カテゴリー「食と健康」の記事

2022年9月27日 (火)

イヌサフランの誤食事故

 よく春先に山菜や似た植物の誤食による中毒事故が起こる。ニラとスイセンとかギョウジャニンニクとイヌサフランだとかで、場合によっては死につながることもあるので、そのつど注意喚起がされている。まあ似ているかなあ。よく見れば違いが分かるだろうにといつも思っていた。形態もともかく匂いだって重要な情報だろうに。
 ところでつい数日前に、旭川でイヌサフランの誤食による死亡事故というのが起こった。しかしこの時期にか。イヌサフラン(コルチカム)は秋咲き球根植物で、今がちょうど開花時期だ。球根から直接花茎が出てピンク色の花が咲く。秋はそれだけで、冬を越して春に立派な緑の葉がたくさん出て(それがギョウジャニンニクと間違えられる)、夏になると枯れてしまい、その後秋に花茎が出るというサイクルだ。
 今回の事故は庭先から採って食べたらしいが、こんな花が咲いているのをどうやったら間違うのだ。秋は球根をニンニクやたまねぎ、ジャガイモと誤食するなどと記事には書いてあるが、ニンニクやタマネギは全然見た目が違うし、しいていえばジャガイモかな、いや~さすがに間違わないでしょ。しかも野生のものならともかく自宅の庭ならなおさらだ。死亡した人が亡くなった詳しい経緯は明らかにできないと保健所が言ってるそうだけど、立派な根なので食べてみたくなったのか(勇敢すぎる)、はたまたなんらかの事件か(ミステリ読みすぎ)。

 

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今年のわが家のコルチカム

2020年10月13日 (火)

朝昼抜き

 今日は年に一度の人間ドック。いつもは午前中なのだが今回は初めて予約の都合で午後の部に割り当たった。いつものクリニックで受付時間は13:15。時間帯がずれると勝手が違う。大きいのは健診前の食事だ。朝からの場合は前日21時までに軽めの夕食をすませて、以降飲食禁止、当然当日朝食も抜き。これには慣れている。それが午後からになると、前日の制約はなく、朝は7時までにごく軽いものなら食べられる。
 お、朝食食べられるのか、と例としてあがっているメニューを見ると、お粥1杯、バター抜き食パン1枚、素うどん1杯、スープは透明具なし、コーヒー紅茶はミルク砂糖抜き、などなどお世辞にも食欲がわかないものばかり。胃の検査があるので胃排出時間の短い消化の良いもののみということだろうが、食パン1枚たって4枚切りと8枚切りでは違うだろうし、うどん1杯はどんなどんぶりでもいいのか、という突っ込みは置いといて、コーヒーはいいのにミルク・砂糖はなんでだめなんだろう。
 いずれにしても、そうまでして食べることもなかろうと今朝は朝食抜き、当然昼食も抜きというラマダンみたいな1日になった。連続2食抜くことはあまり経験がないが、意外と我慢できない空腹ということもなく、これなら1日1食でいいじゃんという感じ。
 そこまでして臨んだ胃の検査。今回はバリウム造影ではなく胃カメラにしたので、リアルタイムで自分の画像が見られておもしろかった。ミクロの決死圏みたい(古っ!)。おみやげに撮影画像までもらってきた。最近の健診はサービスいいな。

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健診前に食べていいもの

 

 

2020年7月30日 (木)

執行猶予

 今日は2ヶ月ぶりに病院へ。朝の通勤時間帯に同じJRに乗ると、2ヶ月前より明らかに込んでいる。通勤していた頃よりは少ない気もするが、一時落ち込んだ日常生活はほぼ元にもどりつつあるようだ。
 病院の入口の検温は前回手動だったのが、AIによる顔認証自動測定方式に変わっていてびっくり。マスクも検知され、後ろの人はマスクしてくださいと言われてた(笑)。それ以外は特段変わったこともなく、空いていたせいかいつもより早く終わった。
 気になる結果は、白血球は低値ながら正常範囲をクリアしている。前回、次は投薬になりますよとおどかされたコレステロールは少し下がったので、もう少し様子を見ますかと、また2ヶ月後再検査となった。この間、何か気をつけたことがありますかと聞くので、卵を少し控えるくらいですかねと答え、逆に何食べたらいいんですかと聞いたら、ん~、青魚のDHAやEPAはいいといいますけどね、とのことだった。まあそういわれてはいるけれど、脂肪酸も諸説あって明確な結論は出ていないと思う。というか、これは血液内科の先生よりぼくの方が専門ではないか。失礼、愚問でした。

