四等三角点「南八線」
南幌町の三角点めぐり、最初の「西十一号」はまだ江別市内だったが、次の「南八線」は正真正銘南幌町域にある。探訪日は同じく2024年7月10日。
「西十一号」から西十一号線を南に下るとすぐに市町境界となって南幌町にはいる。そのまま2ブロック南下して南八線との交差点を左折し(I地点)、1ブロックちょっと東に進んだ右手に「南八線」がある。南幌町の農地も300間(約550 m)四方の区画に区切られていて、西十一号線の550 m東は西十号線となるはずだが、このあたりにははっきりとした道路がない。三角点はその西十号のある場所を越えた先の右手になる。農地への入口の横に標識柱が斜めに倒れていて、その根元に丸い金属標の埋め込まれた標石がある。
点の記によればここは2005年の設置。この近傍の新しい四等点には金属標が用いられているところが多い。これまでよそでは見たことがなかったのでどんなものかと思っていたら、標石の真ん中に丸い金属のプレートが埋め込まれていた。表面には上から「この測量標はすべての測量の基準です。三角点を大切にしましょう。」「四等三角点」「基 本(中心に十字記号)」「No. 111600」「国土地理院」と刻印されている(番号は標識番号)。それにともなって標石も軽量標識になっているらしいが、地中部分がどうなっているかはわからない。金属プレートを別にすれば、ふつうの地下埋設上面舗装の三角点と見かけはほとんど変わらない。点名の「南八線(みなみはっせん)」は道路名による。
〇四等三角点「南八線」
北緯 43°05′03″.9623
東経 141°37′17″.6053
標高 (m) 8.18
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