カテゴリー「花、植物」の記事

2022年9月27日 (火)

イヌサフランの誤食事故

 よく春先に山菜や似た植物の誤食による中毒事故が起こる。ニラとスイセンとかギョウジャニンニクとイヌサフランだとかで、場合によっては死につながることもあるので、そのつど注意喚起がされている。まあ似ているかなあ。よく見れば違いが分かるだろうにといつも思っていた。形態もともかく匂いだって重要な情報だろうに。
 ところでつい数日前に、旭川でイヌサフランの誤食による死亡事故というのが起こった。しかしこの時期にか。イヌサフラン(コルチカム)は秋咲き球根植物で、今がちょうど開花時期だ。球根から直接花茎が出てピンク色の花が咲く。秋はそれだけで、冬を越して春に立派な緑の葉がたくさん出て(それがギョウジャニンニクと間違えられる)、夏になると枯れてしまい、その後秋に花茎が出るというサイクルだ。
 今回の事故は庭先から採って食べたらしいが、こんな花が咲いているのをどうやったら間違うのだ。秋は球根をニンニクやたまねぎ、ジャガイモと誤食するなどと記事には書いてあるが、ニンニクやタマネギは全然見た目が違うし、しいていえばジャガイモかな、いや~さすがに間違わないでしょ。しかも野生のものならともかく自宅の庭ならなおさらだ。死亡した人が亡くなった詳しい経緯は明らかにできないと保健所が言ってるそうだけど、立派な根なので食べてみたくなったのか(勇敢すぎる)、はたまたなんらかの事件か(ミステリ読みすぎ)。

 

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今年のわが家のコルチカム

2022年6月28日 (火)

お庭カメラ220628

 本州方面はもう梅雨明けだそうで、猛暑が続いている。まだ6月、ついこの間梅雨入りしたんじゃなかったっけ。記録的な短さだとか。その余波でふだんなら梅雨のない北海道が梅雨前線の北上による周期的な雨空が続いている。今日も昼から雨。

 そんななか庭のバラが咲き出したので、久々に写真を撮ってきた。上から順に、満開のゴールデンボーダーとバレリーナ、八分咲きのサマースノー、咲き始めのローブリッター、蕾のポンポネッラ。もう一本あったガーデンオブローゼズはこの冬の大雪で壊滅してしまったのが残念。

 

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2022年5月 9日 (月)

連休佳日

 ほとんど何もしないまま終わってしまった今年のゴールデンウィークだが、最後にほんの近場へお出かけ。体調もなんとか回復した7日の土曜日に孫のひとりを連れて百合が原公園へ行ってきた。おりしもチューリップとムスカリが満開で、ひととき鬱屈を忘れて癒されてきた。
 3人いる孫のうち真ん中の孫姫は1歳10ヶ月。とにかく活発な子でリリートレインに乗ってしごくご機嫌だった。2年前の夏に上の孫がほぼ同じ年恰好のときにも来たことがあって、そのときは最初はこわがってなかなか乗りたがらなかったのとは対照的だ。ひとりひとり個性があってまったく違うのがおもしろい。来年、下の孫を連れてきたらどうかな、楽しみだ。

 

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春の百合が原公園

2022年4月23日 (土)

チオノドクサ

 昨年の秋に球根を植えたチオノドクサが咲きだした。北海道の春の庭先をまっさきに彩る花として代表的なのはまずクロッカスとこれだろう。などと知ったかぶりをしているが、実はぼくは長らくこの花のことを知らなかった。在職時に農理ローンのフェンス横に春一番に芝生の中に群生していた青紫の六弁花がこれ。昔あれ何の花ですかと人によく聞かれたけれど答えられなかった。チオノドクサというのだと知ったのは大分後になってからだ。

 わかってみると、あちこちの庭先や草地に半ば雑草化して咲いているのをよく見る。うちの庭にも植えて増やしたいと思ってさがしていたが、なかなか球根を売っているところを見つけられず、やっと昨秋に近所のホームセンターで入手したものだ。クロッカスの横に植え付けておいたのがちゃんと花を咲かせた。しかし...、折悪しく今春は雪解けとともに家の塗装工事を予定していて、今日その足場組みが始まった。狭い庭でスペースが厳しいのでちょうどその真ん中に支柱が建ってしまった。う~む、残念だ。

 

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チオノドクサ無残 

2022年4月19日 (火)

5年物のビワ

 今日は暖かく天気も良かったので、冬季間鉢上げしてあった5年物のビワを庭に下ろした。以前ここに書いたように、2017年初夏のお遍路行でお接待でいただいた実からとった種を蒔いたものだ。ビワは実がなるまでに9年かかるらしいという話を書いたら、実がなっても鳥のエサにしかならないよとコメントをもらってがっくりしたものだ。
 そのビワも今年で6年目にはいる。鳥のエサだろうがなんだろうがここまできたら9年目までは見届けたい気がする。のだが、地植えにもどした株を2年前の写真と比べてみたら、ほとんど変わっていない気が...。やはり冬季の管理がネックかなあ。

 

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5年物のビワ

2022年4月 8日 (金)

お庭カメラ220408

 昨年のお庭カメラ初日は210407だった。庭の残雪がほんのひとかけらで、春の花の新芽が伸びだしていた。
 それと今年の同じ時期を比べるのは無謀というものだが、今日が今年のお庭カメラ初日。まだまだ庭のほとんどは雪に覆われていて、解けだした隙間からわずかに春の新芽がのぞいている。雪さえ解ければたぶん一斉に花が咲きだすのだろう。

 

 

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日当たりのよい場所のチオノドクサ新芽


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やっと雪が消えたクロッカスあたり


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チューリップはほとんど雪に埋もれている


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山草類もまだ雪の下

2022年1月23日 (日)

