2023年の一冊
恒例の前年読んだブクログ登録本の振り返り(→2022年版)。
2023年に読んだ本は計111冊(実数)。すべて紙媒体で、上下巻をまとめた実タイトル数でいうと92タイトルになる。2022年は100冊で80タイトルだったから、約1割増だった。内訳は以下の通り(カッコ内は前年比)。
総冊数 111(+11)
タイトル 92(+12)
★5 9(-1)
★4 30(+5)
★3 50(+9)
★2 3(-1)
★1 0(0)
ごくおおざっぱにみて★3個が6割、★4個が3割、★5個が1割というところ。毎年書いているように、これは2023年にぼくが読んだというだけで、元々の出版年月とは関係ない。古い作品も新しい作品もまじっているので、客観的な比較の意味はなく、個人的なものだ。
★5個をつけたのは次の9タイトル。
・東亰異聞(小野不由美)
・自由研究には向かない殺人(ホリー・ジャクソン)
・じんかん(今村翔吾)
・裏切り(シャルロッテ・リンク)
・八本目の槍(今村翔吾)
・雷神(道尾秀介)
・幸村を討て(今村翔吾)
・フロスト始末(R・J・ウィングフィールド)
・古書の来歴(ジェラルディン・ブルックス)
例年のことながら、たくさん読んでいる海外ミステリが少ない。母数が多いと点数が辛くなるのかも。なかで、フロストものは別格として、裏切りと古書~は力作だと思う。自由研究~は少しおまけだな。
さてベストワン選び。今村翔吾が3冊もランクインしているので、そこから選ばないわけにはいかないだろう。ということで、2023年度junkchem大賞は「じんかん(今村翔吾)」ということにしておく。ぼくは石田三成びいきなので「八本目の槍」も捨てがたく、最後まで迷ったがもう指運ということで。
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