三等三角点「沢崎」
今秋の当別郊外歩きその2、「南一号」に続いては1.5キロほど南下して篠津運河を渡った先にある「沢崎」へ向かう。探訪日は同じく2024年9月17日。
「南一号」の前の農道を東に進んですぐにぶつかる交差点を右折する(R地点)。あとはどんどん南下していくとやがて篠津運河にぶつかり、左に45度カーブして橋を渡る。渡ったすぐ先が工事用道路の交差点で、三角点はその先の左角にある。角地は一面の丈高い草むらだが、道路から三角点までは草が刈られていて、下の写真のAあるいはBのどちらからも踏み入ることができ、三角点標石と目印杭がすぐに見つけられた。草が刈られていないと分け入るのは難渋しそうなところで、テープのついた目印杭がないと見つけにくいかもしれない。
点の記によれば、ここは1954(昭和29)年の設置で、2000(平成12)年に移転となっている。1975年の地図によると元位置は少し東側のT地点の近くだ。(新旧地図比較の右マーカー)。ただ、ここは三等三角点であり、最初の設置は大正時代と考えられる。さらに古い地図(1952)では、篠津運河の対岸の橋のたもとに記号があるので、ここが原初位置だと思う(新旧地図比較の左マーカー)。点名の「沢崎(さわさき)」は謎だ。古い地図にも近隣にそのような地名はない。人名のようでもあるがわからない。〇線だの〇号だのも好ましくないと思うが、こういう由来の思いつかないのも困りものだ。
〇三等三角点「沢崎」
北緯 43°11′13″.6919
東経 141°33′41″.0827
標高 (m) 11.18
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