四等三角点「ゴルフ場」
「苗穂道」を無事発見した後、自転車で堤防道路をもどりながら考えた。草の枯れているこの時期なら、いつも横を通りながらあまりの草藪で近づくことすらできないでいた「ゴルフ場」も到達可能ではと。というわけで帰り道に寄ってみることにした。探訪日は同じく2024年4月13日。
「苗穂道」のD地点から堤防道路を北上し、学園都市線橋梁と続く国道337号札幌大橋をくぐって抜け、北側に出る。札幌大橋のたもとからさらに1.7キロ進むと茨戸川緑地への分岐がある(B地点)。ここから左に下りて緑地内を南下すると国道337号との交点に出る(ここが「山口向」のA地点、市内からのアクセスは「山口向」の項を参照)。分岐からさらに堤防道路を1.3 キロ進むと左手にゴルフ場が見えてくる。夏は見通しが利かないくらいの草藪だが、この時期は草が枯れてゴルフ場まで歩いて渡っていける。ゴルフ場の横を50 mくらい歩いて行くと右側の農地との段差の縁の木の間に三角点が見える。すぐ横をゴルフ場園路が通っていて、境界には白杭が立っている。
点の記によると設置は1974年。保護石4個に囲まれた立派な三角点だ。点名の「ゴルフ場(ごるふじょう)」はあまりにもベタな名前だが、ここのゴルフ場は1966年の開設と歴史のあるコースで、三角点よりも先輩なので、まあ致し方ないか。
〇四等三角点「ゴルフ場」
北緯 43°11′33″.3943
東経 141°23′42″.4860
標高 (m) 5.77
国道337号から茨戸川緑地への入口(「山口向」のA地点)
茨戸川緑地北端の水路に架かる橋(A地点)
堤防道路との合流点(B地点、北方向)
ゴルフ場の横(C地点、三角点は矢印の林の際)
ゴルフ場の縁を歩いて近づくと見える
反対側から堤防道路方向を見る
全景(白杭は境界柱)
標石
位置図(国土地理院地図(電子国土web)に一部記入
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