カテゴリー「日記・コラム・つぶやき」の記事

2023年2月 6日 (月)

横路孝弘氏逝去

 あらら、横路さん亡くなったんだ。

 横路孝弘氏といっても今の若い人はもうなじみがないかもしれない。代議士として旧社会党や後年の民主党での活躍はいうまでもないが、ぼくらにとってはなんといっても1983年から3期12年務めた北海道知事としての印象が絶大だ。その最初の選挙は、それまでの保守系堂垣内知事の引退に伴う保革の新人同士の争いで、共産党が独自候補を立てたので、推薦母体は社会党と革自連のみ、他の保守中道諸政党がすべて推す前副知事を僅差で破っての当選だった(話は逸れるが革自連て懐かしいな、中山千夏代表だ、いつのまになくなったんだったか)。この知事選では勝手連という勝手に応援する会が運動を繰り広げて、今でいう浮動票集めに一役買ったのだった。勝手連というものの発祥なのではないか。

 それにしてもあのときの選挙の熱気はすごかった。当時の横路さんは42歳、いまの鈴木知事と同じ年恰好だ。そんなに若かったのだ。2017年に政界を引退し、病気療養中だったそうな。享年82歳。ご冥福をお祈りします。合掌。

 

 

2023年2月 3日 (金)

一ヶ月経過

 今年の目標の「学び直し」。まじめに進んでんのかいなと疑われないように途中経過報告を。ちょうど1ヶ月が過ぎて300ページを越えるところまできた。DNA複製のところで相同組換えの話がでてきたあたりだ。この本1400ページほどあるので全体の2割を少し超えたくらいだ。このペースでいくと5ヶ月くらいで読み終わる計算だが、もちろん一回通読するくらいで理解できるとは思えないので、再読三読くらいして今年中に終われば御の字だ。

 しかし、ここまででも何というか驚くことばかり。名前だけは聞いたことあるとか、知ってはいてもうろ覚えだったり、知識不足の分野だとは自覚していたけれど、正直言ってまったく知らなかったことの方がずっと多い。えーそうなの!と目が洗われることの連続だ。いやあ、こういうことをあらかじめ知っていたら、その昔ちんぷんかんぷんだった関連分野の研究発表なんかももっとずっと興味深く聴けたんだろうなと思うと、今さらながらずいぶん損をしていたんだなとつくづく思う。

 DNA複製だけみても驚くべき精巧な機構が組み合わされて、そのうえ何重ものエラー修復機構が備わっている。しかもそのシステムはアミノ酸、塩基、糖、リン酸というごく限られた数のパーツのみを組んでつくられている。驚嘆するほかはない。こんな精緻なマシナリーをいったい誰が考え出したのだろうと思ってしまう。どんなに精密な人工AIシステムだってこれに比べれば児戯のようなものだろう。これが簡単な有機化合物からなる原始スープから、生命の発生と途方もない進化過程を経てひとりでに最適化されてきたものだと。そんなこと信じられない。とうてい人知を超えている。全能の神が設計図を引いたに違いない。まだ20%か。こんなのは序の口でもっともっと驚くことがいっぱいあるんだろうな。

 

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↑いまここ

2023年1月31日 (火)

2023.1月の総括

 1月の総括。例によって雪の話を書くと、今朝9時時点のあいの里観測点の積雪深は66 cmで、平均値(73 cm)より少なく、昨年値(121 cm)のほぼ半分だ。累計降雪量は303 cmで、平均値(319 cm)、昨年値(368 cm)と比べてもずいぶん少ない。1月の降雪量は170センチほどで、昨年は250センチだったからほぼ2/3だ。というか昨年が異常に多すぎたので、平均値もそれによって押し上げられているので、これがほぼ平年並みといっていいだろう。一方で、気温の方はというと今年は寒い。特に1月下旬の札幌は今日まで8日連続最低気温が-10 ℃以下で、何十年ぶりかのことだという。