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斗南病院

 

2012年8月15日 (水)

ホワイトチョコレート&エスプレッソ

 夏休み初日。なんだか無性に眠く、昼間はほとんど惰眠をむさぼっていた。ちょっとの起きている間に読んでいたのは「終戦のローレライ」(まだ読んでたのか(笑))。終戦記念日までに読み終わって感想をタイムリーにアップする予定だったのだけど、なんとまだやっと4巻目にはいったところ。長い~。
 夕方からは末娘を送りに新千歳空港へ。スタバで千歳空港限定ホワイトチョコレート&エスプレッソフラペチーノを食べて帰ってきた。今日の収穫はそれだけ。

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2011年6月12日 (日)

ぶどう糖

 近所のスーパーに買い物にいったら、明治のぶどう糖チョコレートなる製品を発見。「”考える”エネルギーの補給に」というキャッチコピーがついている。裏を返すと、「考えるあなたの強い味方!!」。う~ん。グルコースは脳の唯一のエネルギー源という点に着目しているのだろうけれど、箱にはそういう直接的なことはどこにも書いてなくて、「ハードな仕事や試験の時には「ぶどう糖」でかしこくエネルギーを補給」などともってまわった言い方になっている。まあ健康食品宣伝の常套手段というか。
 もちろん普通のショ糖入りチョコレート食べたって、小腸内ですみやかに加水分解されてブドウ糖と果糖になって吸収されるのだから、ブドウ糖入りのチョコレートと吸収の時間差などほとんどないだろう。静注するならともかく、ことさらブドウ糖を経口摂取する意味があるとは思えない。それよりパッケージに大きく「ぶどう糖」の文字が違和感あるんだけど。これで一般消費者に好意的にアピールできるんだろうか。へえ~と思って買ってくれる人いるのかな。あ、ぼくか(笑)。

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 しまなみから一週間。なんとなくまだ脚がだるい感じで、座ってると立つのに気合いがいる。かといって走れないわけではなく、今日もゆっくりではあったけど2時間走れた。一週間たてばさすがに疲労物質が抜け切れてないということはないだろうしグリコゲンが枯渇したままということもないだろうから、筋繊維の微細な損傷の修復が加齢による遅延で追いついてないのかもしれない。トシは取りたくない。
 今日のランニング。17.0 km/121 min。今月の累計距離 136.9 km。

2011年5月12日 (木)

トイレットペーパー

 JR北海道が6月中旬までに有人駅すべてにトイレットペーパー設置。これは久々のビッグニュースだなあ。ぼくの身体的弱点はというと、頭と顔を棚にあげると何といっても消化器。ふだんから食べ過ぎたり飲み過ぎたりするとすぐに下痢するし、緊張する場面や大事な仕事の直前などにそわそわとトイレに通ったりと、IBS(過敏性大腸症候群)の傾向がある。朝の講義の直前に出勤して講義室に駆け込むなどという芸当は絶対無理。少なくとも30分は早く行って体調(腹調?)を整えてからでないと緊張する講義は乗りきれない。
 なので外出先でのトイレの確保は常に重要課題であり、ふだんの行動範囲の公共トイレの位置や様態は熟知している。通勤経路のJR駅などは最たるもので、なかでも朝の桑園駅はお世話になる頻度がかなり高い。その札幌圏のJR駅トイレにトレペがないのが不満のひとつだった。列車内のトイレには通勤車両でもちゃんとペーパーがついているのにだ。もちろんこういう欠陥体質だからティッシュペーパーの携行は必須で、財布やハンカチ忘れてもティッシュは絶対持ち歩いているから、駅のトイレでも困ることはないのだけれど、それでもトイレに常備されているのとないのとでは安心感が違う。ちなみに桑園駅には隣接した東側と西側の高架下にそれぞれイーストプラザとウエストプラザという小ぶりな飲食街があり、そこにあるトイレにはこれまでもちゃんとペーパーが常備されている。個室はそれぞれ1個しかないけれど、駅のトイレより占拠率が低いので、ぼくはそちらを利用することも多いのだけど。
 それはともかく、「設置が12日の桑園駅を皮切りに」というのが格別うれしいな。別にぼくが個人的に要望出したわけじゃないんだけど。これで朝の寄り道が少し快適になる(笑)。
 今日のランニング。6.1 km/35 min。今月の累計距離 119.4 km。

