カテゴリー「ニュース」の記事

2023年4月24日 (月)

あれから1年(その2)

 昨日は知床半島沖観光船沈没事故から丸1年という日で、現地での追悼式のようすなどがしきりに報道されていた。1年経ったとはいえ、まだ乗客6人の行方がわかっておらず、沿岸での捜索も継続されていることもあり、被害者や関係する方々はまだまだ悲しみのさなかであろうとお察しする。

 あれから1年とタイトルに書いて、これ最近書いたようなと見返してみたら、2月にロシアのウクライナ進攻から丸1年というエントリを書いてあった。あれもこれも1年前なのだ。このような大きな事件や災害などから丸何年という日が最近頻繁にあるような気がする。ついこの間は熊本の地震から何年といっていたし、その前にはもちろん東日本大震災の日があって、さらには阪神淡路大震災の日もあった。集中豪雨被害から何年というのもいろいろあるし、災害以外でも京アニ放火事件だとか尼崎脱線事故だとか、古くは日航機墜落事故だとかもそうだ。

 さいわいぼくはそれらの大事件の重大な当事者になったことはないが、あの年はあれがあった年というように過去の指標として記憶を新たにし、あのときは何してたんだったかななどと思いをはせることになる。しかしそういう過去の指標がみんな悲しい災害や事件というのはなんなんだろう。そういう負の記録ではなく、おめでたい楽しいイベントから丸何年というのはないものか。考えてみても思いつかない。ノーベル賞がどうしたとか金メダルがどうしたとかはあるけれど、あれから何年というほどのインパクトはない。長く語り継がれるイベントとしてのニュースというのはほとんどが悲劇なのか。

 そういえば、そんな悲しいニュースばかりを載せる新聞の購読料が値上げになるというお知らせがきていたな。もう新聞とるのやめようかな。

 

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 NHK NEWS WEBより

2023年4月 7日 (金)

おびんずる様

 ありがたいおびんずる様が、こともあろうに善光寺の本堂から盗まれたというニュースには驚いた。盗んだやつもやつだが、朝の8時に本堂の正面から堂々と盗まれるって、誰も気づかなかったのか。通りがかった人とかいただろうに、あまりに大っぴらだったので不審に思わなかったのかも。一人で作業服着て毛布をかぶせて車に積んで、松本まで運んだところを見つかったそうだ。犯人はおびんずる様に恨みがあったとか、わけのわからないことを供述しているそうだし、組織的な背景などがあるわけではないようだが、どこかで積み替えてうまく立ち回れば見つからなかったかもしれない。

 おびんずる様を盗み出すなんてなんと不届きなやつだ、と書きたいところだが、実はぼくはおびんずる様がどんな方か、そのえらさがまったくわかっていなかった。ぼくの知っているおびんずる様というのは、だいたいどこの札所の片隅にもいて、赤く塗られて不気味な貌をした得体のしれないじいさん、というものだった。そんなだから四国遍路を周ったときに見かけても、手を合わせるどころか、できるだけ近づかないようにしていたものだ。聞けば、お釈迦様の一番弟子である賓頭盧尊者のことだというからたまげた。ならお大師様より偉いお方ではないか。無知とはおそろしいものだ。大変失礼をばいたしました。こんど四国を周るときはきちんとお参りします。お許しください。

 

2023年3月26日 (日)

COVID-19 Dashboard更新停止

 これも少し前の話。感染開始以来時々刻々と更新が続けられてきたアメリカのJohns Hopkins Universityの世界のCoVID-19感染状況のページが、この3月10日を最後に停止された。といっても新型コロナの感染が収束したという理由ではなく、正確なデータの取得が困難になったという理由だ。このサイトは特に感染拡大当初はずいぶん参照させてもらった。なんといっても一部を切り取って全体を語るかのような他メディアの情報より、客観的かつ網羅的で信頼できたからだ。停止理由はともかく、まだまだ先のことはわからないが、世界レベルでの危機感が低下しているのは事実だろう。やれやれ、3年かかってここまできたかという感が強い。

