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2023年10月15日 (日)

詰将棋パラダイス2023.10月号

 詰将棋パラダイス10月号、到着は10月2日。結果稿は7月分。この月は出来が悪かったのであまり書くことがない。小中はなんとか無事だったが、高5がカラクリは合っていたのに手順前後的間違い。相変わらず詰めが甘い。短大も解けたのは3題のみ。後期の出だしがこれだし、前期の半期賞の発表で顔を出したのは中学のみでは年間400点も危ういのでは。それはそうと、半期賞の作品の部はなぜかあーこれこれというのが一つもなく、印象に残っていないものばかり。前期は眠っていたのかい。

 最近低調な推理将棋もまた1題しかできなかった。なんとか健闘したのはフェアリーランドくらいで、こちらは5題中4題正解できた。最後の点鏡はずいぶん考えたのだけど残念。手が広くて、まさにこういうのはひらめきなんだよな。しかし、今月の問題は苦手なクイーン詰が4題もある。はあ。

 というわけでもう書くことがなくなってしまった。これだけではなんなので、ヒマネタを少し。まずちえのわ雑文集の關半治さん。本名はこんな難しい字なのか。詰将棋はいつも難しいが、文章は軽妙で楽しめた。こういうご当地の話はなかなかおもしろい。しかも武豊線界隈の鉄分も豊富。明治時代の古い遺構がいろいろあるのは有名だが、乙川駅が最小画数の漢字駅というのは初耳だった。うーん他にないかなと考えてみて、小海線乙女駅を思いついた。つまり1位タイということだな。して漢字以外ならもっとあるのだろうかとまた考える。お、予讃線みの駅が3画。なるほどね。

 話が逸れすぎたので軌道修正して、詰将棋さろん。山葉桂さんの金づくしの図面がずらりと並んで壮観だ。しかも持駒も桂香でそろっているのがすごい。しかし、毎月の大学院だけでは飽き足らずこんなものまでひょいひょいと作ってしまうなんて、すごい人だ。こういうのを人間が作れるのなら、eurekaなんていらないんじゃね。

 今月の1作もずいぶん迷ったすえに、大御所に登場してもらってお茶を濁すことに。高校4番谷川浩司氏作15手詰。やさしくて軽快。解後感すっきり。詰棋校もこういう作品があるとなごむなあ。

 

 231015
詰将棋パラダイス2023年7月号高等学校4番谷川浩司氏作

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