カテゴリー「経済・政治・国際」の記事

2023年5月20日 (土)

G7

 ニュースはG7広島サミットばかり。G7てどことどこだったかな。写真には9人写ってるんだけど7ヵ国じゃないのか。日本、アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリアで7つ。あとはEUが参加していて、両端にいるのがその首脳2人なのだそうだ。G7なのにチリが加わってないのか、という冗談が通じるのはひょっとして北海道だけなのかな。わが家ではG7といったらサミットではなく、まず間違いなくセコマのワインのことだ。

 そのサミット、広島開催ということで岸田さんはご満悦なんだろうな。そろって平和公園の原爆資料館を訪問したそうだ。まったく茶番も極まれり。周知のとおり7ヵ国のうちアメリカ、イギリス、フランスは核拡散防止条約による核保有国であり、他の国もいわゆる核の傘のもとにあって、日本も含め核兵器禁止条約の批准国は一つもない。どの面下げて広島を訪れているのかといいたい。もちろんG8からロシアが脱退して、もともと中国もはいってないし、いまのG7に実質的な世界を動かす力などなく、単なる仲良しセレモニーという意味合い以上のものはないのだけど。

 

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なかよく記念撮影(NHK news webより)

2023年4月10日 (月)

惜敗率99.96%

 統一地方選挙前半戦が終わった。当地は4年に一度のクォードラプル選挙で、昨日の投票日には北海道知事、道議会議員、札幌市長、市議会議員の4つの投票をしてきた。いつもの投票所に投票用紙交付、記載台、投票箱のセットが4組配置されているので狭く、間違える人がいないんだろうかと心配になる。それはともかく、一夜明けて開票結果が出そろったところで、いつもながらぼくの投票した人は4人すべて落選した。もうしばらく投票者が当選したことがない気がする。毎回毎回律義に出かけては死に票ばかり投じているわけで、さすがにむなしい。

 しかし、だからといってやめてしまってはダメなのだ。そんな心構えを新たにさせられることがお隣の選挙区で起こった。道議会議員の札幌市東区選挙区、ここは定数4に5党5人の候補者が立候補していたが、4位の最下位当選者の得票が15,863票に対し、次点の5位の得票が15,857票と、その差はたったの6票だった。1万5千票あまり得票しての6票差、なんと惜敗率99.96%だ。道の投票結果総括によれば、選挙区の有権者数は221,078人、投票率は46.5%、棄権者は115,950人だそうだ。この11万余もの棄権者の中に落選候補者の潜在支持者がどれくらいいるかわからないが、6人以下ということはなかろう。猛省してほしいものだ。

 

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北海道議会議員選挙札幌市東区選挙区結果(北海道新聞webより)

2023年2月24日 (金)

あれから1年

 ロシアのウクライナ軍事侵攻開始から1年。

 こんなに長く続くとは予想もしていなかった。それどころか1年経ってもまだまだ終息する未来が全然見えていない。

 どちらがどうという以前に、武力対武力の対決では1年経っても対立は解決しない。両国の人民は疲弊し、全世界は振り回され、儲かっているのは軍需産業だけだ。

 この結果を突きつけられて、なお軍備増強に突き進むのがどれだけ愚かなことか、人間はいつになったら気がつくのだろう。

 

 

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photoACより

2023年2月 6日 (月)

横路孝弘氏逝去

 あらら、横路さん亡くなったんだ。

 横路孝弘氏といっても今の若い人はもうなじみがないかもしれない。代議士として旧社会党や後年の民主党での活躍はいうまでもないが、ぼくらにとってはなんといっても1983年から3期12年務めた北海道知事としての印象が絶大だ。その最初の選挙は、それまでの保守系堂垣内知事の引退に伴う保革の新人同士の争いで、共産党が独自候補を立てたので、推薦母体は社会党と革自連のみ、他の保守中道諸政党がすべて推す前副知事を僅差で破っての当選だった(話は逸れるが革自連て懐かしいな、中山千夏代表だ、いつのまになくなったんだったか)。この知事選では勝手連という勝手に応援する会が運動を繰り広げて、今でいう浮動票集めに一役買ったのだった。勝手連というものの発祥なのではないか。

 それにしてもあのときの選挙の熱気はすごかった。当時の横路さんは42歳、いまの鈴木知事と同じ年恰好だ。そんなに若かったのだ。2017年に政界を引退し、病気療養中だったそうな。享年82歳。ご冥福をお祈りします。合掌。

 

 

2022年7月10日 (日)

