二等三角点「長都村」
恵庭・千歳エリアの三角点歩き、続いては千歳市にはいって久々の二等三角点である「長都村」へ。探訪日は2023年7月28日。
アクセスは恵庭駅の次のサッポロビール庭園駅。ただしここからもちょっと遠く、5キロほど歩かねばならない。サッポロビール庭園駅は快速エアポートが停まらないので、鈍行電車でのんびりと行く。この駅には初めて降りた。名前の通りサッポロビール工場のすぐ近くで、跨線橋があるだけの簡素な無人駅だが、上下2本の立派な待避線があり列車の追い抜きが頻繁に行われる。ぼくが乗ってきた鈍行もここで後続のエアポートに抜かれた。
駅の東口(H地点)へ出ると、すぐ横を国道36号恵庭バイパスがオーバークロスしている。まずそこの側道を国道沿いに北へ進む(I地点)。跨線橋から下ってくるバイパスと合流して少し行くと右に分岐があるのでそちらへはいる(J地点)。分岐というよりもともと農道東二線の一部をバイパスに借用して、ここからバイパスが左にカーブするために分岐状になったというのが正しい。あとはのどかな牧場や農地が広がる中をひたすら北上する。碁盤目の農地6ブロック目の交差点が道道島松千歳線で、そこを右折する(L地点)。曲がって1ブロック行くと千歳市にはいり、右手に釜加神社の小さな森がある。三角点は鳥居を抜けた参道右手の木の間のコンクリート管の中で、標柱が立っているのですぐにわかる。
二等三角点なので由来は古く、点の記によれば明治時代1910年の設置。その後1974年に再設置となっている。神社自体は昔からあるが、明治時代の最初の三角点は、古い地図によればちょうど現位置の1ブロック南の農道上の点だ(新旧地図比較マーカー位置)。土地利用の都合かなんかで邪魔にならない神社境内に移設したのかもしれない。鉄蓋マンホールの中の地中に設置された三角点は多いが、ここは地上に突き出したコンクリート管の中と変わった様式だ。蓋は簡単に開けられて中の標石を見ることができる。標石は新しく二等表記が左書きなので移設時に更新されたものだろう。点名の「長都村(おさつむら)」はこのあたりの地名だ。
〇二等三角点「長都村」
北緯 42°53′44″.0974
東経 141°38′02″.0520
標高 (m) 12.09

サッポロビール庭園駅東口(H地点)

駅横の国道36号跨線橋(H地点)

国道の側道へ曲がる(I地点)

国道に合流

国道36号から右へはいる道の角(J地点)

東二線にはいった北方向(J地点)

のどかな牧草地を行く

東二線と道道600号の交点を右折(L地点)

道道を曲がった東方向(L地点)

釜加神社入口

参道の右手に三角点(矢印)

全景

蓋を取った中に標石

位置図a(国土地理院地図(電子国土web)に一部記入)

位置図b(国土地理院地図(電子国土web)に一部記入)

新旧地図比較(今昔マップ on the web)
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