 昨年は2月の大雪で都市機能がマヒして大変だったので、その教訓からか今年は除雪体制の動き出しが早くなった。札幌では例年この時期から始まる町内会のパートナーシップ排雪が、トップをきってうちの近所から始まった。昨年は当初予定より遅れに遅れて結局3月後半という、もう今さらいいよという時期だったのが今年は1月半も早い。あまり早いと逆にせっかく終わってからまだまだ雪が降って元に戻る、ということにもなりかねないのだが、それはしかたがない。

 ただこのパートナーシップ制度、費用の半額を町内会負担ということで各戸なにがしかのお金を払っているのだが、それは札幌市の話で旭川市は無料なのだと聞いた。当然のように負担金を払っていたが、考えてみたら市道の排雪なのだから市の負担でやるべきものだ。そのために市税払っているんだから。除雪費を10億円上乗せすれば市民負担ゼロにできるという話だから、札幌もなんとかしてほしいな。4月に地方選挙あるんだし。

 ともあれ、今週末は立春だし、家の前がきれいに排雪されてあと4週間ほどの辛抱だ。

 1月の記録 (12月比)
  エクササイズ日数 30 (+10)
  走行距離 (換算km) 126.2 (+31.1)
  総エクササイズ (Ex) 162.6 (+34.0)
  体重 (kg) 66.9(+1.0)
  体脂肪率 (%) 16.6 (+0.2)

 

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排雪作業中 

2023年1月28日 (土)

アイスキャンドル2023

 また町内会のアイスキャンドルナイトがやってきた。
 人が集まるイベントではないので、コロナ禍にも欠けることなく毎年続いている。例年同じ時期に同じようにやっているので、昨年はどうだったなとか思い出しては、過ぎた一年に思いをはせる。今年もけっこう雪が降っているが、昨年の写真と比べてみるとやはり昨年の多さには負けるな。昨年はそのうえ2月にドカンと二度降ったのだから大変だった。
 2月といえばロシアのウクライナ侵攻が始まってほぼ1年になる。昨年はそんなことになるとは思いもせずに灯をともしたキャンドルに、今年はどうか戦火が収まりますようにと願わずにはいられない。

 

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平和な一年に

2023年1月26日 (木)

以布利海岸遍路道ごみ拾い

 突然なんのこっちゃと思われるかもしれないが、いい機会なのでMJBぢぢいさんのブログを紹介しておくことにしたい。

 正式な名称は「低級遊民MJBぢぢいのブログ」で、「ごみ拾いとお遍路とボランティア・時々鉄道と鉄蓋のブログです」と副題(説明?)がついている。これだけだといかにも怪しげで近寄りたくない感じをひしひしと受けてしまうが、内容はいたってまともで、ほぼ四国歩き遍路にまつわる話だ。ブログ主氏は西条市の62番札所宝寿寺の近くにお住まいの方で、詳細かつ膨大なお遍路情報が満載なうえに、何より当人のお人柄か読んでいてとても楽しい。歩き遍路を志す人、四国遍路に興味のある人にはぜひ一読をおすすめしたい。というか、遍路界?では有名な方らしいので、ぼくなどがこと改めて紹介しなくても、知ってる人は知ってるのかもしれないが。

 ブログ説明にもあるように、お遍路のかたわら地域のごみ拾いボランティアにも精を出されていて、それがまた頭が下がる熱心さなのだが、今回の告知は、足摺半島の付け根の東側にあって歩き遍路道の一部にもなっている以布利浜の清掃奉仕の企画だ。以布利浜はぼくも歩いたところで、確かにごみが散乱していたのをおぼえている。近くにいたらぜひ参加したいところだが、さすがに当地からは無理なので、近在の方やちょうど通りかかる方がおられればぜひご協力を。

 

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以布利浜(MJBぢぢいさんのブログより)

 

2023年1月25日 (水)

