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2024年4月22日 (月)

三等三角点「苗穂道」

 札幌の北東部、苗穂から豊畑へ延びる三角点通をさらに北上し、モエレ沼の横を通って中沼から福移を過ぎると、ちょうど石狩川と豊平川の合流点に到達する。その堤防下にあるのが三等三角点「苗穂道」。大正時代からの由緒ある三角点だが、残念ながら成果異常で公表停止になっている。わが家からは石狩川堤防をまっすぐ上手と近いので気になって何度か訪問しているのだが、夏場は草がぼうぼうで見つけられなかったので、今回は春先の草のない時期に行ってみた。探訪日は2024年4月13日。

 北区あいの里にあるわが家からは、「東篠路」踏査時と同じ石狩川左岸堤防に登り、そこから堤防道路を2.5キロほど遡るとD地点に到達する。ここは豊平川が石狩川に合流する地点で、左岸サイクリングロードの終点になっているので、そちらからアクセスすることもできる。三角点はその堤防下の溝の向こう側になる。公共交通機関で行くには、地下鉄環状通東駅とあいの里教育大駅を結んでいるバスを「福移入口」バス停で下車し(A地点)、道道128号を少し南東に進んで大きく右にカーブしているところ(B地点)から左手に分れる小径をたどる。小径の突当りが豊平川との合流点あたりの石狩川堤防で、右手が中沼墓地、左手が鎖を張った空き地になっている(C地点)。ここまで1キロくらいだ。三角点は空き地の中心当たりから右手に溝に向かって一段下がった段の草むらの真ん中にある。夏場はひどい藪で下段に下りられないので、行くなら初冬か早春がおすすめだ。

 点の記が非公開なので設置日は不明だが、1916年の地形図にはすでに存在するので、大正時代以前であるのは間違いない。灰色の柱石は古びて当時から変わっていないようすだ。三等表記が西面を向いているが、これが成果異常の事由だろうか。ただ、同じねじれは「御茶ノ水」「美唄」にも見られるのでそうとも言い切れない。「苗穂道」という点名は、ここが三角点通の延長の事実上の終点にあることを意味しているのだろう。とすると、逆に三角点通という諸説ある通り名の由来がここであるのかもしれないが、さて。

〇三等三角点「苗穂道」(参考値)
 北緯 43.149794278
 東経 141.446016389
 標高 (m) 3.38

 

240422a
道道128号のバス停「福移入口」(A地点)

240422b
三角点通方面へ折れる交差点(B地点)

240422c
左折した北方向(B地点)

240422d
堤防へ突当たる手前(C地点)

240422e
左手の広場入口(C地点)

240422f
広場右手の溝に沿った下段に三角点(矢印)

240422g
広場からは一段下がった段

240422h
標石

240422i
堤防上から豊平川合流点を見る(D地点)

240422z
位置図(国土地理院地図(電子国土web)に一部記入)

 

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