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2024年4月15日 (月)

詰将棋パラダイス2024.4月号

 詰将棋パラダイス4月号、到着は4月3日。結果稿は1月分。学校はまた新しい年度が始まった。昨年は不出来だったが今年はどうかな。新年号はまあ易しいはずというわけで、なんと大学院で初めて全題正解者に名前が載った。やさ院では前にあったけど、本校では初めての快挙だ。もちろんぼくに解けるくらいだから担当者の言のとおりやさしかったので、全題正解者は31名もいた。これは大学(30名)、短大(31名)に匹敵する多さだ。そうか、それなら大学や短大も全部できてもおかしくないはずなのに、そうはいかないところが難しいものだ。

 大学院の2作はいずれもおもしろかった。しかしぼくにはスラスラとはいかず、特に院1はけっこう考えた。まず導入が難しい。なんとか龍で追う形にして右下のループへはいると、そこでぐるぐる回って出られない。駒配りから右上へ追うのかなと思うがどうもそうでもない。馬鋸で91歩を取りに行くのを発見して、それで49歩が打てて左へ追い出したもののなかなか広い。そうか馬の位置を少しもどすのだ、と気づいてなんとか解けた。終わってみれば要所に手探りの場面転換があって、まるでRPGのような楽しさだ。対する院2は一見してはがし趣向だがどうやって。はがし駒まで自前調達しなければならないのだが、そのサイクルを発見さえすれば難しくない。

 その他の学校は高校まではできていたが、短大は短4が解けなかった。どうやっても上に逃げられる。短大は新年号というのに短1以外は無解者続出で難しかったのでは。あと今月は昨年下期の半期賞の発表がある。なんと小学校にしか名前がない。高校はともかく中学校くらいは年間正解したいものだけど、落とし穴があったんだな。まあ前期は幼稚園すら間違えたし。作品の方は高校で高12がはいったのは妥当として、他の受賞作は申し訳ないけどあまり印象に残っていない。

 推理将棋は2題。登場100回の中村さんの567はおもしろかった。100通りの指し手のある局面という条件で、何度も盤面を数えさせられる。1種の駒打では足りないし2種では多すぎる。そうか角の成不成で数が増やせるのだ。そして99回まで行ったところで先手の飛を不成にすれば後手玉の可動域が増えてちょうど100回となった。うまいことつくったものだ。最後の詰め方も気が利いている。ところで、解説の縦に100手、横に100手というのはなんだろう。フェアリーランドも新年特集でやさしい象形作だったので、幸先よく全題正解。さんじろうさんの四銀詰、今号にもあるがよくこんなにつくれるものだ。

 今月の1作はなんにしようかと考えたが、デパート2番の久保紀貴氏作27手詰。こんなに簡単でいいのという軽い趣向詰。力のある作者でいつもおもしろい趣向を見せてくれる。これは新年のお年玉だろう。

 

 240415
詰将棋パラダイス2024年1月号デパート2番久保紀貴氏作

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