カテゴリー「ランニング・エクササイズ」の記事

2023年6月 4日 (日)

DNS

 うーん、残念。勇者になり損ねた。

 今日は4年ぶりにマラソンを走る予定だったが、コンディション不良のためにDNSとなった。昨夜、寝つかれずに輾転反側して朝までまんじりともしなかった。もともと寝つきは悪い方なので、これまでも寝不足でレースを走ったことは何度もあるが、こんなに極端なことは初めてだ。どこか特定部位の不調ということではないので、走って走れないことはない気もしたが、まあトシでもあるしやめておいた。ヘタをすると勇者どころか蛮勇となりかねない。撤退する勇気という言葉もあるし。

 というわけでコロナ明けの復帰レースはお預けとなった。この先の予定は白紙だ。さてどうするかな。

 

230604 
残念賞

 

2023年6月 2日 (金)

上岡龍太郎氏の訃報

 上岡龍太郎さんがが亡くなった。しばらく名前を見かけなかったのですっかり忘れていたが、2000年に芸能界を引退して公の場からは消えていたのだそうだ。ぼくはテレビのバラエティ番組は見ないし、お笑い芸人についてはまるで無知だ。今回ネットの訃報の経歴を見て、横山ノックらと漫画トリオの一員だったと初めて知ったくらいだ。

 ぼくにとっての上岡龍太郎さんは、ウルトラマラソンも走ったランナーであり、昔ランナーズ誌に載っていた連載記事「上岡龍太郎のマラソンは愛と勇気と練習量」だ。マラソンへの愛情と軽妙洒脱な文章がとてもおもしろかった。数ある名言のなかで今でもおぼえているのは、「マラソンを走る者は、42.195キロを走ろうと決意してスタートラインに立った時点ですでに勇者である」。細部は違っているかもしれないけど大略そういう意味のことばだ。

 本当にその通りだと思う。マラソンを走りたいという人と走る人の間には大きな隔たりがある。当時のランナーズ誌はとっくに散逸してしまったが、同名の単行本が出ているらしい。さがして読んでみたい。ご冥福をお祈りします。合掌。

 

2023年2月23日 (木)

北オホーツク100kmマラソン終了

 うすうす予想していたことではあったけれど、とうとう正式に発表されてしまった。道北の浜頓別町を中心に行われてきた北オホーツク100kmマラソンが、2019年の第9回を最後に終了する。新型コロナ禍で2020年から中止が続いていたが、今年は他のマラソン大会もほぼ元通りに行われるところが多いので、ひょっとしたらもう1回節目の第10回があるかなと期待していたのだが、残念ながらそれは叶わなかった。

 人口3000人ほどの小さな町に600人近くのランナーを集めての大会運営は、それでなくても毎年毎年大変なことだったろう上に、3年のブランクもあって、スタッフやボランティアの万全の運営体制がとれなくなったための苦渋の選択とのことだ。9回で終了してしまうのはいかにも惜しいし、町としてもおそらく第10回を開催したかったことと思う。その無念の思いが「志半ば」という実行委員長のことばにあらわれている。

 ぼくは2012年の第2回から2019年の第9回まで、四国遍路行のケガで参加できなかった2016年を除いて7回参加させてもらった。100キロマラソンは4つの大会に計16回参加しているから、そのうち半分近くがこの北オホーツクということになる。札幌から行くにもなかなか不便なところで、宿の確保にもいつも苦労させられたが、雄大な田園風景と町を挙げての温かい応援には毎回感動させられた。暑かったことも、暴風雨だったこともあったし、転んで右手を骨折しながら完走したこともあった。みんな懐かしい思い出だ。

 それでも素晴らしい大会に7回も参加できたのはとても幸せだったと思う。浜頓別町、実行委員会はじめ関係するすべての方々、町民のボランティアの方々、みんなに心から感謝の意を表したい。ほんとうにありがとうございました。

 

2022年11月 2日 (水)

マラソン大会離れ

 新型コロナ禍で中止を余儀なくされていた多くの市民マラソンが、今年あたりから再開されるようになっている。が、思うように参加者がもどらない大会もあるらしく、その原因として参加費大幅値上げがあるのでは、という推測記事がでて話題になっている。

 記事では、いずれも定員がうまらずに追加募集している大阪マラソン(11500→19100円)、京都マラソン(15000→18000円)の例があげられている。確かに高くなっているとは思うが、マラソン大会の参加費上昇は今にはじまったことではない。ぼくがフルマラソンに1万円なんて高いよなと思ったのはずいぶん昔のことだ。それから考えれば今はもう1万円台後半となっても驚きはない。

