29年ぶり
いつのまにか高校野球が始まっていて、先日は北北海道代表のクラーク国際が甲子園初勝利を挙げたと湧いていたが、昨日はそれに続いて南北海道代表の北海が勝って、北・南北海道両代表がともに勝ったのは29年ぶりだと当地は大いに盛り上がっている。記録をみたら、29年前の大会では砂川北と北海が初戦にともに勝って、なんと2回戦で対戦して北海が勝ったということだった。そういえば甲子園の北海道勢対決ってあったなあと思い出した。
北海道勢は出ると負けの時代が長く続いて、それが駒大苫小牧の2.5連覇(2004-2006)で一挙に払拭されたものの、それからはあまり目立った活躍がない。しかし両方勝ったのは1994年以来なのか。1994年ねえ、そのころぼくは助教授になりたての頃だったななどと思い返してしまう。ところでその29年前のことはあまり覚えていないが、それよりもっと前に、南北両代表が2勝ずつしたことがあって、そっちはよく覚えている。それは1980年だから43年前だ。そのときの旭大高も札幌商も今では名前が残っていないというのも時代を感じてしまう。昨日の北海の逆転劇がミラクルなどといわれているが、ミラクルといえばあのときの旭大高の代名詞だった。今年は43年前を超えられるかな。