2010年7月 5日 (月)

「食のリスク学」

★★★☆☆。
 内容を見ないでタイトルだけで買うとこういうことになる。まとまった書き下ろしではなくて、講演、対談、ブログなどをまとめたよくある編集本だった。なので内容はいいけど少し減点。2000円もするのだから本はちゃんと書いてよね。
 「食の安全・安心」がひとつのキーワードになっている時代なので、この手の本は最近よく目にする。本書にも登場する、松永和紀、高橋久仁子、畝山智香子あたりが情報発信源で、ぼくも何冊か読んでいる。いかにもまっとうな内容であり、巨大情報源であるマスコミやネットが大量かつ無責任に垂れ流している内容と相容れない科学的誠実さに満ちている。
 本書は、著者の専門領域であるリスク評価の観点で定量的な考察がなされているところがセールスポイントだろう。取り上げられている内容は目新しくないけれど、数式できちんと説明されるととても説得力がある。人は自分の財布で買い物するときは真剣にコスト計算するくせに、一般論になると偏執狂のようにゼロリスクをもとめがちだ。それがいかに不合理で、間尺に合わないか、それはリスクベネフィット計算で明快にあらわされる。
 が、本というものは数式がひとつ出てくると売り上げが10%落ちるという説があるように、だから一般受けするかというとそれは別問題だ。よほど関心のある人以外、2000円払って一般の人は買わないだろう。なら手軽な新書判くらいに書き直したらどうだろうか。主婦は買ってくれるだろうか。たぶん似たようなものではないか。テレビのワイドショーで集中して取り上げたらどうだろう。おそらくそれが一番効果があると思う。だけど絶対テレビ局はやらないだろう。
 一般市民がテレビや新聞が客観的で正確な情報源だと根本的な誤解をしているうちは、食の安全に限らず社会がいい方向に向かうとはとても思えない。

2010年1月16日 (土)

「ほんとうの「食の安全」を考える」

特に目新しいことが書かれているわけではないけれど、必要なことがまとまっていて読みやすい好著。こういう本を多くの人に読んでもらいたいと思う。
ただ、内容がいいだけに惜しいと思うことも。一般向けの科学書にいえることだけど、こんなふうに数字がたくさん出てくる本がなぜ縦書きなのだろう。理数系の専門書や教科書はほとんど左開きの横組みなのに、一般向けとなると科学書でもたいていが右開きの縦組みになってしまう。五〇〇グラム×一〇〇×〇.〇〇〇三パーセントなんて縦書きに書かれたら読みにくくてしかたない。500g×100×0.0003%のほうがずっとコンパクトでわかりやすいのに。数式がひとつはいると売上げが10%下がるという話があるらしいから、ひょっとしたら一般向けの本は横書きというだけで売れなくなってしまうなんてことがあるのだろうか。
それと、特に前半にMRLだのADIだのアルファベットの略号が頻出するのもマイナスな気がする。漢字ならパッと見て意味がつかめるけど英字はそれができないので、どうしてもそこでつっかえるか読み飛ばすかしてしまう。
とはいうものの、タマネギが食品添加物だったらとか、二倍効果あるダイエット法とか、リスクベネフィットバランスでの天気予報と傘の話とか、随所に出てくる著者の工夫のたとえ話はうまく、なるほどと感心させられた。授業で使えそう。
でも、本気で一般向けに売ろうとしたら帯のキャッチコピー、地味すぎやしないか。光文社新書だったらなんて書くだろうと思ってしまう(笑)。科学系出版社の限界なんだろうか。いくら正論でも読んでもらえなければ何にもならない。はびこるテレビのエセ科学バラエティ番組に勝つのは容易なことではないんだよな。

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