 つい数年前、市民マラソンブームといわれていた頃は、大きな大会は軒並みエントリーが大変で、抽選倍率10倍だとか、先着順クリック合戦だとかが珍しくなかった。強気の参加費設定しても十分人が集まったということだろう。それが今年は集まらなくなった、というのは参加費の問題よりも、一過性のブームが去ったということだろうと思う。ブームにつられてファッション性や話題性でマラソン大会に参加していたライトな層が、コロナ禍で大会がなくなったことで、他のスポーツや趣味に流れたのだ。マラソンは継続性が重要なスポーツだから、1年休んだらまた元のように走るのは大変だ。コロナ禍で2,3年休んでまた今年走りましょうとはなかなかいかない。

 もちろん大会があろうがなかろうが走り続けているコアな層はいるので、一定の参加者は見込めるだろうが、一時期のような待っていてもどんどん人が集まる時代は終わったのだよ。当然のことながら、少ないパイを分け合うようになれば、良心的なレースが生き残り、ろくでもないレースは淘汰されることになるのだから、それは歓迎すべきことだ。

 ぼくはメガマラソンが嫌いで、北海道マラソンは3回走ったけどもう懲りた。とにかくスタートからゴールまでずっと人の流れの中で、まるでベルトコンベアで運ばれている機械部品みたいだった。どこかの大会では、高い参加費を払ったのに遅いランナーが通過するころは満足に給水もなくなっていたみたいな話も聞く。そんな大会は淘汰されてしかるべきだ。ランニング人口が減ったのなら、それに見合うように参加定員を減らしてコンパクトな大会にすればいいだけの話だと思うけど。

 

2022年3月 7日 (月)

東京マラソン2021

 タイトルの間違いではなく、昨日リアル開催されたマラソンは2022ではなくて東京マラソン2021なのだった。オリンピックと同じで1年延期開催という位置づけなのか。とにかく久々の一般市民が走るメガマラソンを見た感じだ。一昨日書いたように、北海道でも少しずつリアルマラソン大会が開催されるようになっているし、今年は自粛一辺倒ではなくきちんと対策をとって開催する方向へと変わりつつあるのを感じる。
 その東京マラソンの結果は、男子はキプチョゲ、女子はコスゲイが前評判通りの優勝。いずれも世界記録はならなかったがさすがの走りで圧勝という感じだった。日本人の方は鈴木健吾が4位、一山麻緒が6位とこちらも貫禄の日本人トップ。周知のようにお二人は夫婦で、ギネス記録だとか。すごいや。一山は2時間20分切りはならなかったが、鈴木は一昨年の大迫傑の記録より早い2時間5分28秒の好記録だった。コースが走りやすく、気象条件もよかったのかもしれない。
 これなら東京オリンピックを暑い札幌などでやらずに、今の時期に東京でやればよかったのにという気になる。あれ、それだと北京オリンピックになってしまうか。マラソンは冬季種目にしてはどうかなんて案もあったように記憶するが、もともと冬のスポーツなんだよな。
 一般の部はエントリーを2万5千人に減らして、なおかつ重症化リスクが高い65歳以上は参加見送りを要請した結果、当日参加者は1万9千人だったそうだ。なんだかなあ。自分が65歳以上だからいうわけではないが、自己責任で走らせてあげてもいいんじゃないかと思うけど。こういう流れが一般化するとちょっと困る。

 

2022年3月 5日 (土)

今年も北オホーツクは中止

 そういえば2月下旬に開催可否を判断するということだった今年の北オホーツク100 kmマラソン。久々にwebページをのぞいてみたら...、案の定というか3月2日付けで中止の告知がされていた。これで3年連続の中止だ。
 一方でサロマ湖100 kmウルトラマラソンの方はというと、2月中に判断するということだったが、状況が刻々と変化してきていて詳細な検討が必要なため最終発表は3月中旬へと持ち越されていた。(東京マラソンも開催されることだし)なんとか開催したいという思惑が透けて見える。
 その他の大会では、まず洞爺湖マラソンは5月15日にハーフマラソンのみ現地開催で、フルマラソンはオンライン開催となっていた。なんでハーフができるのにフルはできないのか不可解だけど、人数的なものなのだろうか。そのハーフは知らないうちにすでに〆切られていた。2500人の定員に対してエントリー数は1467人だった。やっぱり少ないな。
 続いて、千歳JAL国際マラソン(6月5日)、こちらは感染対策をして実施。すでに3月1日からエントリーが始まっていた。今年はフルと17 kmの二種目で各2500名定員。さてどうするかな、と考えている余裕もあまりないが。

 

 

2021年12月30日 (木)

北海道マラソン2022

 これは朗報といっていいのだろう。2020年、2021年と2年連続で中止(公式には中止ではなく休止)になっていた北海道マラソンが2022年は8月28日(日)に開催されることが決まった。詳細は2月に発表されるとのことだが、ニュースによれば東京オリンピックのレガシーを生かしてコースを一部変更し、駅前通りをゴールとすることを検討しているほか、制限時間をこれまでの5時間から6時間に緩和し、定員も17,000人から20,000人に拡大するらしい。