狙撃事件

 しかし驚いた。素人が手製の銃で衆人環視の中背後から近づいて悠々と銃を構えて撃った。しかも1発目ははずして、約3秒後に撃った2発目が致命傷となったというのだから。ネット上にはたくさんのその瞬間の画像や映像がアップされている。幸い1発目ははずれたのに、本人を含めてみんな音のした方向を振り向いているだけで、誰一人次への備えをしていない。つくづく平和な国なんだなと思う。
 事件から2日たっていろいろな人がいろいろなことを言っているので、そのうえ付け加えることはないが、ぼくが驚いたのは3点。

 1.逃げも隠れもしていない犯人が堂々と近づいて犯行に及んだのを、周囲の大勢の人が一人も止められなかった。
 2.自衛隊経験があるとはいえ素人が粗雑なつくりの手製の銃で致命的な狙撃を行えた。
 3.宗教団体がらみの私怨だと犯人が供述しているのに、誰でも知っているその団体の名前が報道されない。

 長く生きているといろいろと驚くことに出会うものだ。前にどこかに書いたけれどぼくと安倍氏は誕生日が5日違い。ご冥福を祈ります。

 

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NHK NEWS WEBより 

2022年7月 5日 (火)

ボートマッチ

 7月10日の参院選投票日まであと5日。メディアの選挙予想記事を見てもため息しかでない。もういくら選挙やったって変わらないんだよなとしか思えない。けど諦めたらおわり、投票しないことには変わらないのも事実だ。
 まあわかりきっているけれどと、今回も各社のボートマッチをやってみた。ぼくの各党との一致度は次の通り(60%以上の政党)。

 毎日:社民(79%)、共産(79%)、立憲(75%)、れいわ(71%)
 朝日:社民(75%)、共産(69%)、立憲(69%)、れいわ(67%)
 読売:社民(80%)、共産(75%)、れいわ(71%)、立憲(62%)、国民(61%)

 社民、共産が高いのはいつも通りだが、立憲とれいわが同じくらいなのか。どこも似たような結果だけど、読売はちょっとおかしいな。立憲と国民が同等なんてことはないだろう。

 しかし、全体の結果をたとえば毎日のえらぼーとで見てみると(下図)、気がついたことがある。ぼくと似たような志向の人の票は、たぶん社民や共産ではなく、さりとて立憲でもなく、れいわに流れるのだろう。で、ぼくと志向が逆の人の票は、自民に行くかというとそうでもなくて、なんと維新に流れるのだ。自民党政治に慣れ切って他に変える気はさらさらないが、なんとなく現状には不満だ、そういう層の受皿に維新がなっていると。そりゃ維新が伸びるわけだ。はあ。

 

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えらぼーとの結果

2022年6月17日 (金)

10増10減案

 いわゆる10増10減を含む衆議院小選挙区の区割り見直しの審議会案から総理大臣に勧告された。今回は北海道は増減には関係しないが、札幌市のかかわる3,4,5区で線引きの変更がされることになる。

 それによると、「3区」の白石区・豊平区・清田区のうち白石区北東白石連合町内会区域(北郷の一部と川北、川下)が「5区」へ移り、「5区」の厚別区・石狩管内から石狩市が「4区」へ移る、とのこと。「5区」の厚別区はもともと白石区から分区した区だから隣接する北東白石町内会が移っても違和感は少ない気もするし、石狩市は石狩管内で隣接する当別町などよりも「4区」の手稲区とつながっているからこちらもわからないでもない。考えに考えたすえの案なのだろう。だけど、全体の10増10減案ではできるだけ市や区の分割を避けるようにするという建前のはずなのに、ここでは逆に白石区の新たな分割が起こっている。なんのかんのと理屈をつけて帳尻を合わせただけというのが見え見えだ。

 これで一票の格差が1.999倍に収まると威張っているのだからあきれる。またすぐに2倍を超えるのは目に見えている。選挙のたびに線引き変更するのだろうか。一票の格差を基準にとるかぎり、人口の集中・過疎化が加速する時代に定数1の小選挙区制はどうみても無理がある。といって抜本的な選挙制度変革など実現しようもない。なんたって利害関係者が法案審議しているのだから。そもそもこの案だってこのまま通るとは限らないのだからため息しか出ない。

 

220617  
NHK NEWS WEBより

2022年4月 4日 (月)