 

230326
米ジョンズ・ホプキンス大 COVID-19 Dashboard

2022年11月22日 (火)

97歳

 高齢者ドライバーの交通事故には今さら驚かないが、さすがに97歳老人の起こした福島の死亡事故には驚いた。あれ、池袋暴走事故の元院長はいくつだったかなと思ったら、当時87歳だった。あのときもそんなに高齢でと叩かれていたのに、さらに10歳も上とは。日本の高齢化進行は顕著で、100歳以上人口が全国で9万人を超え、90歳以上だと200万人ということだ。もちろんその中には車を運転する人だっているだろう。今年から75歳以上の高齢者に対する運転技能検査が義務付けられたが、それとて一定の違反歴のある運転者だけだし、そもそも次の免許更新の時期が来るまではどんな高齢者でも今のまま運転できてしまう。

 こういう事故が起こると、若年者には年齢制限があるのに高齢者にないのはおかしいという議論が起こる。たしかにその通りで、加齢とともに運動機能や瞬間的な認知・判断力などは低下するから、そんな状態でひとたび間違えると重大事故につながる車の運転をすること自体が恐ろしい。今回亡くなられた方はほんとうに不運だったとしかいえないが、街中を歩いていて誰もがいつなんどき同じ目に合うかもしれないのだ。ただ、運転免許の年齢制限は必要だとは思うが、何歳で線を引くかとか現実的には難しいし、反対意見もあるだろう。アメリカでいくら悲惨な銃犯罪が続いても銃の規制ができないのと同じことだ。

 自分も年寄りの部類なのでよくわかるが、加齢による衰えというのは確実にある。だけど少しずつ進むので自分では違いがわかりにくい。昨日今日はもちろん、1年前と今と比べても大して変わらないような気になる。でも確実に違いはあるのだ。たとえばぼくは40年以上ランニングを続けているが、LSDなど長い距離を走るときの快適なペースは10年前くらいまではキロ6分40秒だった。不思議なもので時計をみなくても走っているうちにだいたいこのペースになって、ずっと走り続けられた。それが気がつくと今では7分くらいになっている。試しに6分40秒で走ってみるととんでもない速さに思える。そういえばもっと若い頃はキロ6分なんて普通だったのにだ。

 一事が万事、走力だけではなく他の機能も気づくと気づかないとにかかわらず必ず衰えているに違いない。一方で、今どきの年寄りは元気だから長く働いてもらうべきだと定年延長する流れになっている。年金財源等財政面での必要性もあるのだろうが、それが自分は年をとっても若い時と変わらないんだという錯覚を助長しないといいのだが。確実に判断力の劣っているであろう人たちが長老と祭り上げられて一向に引退しない、あ、いやどこの話というわけでは...。

 

221122 
NHK News Webより

 

2022年9月26日 (月)

水柱止まる

 しかし世の中には驚くようなことがいろいろある。この長万部の水柱現象もそのひとつだ。飯生神社前の木立の中で8月8日の夕方に突然水が噴き出して、高さが30メートルもの水柱になった。1958年頃に地下資源調査のために業者が掘削しその後埋め戻した場所だという。原因が不明でいっこうに止まる気配がないために、町は塩分を含む飛散水の塩害や轟音の対策に追われ、対策費用捻出のためにふるさと納税やクラウドファンディングを募るという事態になっていた。

 その水柱、数日前から勢いが時おり弱まっていることがわかり、9月26日未明現地で止まっているのが確認されたそうだ。もともとの原因がわかっていないのでなぜ止まったのかもわからないのだろうが、再噴出に備えてとりかかっている対策工事は予定通り進めるとのことで、神社の敷地内ということもあって安全祈願祭が行われている。