 来年は各地でマラソン大会が再開されるという報道をちらほら目にするようになったし、オミクロン株の感染拡大動向はともかく、ワクチン接種が行きわたって治療薬も実用化され始めたので、そろそろ各種イベントも感染対策をとったうえでゴーサインが出るようになってきた。北海道マラソンはこれまでも十分密だったのに、さら定員を増やすというのがぼくとしてはちょっと?だけど、制限時間の緩和もあいまって喜んでいる人も多いだろう。この流れで洞爺湖や千歳も開催してくれるとうれしいな。あと気になるのは北オホーツクだけど、さてどうなるか。

 

 

2021年10月29日 (金)

世界最長耐久走

 2,3日前にネットで見たこのニュース。世の中にはいろいろと驚かされるニュースがあるが、これは本当に驚いた。今年一番のニュースかもしれない。すごすぎる。ありえないでしょ。

 アメリカで4989キロ(3100マイル)を52日間以内に走る世界最長の耐久走で、横浜の看護師瀬ノ尾敬済さんが日本人として初めて完走した。最初見たときは、ああトランスアメリカ(大陸横断レース)かと思った。あれ、でも大陸横断はたしか6000キロ以上あるし、第一日本人は何人も完走しているはずだ。と思ってよく見たら、今回のはニューヨーク市内で行われた「シュリチンモイ自己超越3100マイルレース」というやつで、なんと1周約883メートルのコースを5649周するのだそうだ。コースは市内の歩道で通学生や歩行者にまじって走り続けるらしい。

 世界にはトランスアメリカをはじめ、スパルタスロンだのサハラ横断だの過酷なランニングレースはいろいろあるけれど、これはある意味最も過酷なんじゃないだろうか。たかだか900メートル足らずの周回をひたすら毎日毎日まわり続けるのだ。肉体的にはもちろん精神的にも大変だろう。気が狂いそうだ。絶対ぼくには無理。いつものあいの里公園の周回コースは短い内周でも1120メートルある。それでも5周もすれば飽きてしまう。100キロマラソンを走れるのは時々刻々景色が変わっていくから耐えられるのであって、気の紛れようのないたったの883メートルの周回を52日間連続100周以上もするなど想像を絶する。

 しかしこんなレース誰が企画したのか知らないが、参加する人がいるもんなんだ(賛辞です)。瀬ノ尾さんの記録は51日12時間50分52秒だそうだ。いや、タイムなんて関係ないでしょ。ゴール後の談話が、「力を全て出し切った。禅のように何も考えずに走った。ゴールできて夢のようだ」とのこと。禅かあ、そうだろう。無の境地にならないとできることではない。そこらの禅坊主よりよほど修行になったのでは。無条件で尊敬する、お疲れさま。

 

2021年7月 2日 (金)

不全骨折

 ケガがなかったのが幸いなどと書いておきながら...。2日経っても痛みが引かずピンポイントに収斂してきたので、これはと思って近所の整形外科を受診。レントゲンでははっきりはわからないものの、ここが怪しいですねということで左第五肋骨不全骨折という診立てをいただいた。不全骨折とは耳慣れない用語だが、要するにヒビがはいった状態のことのようだ。一応痛み止めの湿布を貼った上にバストバンドという固定帯を巻かれて2週間後に再診となった。

 帰ってネットで調べるとヒビというのも立派な骨折の範疇なのだそうで、そうなるとこれは人生5回目の骨折ということになった。病気はほとんどしないのだけどケガばかりは多いな。まったく粗忽なのか不器用なのか。

 

210702
近所の整形外科(営業中って...)

2021年3月23日 (火)

ランニング再開

 3月に入って暖かい日が多く、3月2日に79 cmあった札幌観測点の積雪が今日の13時にはついにゼロになった。終わってみれば昨年より4日早い。まあ少雪という予報は当たっていたわけだ。しかし、ここあいの里の積雪は今朝9時現在でまだ46 cmもある。昨年同日は9 cmだったから、あいの里についていえば昨年より大幅に残雪が多い。たぶんここいらがゼロになるのは来週半ばのことだろう。 

 それでも、さすがに車道の雪は解けて、アスファルト路面が乾いている。こうなれば外を走れる。というわけで昨年12月9日以来3ヶ月半ぶりに外を走ってきた。例年は冬用シューズで雪道でも走っていたが、今年はいろいろあって冬の間まったく外を走っていない。こんなにブランクがあるのは初めてだ。

 今日の日中の最高気温は9.5 ℃。薄手のウインドブレーカーで十分だった。まいど思うことだけど、春になって風を感じながら外を走るのはとても楽しい。ただし、今季はブランクが長かったので、冬の間室内でエアロバイクを漕いでいたとはいえ、やはり外を走るのとは足にかかる負担がまるで違う。ペースは遅いので心肺は問題ないにしても、脚がすぐ重くなる。筋肉が落ちているのを実感。これは明日は筋肉痛だな。

 

210323
乾いた路面を走る

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