カテゴリー「パソコン・インターネット」の記事

2023年6月13日 (火)

カスタマーレビュー

 机の上を片付けていたら、以前さる物をアマゾンで購入したときに添付されていたメッセージカードが出てきた。そのうちネタにしようと思って忘れていたものだ。ネット通販でいろいろと買い物をする機会は多いが、こういう露骨なものをもらったのは初めてだ。あちこちのカスタマーレビューについてはいろいろ言われているから今さら驚かないが、なるほどねという感じ。たしかこのときの商品は4000円くらいの物だったから、ほぼ半額がキックバックされることになる。そういやレビューに動画がついているものがたまにあり、ずいぶん手間ひまかける人がいるものだと思っていたが、こういうウラがあったのか(全部とはいわないが)。ぼくは疑り深い性格なのであまり他人の評価を信用しないのだけど、大手の通販ばかりじゃなく個人のブログなんかでもステマまがいのがあるからな、油断ならない。

 

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名刺大のカード(表・裏) 

2023年4月22日 (土)

@Frontier終了

 北大の卒業生登録システム@Frontierが終了した。それとともに、付随していた@frontier.hokudai.ac.jpのメールアドレスが突然使用できなくなった。このアドレスはもともとgmailのシステムを用いて機能していたものだが、昨日gmailのメール画面からログインしようとしたところ、そもそもアカウントが消えていて、管理者に問い合わせてくださいと出る。なるほどね、そうなったか。

 実は、ひょっとしたらと予想はしていた。今月初めに大学の後輩からメールがあって、そのときに@frontierは廃止になるそうですよという話をきいていた。そんな話は知らないぞと思って、webページをみてみたらなんと3月末で廃止と書かれていてびっくり。Web上での告知は以前からされていたようだが、そんなものはふだんチェックしていないし、メール等での直接連絡はまったくなかったからだ。でもその時すでに4月になっていたし、まだメールは使えていたので、そのうち連絡があるのかなと思って放っておいた結果がこうなった。

 HP上の告知だけで直接連絡なしに廃止というのも乱暴な話だ。ぼくは@frontierメールそのものはすべて別アドレスに転送してあるので、過去のメールがなくなったわけではなく、@frontierのメールボックス独自のラベルでのフォルダ分けがなくなってしまったのが多少面倒だというていどで、あとはここを連絡先にしてあるところにアドレス変更のお知らせをしなければならないくらいだが、突然アカウントが廃止されてしまって困っている人もいるのではないだろうか。

 というわけでjunkchem@frontier.hokudai.ac.jpは使用不可ですので、ぼくへの連絡は右下ブログパーツの「メール送信」のアドレスへお願いします。

 

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終了した@Frontierページ

2023年2月 8日 (水)

「北海道鉄道時刻表」終了

 いつも愛用させていただいているweb上の「北海道鉄道時刻表」のページが、今年の3月ダイヤ改正を反映せずに終了するとのこと。
 ネット上の鉄道の時刻表のページはいろいろあるが、道内に関してはぼくはこのページをいつも参照していた。シンプルで見やすいことと、使用車種や編成両数、発車番線、入線時刻などの情報が掲載されているためだ。今日たまたま参照して終了告知を見つけた。あくまでも個人の運営であり事情を読むと致し方ないのもわかる。残念だけどしかたがない。なお、時刻表以外のコンテンツは継続されるようだ。
 ついでに書いておくと、列車ダイヤについては「川崎界隈貨物事情資料室」のページのなかの「ダイヤ・時刻表」というコンテンツにお世話になっている。表題は川崎だけどなぜかダイヤは北海道内各線のが収載されていてとても便利だ。こちらはまだまだ更新されていくようなので、興味のある方はどうぞ。

 いつも便利に使わせてもらっているweb上のコンテンツは、公式のもの以外はみんな個人が好意で公開しているものばかりだ。無意識に当然のように利用しているが、ほんとにありがたいことだと思う。直接の恩返しはできないけれど、微力ながら自分で公開しているwebサイトが誰かの役に立つことで、回り回ってギブアンドテイクが成立していることになるのだろう。そう思うと最近は裏ページばかりで、表芸のページはもう1年以上も更新していないのが申し訳ない限りだな...(すみません)。

 

2022年7月 8日 (金)

えきねっと

 今日は久々にえきねっとでチケットを買った。考えてみるとJR北海道のサービスが東日本と統合されてから初めてじゃないだろうか。えきねっとの会員には昔なっていたけれど、とっくに無効になっていたので、改めて入会してからweb上でチケット購入手続きを進め、クレジットカード情報を入力して申し込みボタンを押す。と、エラーが出てやり直してくださいとなる。あれ、と思ってもう一度同じことを繰り返すとやはりエラーになる。カードの認証ができないでいるようだ。

