幻影城再読
今年の計画。1月も終わりになった今頃になって1年の計もないものだが、今年は年初にいろいろと大事件が相次いであれよあれよという間に日にちが経ってしまったので、と言い訳。昨年は一念発起して分子生物学の専門書読みを始めた顛末はここに書いた。今年は節目の年でもあり、いろいろと考えるところもある。それはおいおい明らかになるとして、まずは昨年にならって本読みから。そのひとつはすでに年末から始めてブクログにも書いているように、「ローマ人の物語」(塩野七生)の通読。文庫判で全43冊あるが、薄っぺらいので1年くらいで読めるだろうという心算。
それに続いてもうひとつ、これも懸案だった探偵小説雑誌「幻影城」の再読を始めた。幻影城の話は前に書いたよなと検索したがヒットしない。ブログには記事がなく、「幻影城の時代」という後年の紹介本の感想をブクログに書いたのだった。幻影城は1975年2月に創刊されて4年半で休刊してしまった探偵小説専門誌で、ぼくは学生の頃第3号か4号を地下鉄大通駅の今はなき書店リーブルなにわで発見したのが出会いだった。おもしろそうだと買ってみて惹きこまれ、幸い創刊号からのバックナンバーが並んでいたのを全部買い、それからは毎月講読し続けた。それから50年近くたったいまでも本誌、増刊、別冊(1冊欠)がすべてそろっている。定年後にヒマになったら全部読み返したいなととっておいたものだ。ちょっと出遅れた感があるが、それをいよいよ始めたい。本誌だけでも50冊以上あるのでこちらは今年中には終わらないだろうが、まあのんびりいこう。
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