だったが、高5がカラクリは合っていたのに手順前後的間違い。相変わらず詰めが甘い。短大も解けたのは3題のみ。後期の出だしがこれだし、前期の半期賞の発表で顔を出したのは中学のみでは年間400点も危ういのでは。それはそうと、半期賞の作品の部はなぜかあーこれこれというのが一つもなく、印象に残っていないものばかり。前期は眠っていたのかい。

 最近低調な推理将棋もまた1題しかできなかった。なんとか健闘したのはフェアリーランドくらいで、こちらは5題中4題正解できた。最後の点鏡はずいぶん考えたのだけど残念。手が広くて、まさにこういうのはひらめきなんだよな。しかし、今月の問題は苦手なクイーン詰が4題もある。はあ。

 というわけでもう書くことがなくなってしまった。これだけではなんなので、ヒマネタを少し。まずちえのわ雑文集の關半治さん。本名はこんな難しい字なのか。詰将棋はいつも難しいが、文章は軽妙で楽しめた。こういうご当地の話はなかなかおもしろい。しかも武豊線界隈の鉄分も豊富。明治時代の古い遺構がいろいろあるのは有名だが、乙川駅が最小画数の漢字駅というのは初耳だった。うーん他にないかなと考えてみて、小海線乙女駅を思いついた。つまり1位タイということだな。して漢字以外ならもっとあるのだろうかとまた考える。お、予讃線みの駅が3画。なるほどね。

 話が逸れすぎたので軌道修正して、詰将棋さろん。山葉桂さんの金づくしの図面がずらりと並んで壮観だ。しかも持駒も桂香でそろっているのがすごい。しかし、毎月の大学院だけでは飽き足らずこんなものまでひょいひょいと作ってしまうなんて、すごい人だ。こういうのを人間が作れるのなら、eurekaなんていらないんじゃね。

 今月の1作もずいぶん迷ったすえに、大御所に登場してもらってお茶を濁すことに。高校4番谷川浩司氏作15手詰。やさしくて軽快。解後感すっきり。詰棋校もこういう作品があるとなごむなあ。

 

 231015
詰将棋パラダイス2023年7月号高等学校4番谷川浩司氏作

2023年10月12日 (木)

パズル・ザ・ジャイアント Vol. 36

 昨日はもうはやザ・ペンシルパズル(PP)2024が届いたというのに、今年1月発行の2023年版パズル・ザ・ジャイアント(PG)Vol.36を今頃解き終わった。1月から解き始めたわけではないが、それにしても3ヶ月近くはかかった気がする。実はPG本、バックナンバーはたくさんもっているが、解いたのはこれが初めてだ。1年に本誌が4冊、別冊のPGとPPが1冊ずつ、隔年にパズルボックス(PB)、これを余裕をもって解かないとバックナンバーがたまる一方だ。そうか考えて精出して解きだして今年の分はPB以外は解き終わった。

 だいたいどんなパズルでも大判になると難しくなるものだが、そんなジャイアントサイズが約100題。ぼくのような暇爺でも3ヶ月くらいはかかる。その間に本誌も解いているわけだし。そういえば、今季号のニコリにPGだけを毎年買っている人が結構いるという話が書いてあった。たしかに忙しい毎日を送っている人なら1年楽しめるだろうし、それで1500円だから本誌買うよりコスパもいい。なるほどな、そういう需要もあるんだ。

 そのPG36、解き終わって〇がついているのがヤジリン5、ナンバーリンク5、波及効果2、ぬりめいず3、ダブルチョコ4、ペンシルズ3,4、美術館2,3、フィルオミノ3、四角に切れ3といったところ。なかでも難しかったのはなんといってもナンバーリンク5だ。理詰めで解けないナンバーリンクは好きなパズルで、まるごと本も何冊かもっている。パッとひらめいてぴったりラインが埋まっていく快感はなんともいえないものだが、ひらめかないといつまでも解けない。他のパズルのように中終盤でハタンしてあ~あということはないかわりに、入口すらわからないと取り付く島がない。本問も誘い手がことごとくトラップで打つ手がなく、何日考えたかわからない。

 楽しかったのは、これはもうダブルチョコ4。これどうやってつながるのという遠路をくねくねたどっていく楽しさは格別だ。しかもそれが二つあるのだからびっくり。こういうのはジャイアントサイズならではの問題だな。パズルのなかには大きさが相加的にしか効かないものもあるが、相乗的に効いてくるものあって、ダブルチョコやスラローム、ぬりかべ、天体ショーなど意表をつくつながりをつくれるパズルはPGがおすすめだ。