ラフレシア

 ナショナルジオグラフィックの記事に、ラフレシアの栽培に初めて成功したインドネシア・ボゴール植物園のソフィ・ムルシダワティさんの話が載っていておもしろかった。

 世界最大の花といわれるラフレシアは子どもの頃に図鑑で見て以来あこがれの花だ。花以外の器官をほとんどもたない寄生植物で、開くと1 mにも達する巨大な花は強烈な腐臭を放って受粉を助けるクロバエを誘引する。東南アジアの熱帯雨林にしか自生せず、人工栽培できないのでいまや絶滅の危機に瀕している。というあたりまでは知っていたが、その花には雌雄があり、雄花と雌花を同時期にクロバエが花粉を受け渡せる距離内に咲かせなければ種子を残せない、とはこの記事で初めて知った。あの途方もない花をひとつ咲かせるだけでも大変だろうに、これでは人工授粉など困難極まりないことは容易に想像できる。ムルシダワティさんは、「そんなことは不可能だ」とみんなに言われながらも試行錯誤を重ね、10年のうちに16花を咲かせることができたが、種子を得ることには成功していないそうだ。

 数年前にインドネシアに行ったときに、ボゴール植物園を見学したことがある。ラフレシアがあることは知っていたのでわくわくして見に行ったが、残念ながらそこには看板しかなかった。さもあろう。そんなに栽培の難しいものがいつ行っても見られるはずもない。
 そういえばそれより以前、たしか大阪花博だったかで展示されていたと思う。ガラスケースに封じ込められていたような記憶がある。そのときは行けなかったが、今思えば無理してでも見に行けばよかった。もう二度とチャンスはないかもしれない、そう後から気づくことは人生に多い。幸運の女神には後ろ髪はない、まさにその通りだな。

 

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影も形もないラフレシア(ボゴール植物園にて、2015)

 

2021年11月 8日 (月)

サフラン2021

 昨日は冷たい雨の一日だったが、今日はうってかわっておだやかな秋晴れで最高気温も15.2 ℃だった。明日はまた風雨で荒れた天気になり、その後は寒気が入って札幌の平地でも雪になるかもしれないという予報だ。当地の11月はもう秋ではなく初冬という時節だ。

 そんな中、庭の花の最後を飾るサフランが咲き出した。ここ数年は花の時期が遅くて雪に負けてしまっていたが(昨年はこれ)、今年はすでに10花以上が満開でまだまだ咲きそうだ。今年のは一旦掘り上げた球根を8月下旬に植えなおしたものなので、7月の異常な高温続きは関係なさそうだし、どういうかげんなんだろう。今年はサフランライスがつくれるかな。

 

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今年のサフラン

2021年10月23日 (土)

伐採

 先週から家の裏の林帯の伐採作業がはじまって、今日はちょうどわが家の真裏の木が次々に切り倒された。これはあいの里地区樹林維持管理計画という、2018年度から約10年計画であいの里地区の密植しすぎた樹林の整理・間伐を行う作業の一環だ。

 わが家の裏は遊歩道と游水路に挟まれて10 m幅の樹林帯があり、そこには2 m間隔で4列にいろいろな樹種の木が植樹されている。ちょうどこのブログで月末の総括に付している定点観測の写真に写っているのがそれだ。たしかに多少混みあっている感はあるものの、夏場は緑濃くちょうどいい目隠しや日陰になり、冬場は防風林にもなっている。それなりに役に立っていてぼくは好きだが、樹木医の見立てでは密植し過ぎで個々の木の生育が極めて悪く、日中でも暗くて防犯面でも問題があるのだそうだ。それを適当に伐採して整えるというのが今回の計画で、計画図によれば樹林の3/4は切ってしまう間伐というより大幅な伐採だ。

 今週で全体の2/3が終わり、今月のうちには終了しそうだ。伐採が終わった部分はスカスカになってしまっている。素人目にはなんだかせっかくの緑をもったいない気がしてならない。伐られる木だって生きているのだし。そもそも最初に植えたときになんで2 m間隔にしたのだろう。こうなることがわかっていたら最初からもうちょっと疎にしておけばよかっただろうにと思うが。

 

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作業風景

 

2021年10月 4日 (月)

コルチカム

 うちは秋の花が少ないので、10月に入ると庭の花もそろそろおしまいだ。そのなかで今が盛りといえるのがコルチカム(イヌサフラン)。ピンクの大輪の花はとても美しいのだが、花茎が弱くて雨や風ですぐにくたっと倒れてしまうのが玉に瑕。うちのはジャイアントという大型種なので特に倒れやすい。ほんとうはよその家にあるような小型で花色の濃い種がほしかったのだけど、近所のホームセンターにはこの球根しか売っていなかった。
 その子どもの握りこぶしほどもある大きな球根を1個買ってきたのが2年前。2季が過ぎて今年の夏に掘ってみたら、あのテトラポッドというか鶏の足というか独特の形の球根がそれもほどほどの大きさのが8個も採れた。今咲いているのはそれを植えなおしたもの。花が終わって翌春に出る葉はつやつやして旺盛に茂るせいか、ずいぶん再生産性がいいものだ。しかしあの複雑な形状の子球がたくさん増えるのは、単なる分球とは思えないしどういう仕かけになっているのだろう。
 ともあれコルチカムが咲き出すと秋もたけなわ。今日はもう気の早い雪虫が飛んでいた。秋の花はこのあと本家のサフランがあるけれど、うちでは年によっては蕾が開かないうちに雪に埋もれてしまうことがある。今年は花が見られるかな。

 

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コルチカム ザ・ジャイアント

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