 いやあおもしろい、といっては振り回されている地元の人に申し訳ないが、噴出している間にぜひ見に行きたかった。なんで突然吹き出して突然止まったのかとても興味がある。ぜひ調査して解明してもらいたいものだ。水温は21.5 ℃とちょっと低いものの成分は立派な温泉水だというから、りっぱな観光資源になったかもしれないのに、突然止まるんじゃなあ。

 

 

2022年7月13日 (水)

キハ281系ラストラン

 おおっとびっくり、本日発表のJR北海道ニュースリリース。札幌~函館間の特急「北斗」で使用されているキハ281系が10月から261系に置き換えられる。これで28年間走り続けた281系は引退ということになり、10月に記念のラストランが企画されているとのこと。10月22, 23日の2日間、途中東室蘭のみ停車の「スーパー北斗」として運転。どうせなら最速記録の2時間59分で走ってほしかったけどそりゃ無理か。

 今年度で置き換えという話だったから来年3月改正だと思っていたら半年早かった。あともう2ヶ月半しか走らないんだ。北海道で初めての振り子車両だったし、デビュー当時初めて乗ったときはさすがに感動したものだ。そのグレードアップバージョンである283系もすでに活躍の場を狭め、さらに画期的な次世代形式となるはずだった285系は試作車のまま廃車されてしまった。そして現在の主力は性能を抑えて安定化をとった261系。社会全体が右肩上がりの成長期はとっくに終わっていまやSDGsの時代、まさにそれを反映しているといえる。それにしても公式引退が183系より早いとはね。

 ところで同日のニュースリリースにやっと来春ダイヤ改正で引退するキハ183系「オホーツク・大雪」の後継車も発表になった。公式の発表がなかったのでいろいろ憶測を呼んでいたけれど、大方の予想通り今春「おおぞら」から運用離脱した283系が転用されるということだ。いまや標準の261系の増備は終了したのでどうするんだろうと言われていたが、新幹線札幌延伸時には余剰となる261系を転配するまでのつなぎということなんだろう。というわけで弟分の283系はもう少し活躍がみられることになった。

 

220713
懐かしいHEAT281ロゴが復活(JR北海道ニュースリリースより)

 

2022年7月10日 (日)

狙撃事件

 しかし驚いた。素人が手製の銃で衆人環視の中背後から近づいて悠々と銃を構えて撃った。しかも1発目ははずして、約3秒後に撃った2発目が致命傷となったというのだから。ネット上にはたくさんのその瞬間の画像や映像がアップされている。幸い1発目ははずれたのに、本人を含めてみんな音のした方向を振り向いているだけで、誰一人次への備えをしていない。つくづく平和な国なんだなと思う。
 事件から2日たっていろいろな人がいろいろなことを言っているので、そのうえ付け加えることはないが、ぼくが驚いたのは3点。

 1.逃げも隠れもしていない犯人が堂々と近づいて犯行に及んだのを、周囲の大勢の人が一人も止められなかった。
 2.自衛隊経験があるとはいえ素人が粗雑なつくりの手製の銃で致命的な狙撃を行えた。
 3.宗教団体がらみの私怨だと犯人が供述しているのに、誰でも知っているその団体の名前が報道されない。

 長く生きているといろいろと驚くことに出会うものだ。前にどこかに書いたけれどぼくと安倍氏は誕生日が5日違い。ご冥福を祈ります。

 

220710
NHK NEWS WEBより 

2022年4月29日 (金)