 ところで、最後のモチモチメイロ。迷路はもともとあまり解かないが、これはまったく手も足も出ない。これ解き方ってあるんだろうか。試行錯誤?まさかね。

 

231012
パズル・ザ・ジャイアント Vol. 36

2023年10月10日 (火)

四等三角点「旭公園」

 美唄市の三角点めぐりその3、「美唄 I」が成果なしに終わった後は帰途に就くべく駅へ戻る。帰りの電車まで少し時間があったので、反対側の東口へ出てすぐ近くにある「旭公園」に寄ることにした。探訪日は同じく2023年9月10日。

 美唄駅は東西ほぼ対称な形状の橋上駅で、山側の東口も西口と同じ丸っこいフォルムをしている(M地点)。出ると駅前は旭公園という公園が広がっていて、右手の自転車置き場の先で道路を渡って園内にはいると、なだらかな芝山の南端の道路側にある園内歩道の三差路のところに三角点がある。「美唄 I」と同じマンホール内設置だが、ここは芝が刈られているので鉄蓋面が地表に露出している。鉄蓋の意匠は他点と変わらない。

 点の記によればここは2006年の設置と新しい。駅から1分とこれまで歩いた中で最も近い三角点だ。点名の「旭公園(あさひこうえん)」はこの公園の名前。

〇四等三角点「旭公園」
 北緯 43°19′47″.5101
 東経 141°51′44″.8426
 標高 (m) 26.98

 

 231010a
美唄駅東口(M地点)

231010b
正面の公園の右手方向(M地点)

231010c
道路を渡って小山の右奥に三角点

231010d
遊歩道分岐点に鉄蓋がある

231010e
この中

231008z_20231010173601
位置図(国土地理院地図(電子国土web)に一部記入)

2023年10月 9日 (月)

二等三角点「美唄 I」

 美唄市の三角点めぐりその3、「一心町」の次は少し北の「美唄 I」へ。探訪日は同じく2023年9月10日。

 「一心町」の前の道を国道の方へ進み、信号交差点を左折する(H地点)。道なりに行くと道路は左にカーブしていくので途中の補正交差点から右に入って直進方向へ進む。突き当りが美唄市役所でそこを右折する(I地点)。左手に中央公園、資料館があり次の角を左折する(J地点)。曲がると空知神社の鳥居前に出て、おりから秋祭り当日だったので、出店が出てにぎわっている(前述の資料館もお祭り特別無料開館中だったので、ちょっと寄って炭鉱鉄道関係の展示をみてきた)。あとは途中ちょっと鉤の手に曲がっているが道なりに北上すると、有明団地公園前に出る。三角点は入口をはいって右手の集会所の建物正面のインターロッキング前の草地にマンホール鉄蓋があるはずだが、草地は土がかぶっていて元の地面がわからなくなっている。そんなに深くは埋まっていないはずなので、移植ごてでそのあたりを突いてみたが、鉄蓋の発見にはいたらなかった。掘り出してもマンホールでは張り合いがないので、あきらめる。

 駅から直行するなら、西口から国道12号を右折し(B地点)、セブンイレブンの角を左折(L地点)、そのすぐ先の歯科の角(K地点)を右折すれば公園前に出る。駅から約1キロ。

 点の記によればここは2006年の設置で、備考に旧埋標1993年となっている。それ以前の履歴はないが、二等三角点であるからして最初の設置は明治末期だと思われる。三角点鉄蓋使用と注記があるので、現在はマンホール式なのだが、写真が収録されていないので現況は不明だ。もともとはこの近くにあったものを平成になって公園が整備されて移転再設置したのだろう(新旧地図比較のカーソル位置が旧位置らしい)。点名は「美唄(びばい)」とこの二つ前に踏査した三等三角点「美唄」と同名だが、点の記には区別のためか「美唄 I」となっている。同名の三角点で点の記に数字を付して区別している例は他にもあるが、必ずしも古い方が1番というわけでもなく、単なる便宜上のものにすぎないのだろう。

〇二等三角点「美唄 I」
 なし

 

231009a
「一心町」から東に歩いた交差点(H地点)

231009b
左折した北方向(H地点)