 いつも使ってるカードなのに変だな。別のカードにするかなとかあれこれ考えているうちに、メールボックスにカード会社から照会メールが届いた。不正検知システムに引っかかった取引があるので確認してほしいとのことだ。おやおやこれか。カード会社のページからこれは本人の取引ですと承認手続きをする。えきねっとへもどってチケット購入のやり直し。すぐにはOKとならないのでそれを何回か繰り返して、やっと購入成立画面に到達した。もう1枚別のチケットがあるので、また同じことを繰り返す。一回不正検知をクリアーしたらその後有効にしてくれるかというとさにあらず、またカード会社から同じ問い合わせがきて、まったく同じことを繰り返す羽目になる。なんだかんだでチケット2枚に30分もかかってしまった。

 えきねっとというと不審な退会メールが出回っていて注意喚起のニュースが流れている。そもそも退会していたぼくのところにも、もう10通以上退会処理しますというメールが届いている。それが頭にあったので今回のカード認証トラブルもなんか不安な気がしないでもなかった。カード会社から承認手続き依頼メールがタイムリーに届いたとはいえ、これが釣りメールでないと言い切れるのか。実際には何事もなかったけれど、こういうことは勘弁してほしいものだ。

 これまで、えきねっと以外にもあちこちでこのカードで買い物しているが、当然ながら認証で引っかかったことは一度もない。逆に言うとそれって大丈夫なのかという気もするな。情報はカード番号と有効期限とセキュリティコードだけなのだ。はじめての取引先のときは銀行のネット振込みのようにスマホアプリでの認証くらいはしたほうがいいのではないだろうか。えきねっとは信頼されていないとみえて今回はえらい手間だったけど、実はまっとうなことをやっていたといえるのかもしれない。

 紆余曲折はあったが無事にチケットをゲットしたのでこれで旅に出られるぞとなるとうれしいのだが、実はこれは家人に頼まれた切符なので残念ながらぼくは留守番なのだ。どっと疲れた。

 

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利用確認メール 

2021年11月25日 (木)

ブクログ登録

 読んだ本の感想を以前はそのつどブログに書いていたのだが、2013年からはずっとブクログに登録することにしている。ブクログ利用開始にあたって、2012年末にそれまでのブログ掲載分を遡って登録したので、ぼくのブクログ本棚には2009年末からの読んだ本がほぼ網羅されていて、今日現在約12年分で1265冊が登録されている。そのうちレビューを書いたものが1093冊でレビュー率86.4%となっている。レビュー率が100%でないのはレビューを書いたり書かなかったりしているわけではなく、上下巻や複数巻に分かれたタイトルを本棚登録する際は1冊ずつ登録しているのに対し、レビューはタイトルごとにしか書いていないせいだ(例外もあるが)。

 読んだ本がずらっと本棚画面に並ぶのはなかなか壮観で、このサービスは気に入っているのだけれどいくつか問題もある。登録できるのがAmazonで検索できるものに限るという制限があって、当然ながら一般に流通していないものは登録できない。未収録書は自分でデータを作成していれることもできない。まあ、ほとんどAmazonでカバーされているので日常的には問題はあまりないが。それよりもタイトルを検索しても出てこないことが特に古い本でよくあって、こっちはちょっと不便だ。

 最近苦労したのが筒井康隆の「朝のガスパール」。1995年刊というちょっと古い本なので、タイトルで検索しても文庫版はなく、電子書籍しか出てこない。ここで間違えて選択してしまうとあとで気づいてあれっということになり、登録し直すハメになる。別にどういう媒体でも読んだことには変わりないのでどっちでもいいようなものだが、ぼくはそういうのが気になる性分なのだ。条件指定検索で「紙の本」という絞り込みができるのだが、それをやってもなぜか出てこない。しからばと著者名で検索すると100冊もがヒットして、全部探しても出てこない。

 ではどうやってたどりついたかというと、登録書の著者名からリンクされている著者ページというのがあって、そこには(たぶん)すべての本が網羅されているので、そこから探してやっとのことで見つけた。えらい手間だ。このあたりはブクログのお知らせによればAmazonの検索の仕様(欠陥?)みたいだけど、古い本を図書館で借りて読んだ際はいつもこういう手間をかけさせられる。なんとかならないものかと思う。

 

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朝のガスパールの検索結果

2021年11月22日 (月)

