四等三角点「福野」
南幌町の三角点めぐり、第2回は南幌温泉の南側へと足を延ばす。まずはきらら街道から近い「福野」へ。探訪日は2024年7月16日。
前回乗り逃した新札幌から江別を経て南幌町へ向かう夕鉄バスは、南幌温泉を過ぎると旧夕張鉄道跡であるきらら街道に沿って進む。今回は1本早いJRで江別駅に着き、このバスに乗って南幌温泉から2つ目の南11線バス停で下車した(A地点)。ちなみに江別からの乗客は8人で、4人は温泉で下車、ぼくが降りた後3人は南幌へ向かった。途中の乗降客はゼロだ。バス停はきらら街道と南十一線の交差点にあり、南十一線を南西に少し歩くとすぐに西十三号との交差点に出る(B地点)。ここを左折して1ブロック歩くと南十二線との交差点があり(C地点)、その手前左角が三角点位置だ。バス停から10分もかからない。角を左折するとすぐ左に民家の取付き路があり、入ってすぐの左手に、黄色三角標識と地上に露出した標石が見えている。
点の記によれば、ここは前回最後に行った「晩翠」と同時期の1951(昭和26)年の設置で、その後1975年に移転となっている。旧位置は不明だ。この時期の四等点はきちんと標石が地上に露出しており、摩耗しているもののきれいだ。点名の「福野(ふくの)」はこのあたりの古くからの地名だが、名前の由来はわからない。ここから南に3ブロック先の南十五線(道道1060号)を通っている北広島・南幌間のJRバスには福野というバス停がある。
〇四等三角点「福野」
北緯 43°03′29″.5182
東経 141°37′06″.5148
標高 (m) 7.55
南11線バス停(A地点)
交差点の南西方向(A地点)
西十三号との交差点(B地点)
左折した南東方向(B地点)
南十二線との交差点(C地点)
左折した北東方向(C地点、矢印の入口をはいる)
はいったすぐ左手に三角点
全景
標石
位置図(国土地理院地図(電子国土web)に一部記入)
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