231009c
途中道がずれているので右に入る

231009d
市役所に突き当るので右折(I地点)

231009e
資料館の角を左折すると空知神社前へ(J地点、北方向)

231009f
道なりに北上すると公園に出る

231009g
正面入口(門柱の裏が三角点位置)

231009h
インターロッキングの横の地面は草に覆われている

231009i
美唄駅西口から国道交差点に出る(B地点)

231009j
右折した北方向(B地点)

231009k
セブンイレブンの角を左折(L地点)

231009l
左折した西方向(L地点)

231009m
次の右折交差点(K地点)

231008z_20231009192001
位置図(国土地理院地図(電子国土web)に一部記入)

231009zz
新旧地図比較(HINATA GISより, 左が1916年)

2023年10月 8日 (日)

四等三角点「一心町」

 美唄市の三角点めぐりその3、「美唄」の次は中心部の方へもどって「一心町」へ。探訪日は同じく2023年9月10日。

 「美唄」からの最短ルートは、まず国道12号にもどって(D地点)来た道を駅の方へもどる。途中の沼貝寺という寺のある信号交差点を左折する(C地点)。400 mほど進んで集会所のところで水路に沿って右に折れる(F地点)。ちなみに、この道をさらに2.5キロ直進するとちょうど前回敗退した「京極農場」の前へでる。あとは細いくねくねした道だが、おおむね美唄川に沿うように進むと、長渡橋のたもとに出る(G地点)。橋を渡って少し行くと、左手の民家の角に目印の三角プレートが立っていて、根元に4個の保護石に囲まれた三角点がある。

 地図からもわかるように、ここへは美唄駅から歩いたほうが近い。駅西口(A地点)からだと、駅前通を国道を渡って直進し、市役所前を左折(I地点)、道なりに直進して信号の角(H地点)を右折すればよい。駅から2キロ弱だ。

 点の記によればここは1974年の設置で、2003年に現位置に移転されている。四等点だが昭和時代の設置であり、四方の保護石に標示角柱が立ってさらに黄三角プレートまでついている。これほどきちんと体裁が整っているのも珍しく好ましい。点名の「一心町(いっしんちょう)」はこのあたりの古くからの町名だ。正確にいうと現在の住所では長渡橋を渡った西側が一心町なので、三角点位置はちょっとはずれている。点名の「一心町(いっしんちょう)」はこのあたりの古くからの町名だ。正確にいうと現在の住所では長渡橋を渡った西側が一心町なので、三角点位置はちょっとはずれている。

〇四等三角点「一心町」
 北緯 43°19′36″.7567
 東経 141°50′50″.8610
 標高 (m) 24.56

 

231008a
「美唄」の入口から国道12号へもどって北方(D地点)

231008b
駅方向にもどった左折点(C地点)

231008c
左折した西方向(C地点)

231008d
水路の手前の右折点(F地点)

231008e
右折した細道(F地点)

231008f
道なりに歩いて長渡橋の西詰に出る(G地点)

231008g
長渡橋西詰から東方向(G地点)

231008h
橋を渡ってすぐの民家の角に三角標(矢印)

231008i
反対側から道路側をみたところ

231008j
全景

231008k
標石

231008l
美唄駅西口から直進して市役所前の交差点(I地点)

231008m
左折した南方向(I地点)

231008n
「一心町」への右折交差点(H地点)

231008o
右折した「一心町」方向(H地点)

231007z_20231008174501
位置図a(国土地理院地図(電子国土web)に一部記入)

231008z
位置図b(国土地理院地図(電子国土web)に一部記入)

 

2023年10月 7日 (土)

三等三角点「美唄」

 美唄市の三角点めぐりも3回目でやっと美唄駅へ到達。まずは駅から南へもどってその名も「美唄」へ。探訪日は2023年9月10日。

 立派な橋上駅の西口へ出る(A地点)。駅前通のすぐ先に国道12号の交差点が見えるので、そこを左折する(B地点)。あとはずっと国道沿いに2キロほど南下して、ガソリンスタンドの角を左折する(D地点)。踏切を渡って少し先の左の民家の取り付き道を左折する(E地点)。小径の右側、玄関のちょうど真向かいあたりの草むらの中に三角点がある。草がかなり茂っているが、ちょっと踏み入って左に錆びたドラム缶があるあたりの右側に標示柱が立っているのが見え、そのすぐ根元に標石がある。草むらで方角がわかりにくいが、標石の標示柱と接している側が南側のようで、その面に三角点表記がある。ただ、そうすると通常は上面の十字の右上にあるはずのICタグが右下にきてしまう。どちらかがおかしい気がする。