思わぬ再会

 ぼくは雑誌でも新聞でも重箱の隅のような細かいところまで読むのが好きで、思わぬところで思わぬ名前をみつけてほぉーっとなった話は前にも書いた。これもそう。

 ニコリのバックナンバーを順番にやっつけていたところ、ポチコン発表のページの入選者の名前に見たことのあるハンドルネームを見つけてびっくり。あれーなんと懐かしい。むかしむかし、ニフティサーブというパソコン通信(死語)があって、そのなかに化学の広場(FCHEM)というフォーラムがあった。ぼくはそこの有機化学会議室の進行役を一時期やっていたのだが、そこに集まる投稿者というかなんていうんだったかな、のひとりだ。特徴あるハンドルなのでおぼえていた。もう20年以上前の話だ。ニコリで再会するとはね。

 ぼくのwebサイト「おもしろ有機化学ワールド」のきっかけとなったおもしろ化合物も、元はといえばFCHEMの会議室に話題提供として書いていたものを集めたものがはじまりで、実際第1~15話はそのままの転載となっている。時代でいうと1994~1999年だから古いものは25年前だ。あの頃はネット上といってもすべてテキストベースだったので、化学構造式もキャラ図で苦心して書いていた。文字記号で化学構造式を描くソフトなんてのもあったのだ。まったく隔世の感がある。というようなことまでひとつのハンドルネームから思い出してしまった。お元気そうでなによりです。

 

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ニコリvol.163より

2021年5月13日 (木)

「休日に歩いて遍路」が読めた

 Webサイト作成サービスYahoo!ジオシティーズの閉鎖にともなって多くのwebコンテンツが消えてしまったが、鉄道関連の一部が「ジオ・アーカイブ」というページに収録公開されているという話を以前書いた
 同様にブログサービスの閉鎖によって読めなくなってしまっているブログも多い。四国遍路を歩く人にとってほんとうに貴重な情報源だった「休日に歩いて遍路」もそのひとつ。遍路道や寺の情報が豊富で、ぼくもどれだけ参考にさせてもらったかわからない。Yahoo! JAPANのブログ閉鎖とともに個人的事情で移転せずに消えてしまったのがほんとうに惜しまれる。

 と思っていたら。RSSリーダーFeedlyに登録してあったのも記事が更新されていないのでそのままになっていたのを、SEE ALL ARTICLESをクリックして過去記事を見てみたら、なんとずらずらとタイトルが出てきて、それぞれの記事がまだ読めることを発見した。Feedlyって元ページへリダイレクトするんじゃなくて、ページごとコピーされているのか。それが残っている。ブログによっては最初の一部しか読めないものもあるが、幸い「休日に歩いて遍路」は全部がFeedly上で読めるようになっている。つまりインデックスはないものの最新の記事からさかのぼってタイトルから探すことはできるわけだ。いつまでさかのぼれるんだろう。というかぼくの見ているこのURLは他の人からも見えるんだろうか。それなら朗報だろう。歩き遍路に興味のある方、ぜひ見てみてください。

 

 

2021年1月27日 (水)

過去への扉

 扉を開けるとそこには2年前の風景が広がっていた...。

 Webサイト作成サービスYahoo!ジオシティーズが終了したのが2019年3月。多くの有用なwebコンテンツが失われ、二度と見られなくなってしまった。新たなサイトへ移転したコンテンツについても、半年間の移転先へのリダイレクトサービスが終了した後は、ブックマークからたどることができなくなったし、長年更新されていないコンテンツはそのまま消滅してしまったものも多い。Web情報のはかなさを感じさせるできごとだった。

 ぼくのwebサイト「おもしろ有機化学ワールド」は1997年にYahoo!ジオシティーズの前身のジオシティーズに開設したもので、2005年くらいまではなんとか記事を書いていたのだけど、その後はほとんど更新が途絶えていた。なもんで、ヤフーからサービス終了の通知をもらったときに、さてどうするかなと思案した。もう十分役目は果たしただろうからこのまま廃止してしまおうかな、とちらと考えた。

 ひとつ問題があって、コンテンツの中に拙著「ビギナーズ有機化学」「ビギナーズ有機構造解析」の設問解答と正誤表があり、これだけはなくすわけにはいかないのだ。出版社である化学同人のwebサイトにでもおいてもらうかな、でもそうすると勝手に更新できないだろうから、めんどうだな。自分で管理できるどっかのサーバにおくことにするか。しかしそれなら全部まとめて移転してしまった方がラクなのでは。ということで現在のさくらインターネットへの移転ということになったのだ。

 話がそれた。というわけで、ぼくのページはともかく、多くの貴重なwebコンテンツがアクセス不能になってしまったのだが、ひょんなことから「ジオ・アーカイブ」というサイトを見つけた。これは、「2019年3月末でサービスを終了した、Yahoo!ジオシティーズのアーカイブです。鉄道を扱ったサイトを主として保存しています。」というもので、サービス終了時のサイトをまるごとアーカイブしてアクセスできるようになっている。鉄道関連という限定ではあるが、インデクスを見ると相当な数のサイトが網羅されている。これはすごい。