呼称変更

 ウクライナの首都キエフの呼称がキーウに変更になった。元々の読み方が変わったわけではないので呼称が変更になったのではなく、日本語の公文書の音訳(字訳?)が変更になったということだろう。外国語地名は現地読みを基本とするらしいから、ロシア語読みのキエフではなくウクライナ語読みのキーウが正当であるというのは当然の話で、遅きに失したというかなんで今まで変わってなかったのだろう。近くの旧グルジアはとっくにジョージアに変わっているというのに。キーウとともに原発事故のチェルノブイリはチョルノービリ、黒海沿いの都市オデッサはオデーサ、縦断する大河ドニエプル川はドニプロ川に変えるという。在外公館がある地名は法律改正が必要というから面倒なものだ。

 ぼくのような昭和の教育にどっぷり浸かった人間は、キエフとかドニエプル川とかのほうがなじみがあるし、ムソルグスキーの展覧会の絵の最終曲「キエフの大門」はどうなるんだろうとか思ってしまう。あれは帝政ロシア時代の曲だからそのままでいいのかな。チェルノブイリだってさんざんそう読み慣わしていたので違和感がぬぐえない。もちろん過去の文献はそのままなのだろうし。まあ現地読みを優先すべきなのはその通りだからまた慣れるしかないが。そういえばオーストリアがオーストラリアと紛らわしいのでオーストリーにするとかいう話が以前あったけど、あれはどうなったのだろう。というかこの場合はそもそもオーストリアという呼称も現地語とは違う気がするな。

 

2021年11月 3日 (水)

泡沫有権者

 日曜日の衆院選、維新の会がこれほど増えるとは予想外だったけれど、全体としてはこんなものだろうという感じだ。しかし大阪の小選挙区19の当選者はすべて維新か公明の候補者ばかり。異界にしか見えない。まあぼくは大阪民ではないのでよそさまのことに口を出す筋合はないが。ならば地元の北海道はどうかというと、これがまあなんというか。

 小選挙区は12選挙区のうち野党共闘が成立した9選挙区では立民の5勝4敗だったし、負けた選挙区も3区と4区は惜敗率が96%を越えているから、どっちにころんでもおかしくない接戦だった。一方、負けた自民候補で惜敗率が95%を越えている人はいない。もともと北海道は旧社会党が強いところだったので、その流れで全国的には長期退潮傾向の民主党系も力がある。全体では議席を減らして枝野代表が辞任などということになっているけれど、北海道に関してはまあまあがんばったのでは。

 驚いたのが比例区だ。野党共闘で小選挙区に3人しか候補者を立てなかった共産党が、議席奪還どころか維新にも抜かれて5位に転落した。まったく大阪民どうよなどといってられないな。まあそれはいい(よくないけど)。驚いたのはそのことではなく、社民党だ。党派別得票数が最下位だ。得票順でいうと自民、立民、公明、維新、共産ときて6位がれいわ、7位が国民、その次でしょ、いやいや8位は前回の選挙にもいた「支持政党なし」というアイデア賞ものの政党、で9位があの「NHKと裁判してる(中略)党」、そのさらに下が社民党なのだ。小なりとはいえ長い歴史をもつ社民党が、支持なしやN党より下って...。もう大方の有権者は社民党ってまだあったの?ていう認識なのだろうか。実はぼくは「えらぼーと」などのボートマッチやると一番近い政党はたいてい社民党になるのだ。つまりぼくはもう泡沫有権者なんだな。

 

2021年10月19日 (火)

白票決定

 第49回衆院選が公示され、31日の投票日へ向けた選挙戦に突入した。ぼくとしては史上最もつまらない選挙の始まりだ。わが北海道2区は4月に補欠選挙があったばかりで、そのときの情けない話は前に書いた。

 さて今回の選挙、予定される候補者は自民1、立民1、維新1の3名という3択。前回(補選をのぞく)まで候補者を立ていた共産党が今回は擁立を見送り、立民の候補者が事実上野党統一候補となっている。というわけで普通ならこの候補に1票を投じるところだけれど、前に書いた理由でそれはない。kojitakenさんなら鼻をつまんで投票というところだろうが、鼻をつまんだっていやだ。かといって自民、維新は論外。となると小選挙区選の行きつく先は白票となる。選挙権を得て以来2年間の在外研究員期間以外はすべての選挙で選挙権を行使してきたが、白票を投じるのは初めてだ。情けないがしかたない。

 ところで、そのkojitakenさんのブログで香川1区の立民候補者の話を読んで感心した。こんな人だったらぼくだって1票を入れたいところだ。残念。

 

211019 
北海道2区の状況(道新電子版より)

 

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