パズル・ザ・ジャイアント Vol. 36
昨日はもうはやザ・ペンシルパズル(PP)2024が届いたというのに、今年1月発行の2023年版パズル・ザ・ジャイアント(PG)Vol.36を今頃解き終わった。1月から解き始めたわけではないが、それにしても3ヶ月近くはかかった気がする。実はPG本、バックナンバーはたくさんもっているが、解いたのはこれが初めてだ。1年に本誌が4冊、別冊のPGとPPが1冊ずつ、隔年にパズルボックス(PB)、これを余裕をもって解かないとバックナンバーがたまる一方だ。そうか考えて精出して解きだして今年の分はPB以外は解き終わった。
だいたいどんなパズルでも大判になると難しくなるものだが、そんなジャイアントサイズが約100題。ぼくのような暇爺でも3ヶ月くらいはかかる。その間に本誌も解いているわけだし。そういえば、今季号のニコリにPGだけを毎年買っている人が結構いるという話が書いてあった。たしかに忙しい毎日を送っている人なら1年楽しめるだろうし、それで1500円だから本誌買うよりコスパもいい。なるほどな、そういう需要もあるんだ。
そのPG36、解き終わって〇がついているのがヤジリン5、ナンバーリンク5、波及効果2、ぬりめいず3、ダブルチョコ4、ペンシルズ3,4、美術館2,3、フィルオミノ3、四角に切れ3といったところ。なかでも難しかったのはなんといってもナンバーリンク5だ。理詰めで解けないナンバーリンクは好きなパズルで、まるごと本も何冊かもっている。パッとひらめいてぴったりラインが埋まっていく快感はなんともいえないものだが、ひらめかないといつまでも解けない。他のパズルのように中終盤でハタンしてあ~あということはないかわりに、入口すらわからないと取り付く島がない。本問も誘い手がことごとくトラップで打つ手がなく、何日考えたかわからない。
楽しかったのは、これはもうダブルチョコ4。これどうやってつながるのという遠路をくねくねたどっていく楽しさは格別だ。しかもそれが二つあるのだからびっくり。こういうのはジャイアントサイズならではの問題だな。パズルのなかには大きさが相加的にしか効かないものもあるが、相乗的に効いてくるものあって、ダブルチョコやスラローム、ぬりかべ、天体ショーなど意表をつくつながりをつくれるパズルはPGがおすすめだ。
ところで、最後のモチモチメイロ。迷路はもともとあまり解かないが、これはまったく手も足も出ない。これ解き方ってあるんだろうか。試行錯誤?まさかね。
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