 その中になんと「おもしろ有機化学ワールド」も収録されているのだ(それで発見できた)。鉄道関係の名前が並ぶインデクスリスト中でこの名前は異彩を放っているが、つまり鉄道を扱ったサイトのひとつとして拾われたわけだ。たしかに「鉄道のある風景」というコンテンツが含まれてはいるが、それはごく一部なのでよくぞ拾ってくれたものだ。ほんとに光栄というしかない。

 

2020年7月 8日 (水)

デュアルディスプレイ

 注文してあったモニターケーブル(DisplayPort to HDMI)が届いたので、モニターのセッティング。古いS170を捨てるのももったいないので、2台並べてデュアルディスプレイにした。ふだんはメインPCからDisplayPort/HDMIで24fwへ、DVIでS170に出力して、2画面を拡張ディスプレイモードで使用、セカンドPCを同時使用するときは、そちらからDVI/VGA変換してS170へ出力して、メインは24fwのみでそれぞれシングルディスプレイで独立2画面使用とした。
 当たり前の話だがとても快適。24fwのワイド画面だけでもエクスプローラ開いて隣にテキスト編集画面並べたりはできるけど、さらに拡張モニタがあると、そっちにエクスプローラを複数開いていおいて、メイン画面でアプリを複数立ち上げてもいちいち選択ウインドウを入れ替えたりしなくてもいい。ただし色合いがずいぶん違う。24fwはブライトネスをかなり落としているのだけど、それでも明るさも違う。S170は2005年秋購入だからもう15年選手だ。画質が劣化していても無理もない。
 それよりもPCを2台立ち上げての作業がとても楽になった。セカンドPCはほとんど使っていないのだが、ChemOfficeがこちらにしかインストールしていないので、構造式を描くときはどうしても立ち上げる必要がある。で、描いた図を画像ファイル化してからクラウド経由でメインPCにもっていって、おもしろ化合物の記事にしたりするわけだが、構造式を修正したりするときは、どうしてもセカンドPCとメインPCを行ったり来たりしなければならず、いちいちモニターの画面を切り替えるのが面倒くさかった。それが見比べながら作業できるようになったのだから。ただし、これでおもしろ化合物ページの更新がはかどるかどうか、はまた別の話(笑)。

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デュアルディスプレイ

 

2020年7月 2日 (木)

ディスプレイ更新

 特定給付金の10万円をどう使おうかと考える。貯金なんてのは論外で、ここはコロナ禍で冷え込んでいる消費拡大に協力せねばならない。もともとなかったお金なのだからバーンとひとつ大盤振る舞いといきたいところではあるが、根が小心者で貧乏性ときているので、思い切った使い途を全然思いつかないのが悲しいところ。
 で、PCのモニタを買い替えたいなと常々思っていたのでまずはそのあたりからということになった。たった1万数千円にしかならないのだけど。長年愛用している旧ナナオのS170はとてもよいモニタでまだまだ使えるのだけれど、いかんせん1280×1024という解像度の画面は狭い。職場ではずっとワイドモニタを使っていたのでその操作性に慣れると特にストレスがたまる。というわけで、いろいろリサーチした結果HP24fwを選択。人気製品で5月頃には2ヶ月待ちとかだったらしいが、今はそういうこともなく、直販モデルが1週間ほどで届いた。
 箱から出してセッティング。HDMIケーブルを刺して、あれ刺さらない。PCのビデオポートにはDVIとHDMIがあるのだが、付属のHDMIケーブルが刺さらないではないか。変だなと老眼の目を凝らしてよく見ると、微妙に形状が違いDisplayPortと書いてある。ん?と調べてみると、なんとDisplayPortというのはHDMIとはコネクタ形状は似ているが違う規格ということがわかった。しかしなあ、PCまわりのインターフェースの多様化、不統一にはよく泣かされるが、PCに2個(DVI、DisplayPort)、モニタに2個(HDMI, VGA)端子があるのにいずれも直接つながらないとは...。幸い手近にあったDVI/VGA変換コネクタを使ってとりあえずつなぐことはできたが、結局DisplayPort to HDMIケーブルを追加注文する羽目になった。
 このPCにはずっとHDMIポートがあるものだとばかり思っていた。これまでのS170はDVI接続だったので気づかなかったのだ。やられたなあ。PCの知識はそこそこあるつもりでも、実はWin95時代からほとんどアップデートされていないという、爺トラップにはまってしまったの巻。

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雨の中を届いた箱

 

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