この冬一番

 昨日から今日にかけて大寒波が襲来して、ニュースでこの冬一番この冬一番と連呼してしきりに警戒をよびかけている。京都近辺では電車が長時間止まったり、高速道が渋滞したりと大きな影響がでているようだ。京都なんかは雪の降るところだろうに、想定以上だったということなのだろう。なんせこの冬一番だから。

 年明けの大雪のときにもたしかこの冬一番の寒気とかいっていたが、今回はそれを越えるということなのだろう。しかし冬はまだまだ終わっていないので、この冬一番かどうかはまだわからないじゃないか。単にこれまでで一番というだけのことだ。この次、さらに強い寒波がきたらまたこの冬一番と騒ぐのだろうが、今回ほどではないけど警戒が必要な寒波がきたらなんというのだろう。この冬二番というのだろうか。

 北海道は今日から明日にかけてがピークのようで、当地も今日は一日中強風が吹いて午後からは吹雪模様になっている。近所の小学校も軒並み休校だ。そんななか市内中心部に近いところにある孫の幼稚園でイベントがあって親以外も観覧可能だというので、重度の孫馬鹿であるうちの爺婆も行く気満々だったのだが、強風による地吹雪でときおりホワイトアウトする悪天のため、残念ながら参加は断念した。午後のニュースをみていたら近くの教育大の裏を通る国道337号が吹雪で通行止めになっていた。下の画面はあいの里公園の北東角のT字路(337号と道道112号の交差点)から南方を見たところだ。たしかにこの冬一番ではある。

 

230125 <br/>HTBニュースより

2023年1月21日 (土)

忠実な

 忠実な、といえば忠実な羊飼い。あの皆川達夫さんの「バロック音楽の楽しみ」のテーマ曲が脳内を流れる。だけど羊飼いが忠実とは誰に対して忠実なのだろう。忠実ということばは、召使とか家臣とかが、上役に対して誠実無比であるというイメージがある。人には限らず犬でもそうか、忠犬ハチ公なんてのもまさにそうだ。忠とは真心であり、忠誠、忠心などを想起するからだろう。

 英語でいうとfaithful。そう思っていたら、今読んでいるMolecular Biology of the Cellの中に、ある形質が遺伝的に次世代細胞に引き継がれるというところで、何回か修飾語にfaithfullyとでてきて、ん?と思った。クロマチンのヒストン修飾がDNA複製後の娘細胞にもそのまま引き継がれるみたいなところだ。正確に間違いなく同じ形でという意味なのだろうが、それをfaithfullyと表するのはちょっと違和感がある。忠実なということばに人間的な意味を感じてしまうからだ。無生物がいったい誰に忠実なのか。

 つまりfaithful(ly)は、即物的に正確無比にという意味で、人間関係に限らず広く一般的な語なのだろう。そういわれれば、日本語の忠実なも、原典に忠実な翻訳とか、楽譜の指示に忠実な演奏などと、無生物相手に用いられることもあることに今さらながら気づいた。人間臭い意味合いというのはぼくの誤った思い込みだったのか。これまで論文を書くときなど、何かに対して細部まで正確にという場合にfaithfullyの語が思い浮かんでも、いやこれはニュアンスが違うなと却下していた。あれは別におかしくはなかったのかもしれない。分子生物学の勉強をしているつもりなのに、意外な気づきがあって改めて目を見開かされることも多い。いくつになっても人生は勉強だな。

 

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忠実な羊飼い、1737年の初版の表紙(Wikipediaより)

2023年1月15日 (日)

今年は12分の1

 今年から公開大抽選会がなくなったという話だが、お年玉付き年賀はがきの当選番号が発表になった。昨年は14分の3という破格の当選確率で個人的に大いに盛り上がったが、今年はどうなるか戦々恐々だ。といっても、昨年より下がるのではという恐れではなく、昨年みたいに当たったらどうしようという恐れだ。昨年は、こいつは春からなどと浮かれていたら、縁起がいいどころではなく春先にとんでもない事件が勃発してえらい目にあった。どうやら運が向いたのではなく運を使い果たしてしまったようだ。しかし、たかだか切手シート3枚くらいで使い果たしてしまうような運って...。