 点の記によればここは1914年の設置だが、珍しく移転の履歴がない。大正時代からこの位置にずっと鎮座しているのだ。当時はここはどんなだったのだろう。点名の「美唄(びばい)」はその名の通り。ところで、「美唄」という名の三角点は駅の少し北側にもうひとつある。しかもそちらは二等三角点だからもっと由来は古いはずだ、だがしかし...、という話は次々回に。

〇三等三角点「美唄」
 北緯 43°18′44″.8769
 東経 141°51′29″.2519
 標高 (m) 33.20

 

231007a
美唄駅西口(A地点)

231007b
駅前から西方(A地点)

231007c
すぐの国道交差点を左折した南方向(B地点)

231007d
国道からの左折点(D地点)

231007e
左折した東方向(D地点)

231007f
三角点のある横道の角(E地点)

231007g
横道の先の民家(E地点)

231007h
民家の向かい側の藪

231007i
少しはいるとドラム缶の右手に標示柱が見える(矢印)

231007j
全景

231007k
標石

231007z 
位置図(国土地理院地図(電子国土web)に一部記入)

2023年10月 6日 (金)

四国88ヶ所納経料値上げ

 四国八十八ヶ所の各札所の納経料等が来年4月から値上げになるそうだ。四国八十八ヶ所霊場会の公式ページにすでに告知されていたのだが、ぼくは低級遊民MJBぢぢいさんのブログで今日初めて知った。

 公式ページによれば、納経料は納経帳が300円→500円、掛け軸が500円→700円、白衣が200円→300円で、納経帳の重ね印は300円据え置きとのこと。リピーターは優遇され、初回者は負担増というわけだ。88ヶ所回って納経印を集めると26400円→44000円と17600円もの値上げだ。これを高いとみるかしかたないとみるか。昨今ブームになっている神社の御朱印は相場が300円で、500円のところもあるという状況らしいから、まあそんなものなのだろうか。

 それとともに納経時間も短縮されて、7時→17時だったのが8時→17時になるそうだ。こちらは朝早くから回り始めるお遍路さんには痛手だろう。ぼくも歩いたときは朝6時出発が普通だったし。ふつうの窓口なら8時でも文句のいえないところだけど、お寺の朝は早いだろうからなんとかならなかったものかと思う。なかなかお遍路歩きもやりにくくなるな。

 そういえば、この納経料と納経時間の変更、すでにやっているところもあって、上記ブログによれば12番焼山寺は500円だし、36番青龍寺は8時からなのだそうだ。前に値段や時間は実は各札所で決めていいみたいな話をきいたことがあるから、今回のはうちだけ変えるのもなと様子見していた札所の意向が集まってえいっと全部変えることにしたということなのかも。

 ぼくは近々2巡目を回ろうかと計画中だが、納経所でのゴタゴタがいやなのでもう納経印はもらうつもりはないから関係ないけど。

 

231006
四国八十八ヶ所霊場会の告知ページより

 

2023年10月 1日 (日)

2000エントリ

 半月ほど前に買ってきて植えたアメリカフヨウの花が開いた。大きくて派手なのに今さらながらびっくり。まだまだ花盛りのフロックスは一部ウドンコ病が出てきたので、薬を撒いた。少しずつ整えてきた裏花壇も大分にぎやかになってきた。が、気がつくともう10月だ。そろそろ庭仕舞いの時期が近い。年中庭いじりができる暖地の人がうらやましい。

 細々と続けてきたこの「junkchem story」もやっと2000エントリに達した。Webmaster日記を引き継いでブログを始めたのが2010年。3年書いて中断し、再開したのが2020年。それから3年9か月が経った。再開後も3年くらい続けば上出来だと思っていたので少し長くなったが、そろそろ潮時だろう。2023年度上半期末で2000エントリとちょうど区切りもいい。ここで中断して気が向けばまた2030年に再開といいたいところだが、完全にストップは出来ない事情もあるので、今後しばらくはテーマを絞ったうえ不定期継続としたい。もうしばらくおつきあいください。

 

231001 
アメリカフヨウ

« 2023年9月 | トップページ | 2023年11月 »

CLICK !

  • おもしろ有機化学ワールド



twitter

2024年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