続・クマの季節

 炎上している社長の謝罪会見に続いて今日は海底に沈んでいる船体が発見されたというニュース。ここ数日はもう知床観光船遭難の話でもちきりだ。それについてはいろいろ考えることもあるが、今日はそんななかですでに忘れられつつある札幌市街地クマ出没の続報を。
 前回のエントリではうちのすぐ近所でクマらしき動物が目撃されたという話を書いたが、その後連日市内の北東部での目撃情報が相次いで、札幌市ヒグマ出没情報のページに公式に収載されているものだけで8件を数え、4月にはいって全18件のうち半分近くを占めている。テレビニュースなどで報道されたものでここに収載されていないものや、札幌市外ではあるが石狩市生振、花川などの近くでの報告もあるので、実際には10件以上の未確認生物が目撃されている。昨日などは白石の街中の交差点に座り込んでいたなどという情報もあった。
 不思議なことにそのすべてが単発の目撃情報で、同時に複数人によって確認された例はなく、画像や映像もひとつもなく、駆け付けた警察官等による探索で足跡や体毛、糞などの痕跡が発見された例もない。三角山に巣穴が見つかった母グマと子グマが出てきたのではという人もいるが、いくらなんでも同じクマがこうもあちこち歩きまわって他の目撃情報や痕跡が皆無というのはありえない。同時期に石狩や当別など石狩川の対岸でも目撃されているし、川を泳ぎ渡ってきた昨年の例もあるので、別のクマが当別側からまたやってきた可能性も捨てきれない。多くは見間違いや勘違いではないかと思うけれど、負傷者を出した昨年の騒動を考えると、万が一本物である可能性も考慮してきちんと後追い探索をしないわけにもいかないし、市や警察関係者は頭の痛いところだろうな。

 

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札幌市ヒグマ出没情報の地図リンクより

 

2022年4月24日 (日)

知床遊覧船

 なんか最悪の事態になってきた。昨日の知床遊覧船の事故、これまで発見されて搬送されていた10人全員の死亡が発表された。乗員乗客26人が乗船していたというから残りは16人だが、このぶんでは状況は厳しいだろうな。今の時期の知床の海の水温では救命胴衣をつけていても生存時間は1~3時間くらいだそうだ。そもそも救命胴衣は誤って転落したときに引き上げられるまでとか、救命ボートに移乗する羽目になったときの安全のためのもので、船自体が沈没したときに救援を待つためのものではないだろう。

 そういえば、3年前に玄武洞に行ったときに対岸から渡し船で円山川を渡ったときに救命胴衣を付けたことがある。短距離の渡船なら仮に水中に転落しても救助される確率は高いし、頑張れば岸に泳ぎ着くことも可能だろうが、波の高い海中に投げ出されたらあれが役に立つとは思えない。だから何か不測の事態が起きた時に間を置かずに救援が来る体制になっているならともかく、この場合救命胴衣を付けていますというのは何の安全の担保にもなっていない。実際に、今回のケースでは運航会社の要請でヘリが現場に到着したのが3時間半後だ。となるとそもそもこんな小型船の単独運航では不測の事態に対応不可能であり、常に2船で運行するなどの対策を取る必要があったということだろう。

 

220424 
NHK News webより

 

2022年4月21日 (木)

クマの季節

 今年はもうはやクマの季節になった。市街地のクマといえば昨年6月の東区での大騒ぎを思い出すが、今年も一昨日から札幌市内の北区・東区で目撃情報が相次いだ。そのうち2件はうちのすぐ近くなのでびっくりだ。

4月19日 22:00頃 女性 札幌市北区あいの里4条2丁目 体長2メートルくらいのクマのような動物
4月20日 7:52頃 小学生 札幌市北区あいの里2条6丁目 体長1メートルくらいのクマのような動物
4月21日 4:20頃 女性 札幌市東区北13条東12丁目 90センチくらいの四つんばいの動物のようなもの

 昨年6月のクマの行動範囲からみても、19日から21日にかけて移動したとして無理のない範囲には収まっている感じだが、今のところ個人の目撃情報だけで、クマの足跡、体毛、糞などの痕跡はまったく発見されていない。2メートルというのは夜だし、1メートルや90センチなら犬でもおかしくない大きさだからな。いずれも市街地なのに他に目撃者がまったくいないというのも不思議な話だ。という記事を書いていたら、今日17時過ぎに東区のイオン元町店駐車場での目撃情報というのがはいってきた。イオン元町は昨年早朝にクマが現れて騒ぎになった場所だ。夕方の人の多い時間にそんなところにか...。

 

220421 
今年の出没位置(STVニュースより)

 

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