 というわけで今年は当たりませんようにと念じていた。結果は12分の1。これでも100分の3の当選確率よりは2.8倍ほど高いが、まあこれくらいなら大丈夫だろう。だけど、改めていただいた賀状を眺めてみると、12枚しかないのに番号って偏るものだな。いや31や84が当選しなくてよかったよ。

 

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1枚当選 

2023年1月13日 (金)

名誉教授

 久々に元の職場の事務方からメールがきていた。何かと思ったら、情報企画課からの通知で、名誉教授の身分で取得している情基センターの学内ネットワークIDが2月末で廃止されることになったとのことだ。昨今のネットワークへの不正アクセスの増加等への対処として、大学にもサイバーセキュリティ対策の強化が要請されていることによるものだ。なるほど。それは理解できる。名誉教授といってもきちんとアカウントの管理ができる人ばかりではないかもしれないし、危なっかしいので整理したいと思っても無理からぬところだ。

 だいたいが名誉教授というものは、ほんとに何の意味があるのかよくわからない身分だ。教授として5年以上在籍さえすれば誰でもが資格がある。もちろん顕著な教育・研究業績がある者とかいう審査項目があるのだが、他の部局は知らずぼくのいた部局では実際に申請して断られた話など聞いたことがない。定年退職した教員のほとんどが該当することになるから、どれだけの数がいるのやら。石を投げたら当たるくらいいそうだ。5年務めただけで名誉社員だの名誉会員だのにしてくれる組織などほかにあるのだろうか。そんな人たちにセキュリティリスクを負ってまで過剰のサービスをする必要はない。

 ぼくもアカウントはもっているが実際に使ったことは皆無だし、廃止されても実害はない。それとは別に図書館のリモートアクセスサービスは便利に利用させてもらっているが、こちらは情基センターのIDとは別なので、そちらは従前通りということで安心だ。名誉教授の恩恵というのはぼくにとっては図書館のインフラを在職時同様に使わせてもらえることに尽きる。そういえば写真入りの身分証というのをもらったけど、何に使うんだろう。

 

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使途不明のプラスチックカード

2023年1月 6日 (金)

吉見宏さんの訃報

 正月早々悲しい知らせが。北大副学長の要職にあった畏友吉見宏さんが、1月2日に亡くなられた。突然のことで驚きしかない。記事では病気療養中だったと書かれていたので、そんなばかなと北大時報(広報誌)のバックナンバーを見てみたら、11月号には元気そうに公務をこなしておられる写真が掲載されている。急なご病気だったのだろうか。

 吉見さんとは専門が違うので大学での接点はほとんどなかったが、もう30年くらい前に当時のパソコン通信NIFTY-Serveの鉄道フォーラムで知り合って、何度かオフ会でも顔を合わせて以来しばらくおつきあいさせていただいた。そういえば、3年前までラジオ番組の解説者として出演されていた話は以前のエントリに書いたことがある。以前からヨーロッパ都市のトラムなどLRTに造詣が深く、長らく札幌LRTの会の会長を務められている。札幌市電はといえば、環状化は達成されたものの、懸案の札幌駅延伸は現市政下では実現望み薄になってしまっているが、ぜひ新幹線駅前に乗り入れるLRTを見せてあげたかったな。

 ぼくは、たしか7,8年前の在職時に全学の予算関係の会議で偶然顔を合わせて、久しぶりですねと立ち話したのが最後になってしまった。享年61歳、まだまだ若いのに残念でならない。謹んでご冥福をお祈りします。合掌。

 

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札幌LRTの会『延ばそう市電!新幹線に直結!』パンフレットより 

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